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■用語 無精子症 [用語(む)]



[ダイヤ]男性の精液中に精子が認められない状態
 無精子症とは、男性の精液の中に、卵子と結合して個体を生成する精子が認められない状態。
 男性の精液の大部分は、陰茎の奥にある前立腺(ぜんりつせん)と、その前立腺の奥にある精嚢腺(せいのうせん)で作られ、前立腺成分が約20パーセント、 精嚢腺成分が約70パーセントを占めます。そのほかにも、精巣(睾丸〔こうがん〕)や精巣上体(副睾丸)、精管でも一部作られます。
 運動能力を持つ男性の精子のほうは、精巣の中で精原細胞から分化して作られ、精子を運ぶ精管が精巣のすぐ近くで膨れている精巣上体において成熟し、精嚢腺と前立腺で分泌された精液と一緒になって、尿道に出ていくのが射精です。射精によって精液が尿道から出ていく際には、最初は主に前立腺からの成分、続いて精嚢腺からの成分が出ていきます。
 男性の100人に1人は、無精子症といわれています。この無精子症は、閉塞(へいそく)性無精子症と非閉塞性無精子症の2つの型に分類されます。
 閉塞性無精子症は、精巣の中で精子が作られているものの、精巣から体外へ出ていく精路のどこかが閉塞しているために、精子が精液と合流して体外へ出ていくことができず、射出精液中に精子が認められない状態を指しています。無精子症の15〜20パーセントを占めているといわれています。
 原因となる疾患は、両側精巣上体炎、小児期の両側鼠径(そけい)ヘルニア術後、精管切断(パイプカット)術後、原因不明の精路閉塞症、先天性両側精管欠損症などです。
 一方、非閉塞性無精子症は、精子が精巣から体外へ出ていく精路があるにもかかわらず、精巣の造精機能の低下により、精巣で全く精子が作られていない状態、もしくは射出精液中に精子が認められない状態を指しています。無精子症の80~85パーセントを占めているといわれています。
 原因となる疾患は、X染色体が1つ以上多いクラインフェルター症候群などの染色体異常症、脳下垂体と視床下部の障害による性腺刺激ホルモンの低下、おたふく風邪による精巣炎、高プロラクチン血症による精子形成の低下、薬の副作用による性腺刺激ホルモンの低下、精巣が陰嚢(いんのう)内に位置していない停留精巣、精巣の上の精索部の静脈が拡張しこぶができた精索静脈瘤(りゅう)などです。
[ハート]無精子症の検査と診断と治療
 泌尿器科の医師による診断では、精液検査の結果、射出精液中に精子が存在しない場合に無精子症と判断します。
 精巣の大きさに問題がなく、ホルモン検査では脳下垂体から分泌される性腺刺激ホルモン(ゴナドトロピン)の値が正常値で、精管に閉塞部位が認められれば、ほぼ閉塞性無精子症と判断できます。ただし、性腺刺激ホルモンの値が正常値でも、まれにY染色体の特定部位の微小欠失により、精巣内での精子の成熟が途中で停止しているケースでは、非閉塞性無精子症と判断します。
 また、精液検査の結果、精液中に精子が一つも存在しないという場合でも、数少ない精子が精巣内で作られていることがあり、それを調べるために精巣組織検査を行うことがあります。
 泌尿器科の医師による閉塞性無精子症の治療では、精子が精巣から体外へ出ていく精路を再開させる精路再建手術を行います。閉塞部位が短く手術でつなぎ合わせることができれば、精液に精子が出るようになり、自然妊娠も期待できます。
 先天性の精管欠損症などで閉塞部位が長い場合は、手術では治療できません。この場合は、閉塞性無精子症の人では精巣で精子が作られているため、精巣精子採取法によって、精巣の精細管や精巣上体、精管から精子を直接取り出し、排卵誘発によって採卵した卵子とともに体外受精という方法を用いて妊娠を期待します。
 泌尿器科の医師による非閉塞性無精子症の治療では、精巣組織検査で数少ない精子が精巣内で作られていることが確認された場合に限り、顕微鏡下精巣精子採取法によって精巣の中を隅々まで観察し、精子がいる可能性の高い精細管を採取して精子を探し出し、排卵誘発によって採卵した卵子とともに顕微授精という方法を用いて妊娠を期待します。精子が一つでも探し出せれば、妊娠する確率はゼロではありません。
 何らかの原因により性腺刺激ホルモンが低下し、造精機能が障害されている場合には、ホルモン補充療法を行い、精巣で精子が作られるようになることを期待します。


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■用語 ムンプス精巣炎 [用語(む)]

[ダイヤ]流行性耳下腺炎の原因となるムンプスウイルスが感染し、精巣に炎症が起こる疾患
 ムンプス精巣炎とは、流行性耳下腺(じかせん)炎の原因となるムンプスウイルスに感染することによって、男性の生殖器官である精巣に炎症が起こる疾患。ムンプス睾丸(こうがん)炎とも呼ばれます。
 精巣、すなわち睾丸は、男性の陰嚢(いんのう)内に左右各1個あって卵形をしており、男性ホルモンおよび精子を産生しています。
 ムンプス精巣炎は、ムンプスウイルスの血行感染によって起こり、思春期以降に、おたふく風邪、あるいはムンプスとも呼ばれる流行性耳下腺炎にかかった人の10〜30パーセントが、ムンプス精巣炎も合併して発症します。
 思春期以降に、流行性耳下腺炎にかかる人は、小児期にかかっていなかったり、ワクチンの予防接種を受けていなかったりして、ムンプスウイルスに対する免疫を持っていない人です。
 思春期以前に、流行性耳下腺炎に合併してムンプス精巣炎を発症することは、まれです。
 症状は、流行性耳下腺炎を発症した4〜7日後に、急激な精巣の痛みとはれが起き、陰嚢の発赤、発熱、頭痛、悪心、倦怠(けんたい)感などが現れ、3〜7日くらい続きます。通常、排尿に関する症状はありません。
 まれに精巣の委縮を起こすこともありますが、大部分は片側だけの精巣に炎症が起こります。両方の精巣に炎症が起こると、後遺症として無精子症など男性不妊の原因になることがあります。
 完全な男性不妊の原因となることは比較的まれながら、回復後に精子数の異常がみられ、受精能力が減退することもあります。
 ムンプス精巣炎を発症したら、できるだけ精巣へのダメージを少なくするため家で安静にし、陰嚢をつり上げて固定し、さらに冷湿布をすると痛みは軽くなります。
 男性不妊になるのを予防するためには、やはり一度は泌尿器科の専門医を受診しておいたほうが安心です。
[ダイヤ]ムンプス精巣炎の検査と診断と治療
 泌尿器科の医師による診断は、精巣の痛み、はれ、硬化などの症状から簡単に判断できます。流行性耳下腺炎の先行と、咽頭(いんとう)や精液からのウイルス分離や、血液中のウイルスに対する抗体の値が初回より2回目の測定で上昇することで、確定できます。尿中に、うみや細菌は認められません。
 泌尿器科の医師による治療としては、全身の安静、陰嚢の固定や冷湿布とともに、ムンプスウイルスが原因の時は抗生物質は有効ではないため、熱を抑えるための消炎鎮痛剤を投与します。
 陰嚢の固定では、スポーツ用のサポーターや大腿(だいたい)部の間に張った粘着テープで陰嚢を支えることもあります。
 1週間程度で炎症は治まりますが、長期化したり両側の陰嚢に炎症を起こすと、精巣の中の精子の元になる細胞が死んでしまい、精巣が委縮し、男性不妊の原因になります。ムンプス精巣炎の20〜30パーセントに、男性不妊が起きると見なされています。

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■用語 ムンプス髄膜炎 [用語(む)]

[耳]流行性耳下腺炎の原因となるムンプスウイルスが髄膜に感染し、炎症が起こる疾患
 ムンプス髄膜炎とは、脳を取り巻き、内側から軟膜、くも膜、硬膜の三層からなる髄膜に、流行性耳下腺(じかせん)炎の原因となるムンプスウイルスが感染し、炎症が起こる疾患。流行性耳下腺炎の合併症の一種です。
 流行性耳下腺炎のほうは、耳の前から下にかけてのはれを特徴とし、しっかりはれると、おたふくのお面のように下膨れするので、おたふく風邪、あるいはムンプスとも呼ばれます。
 流行性耳下腺炎は、感染者の唾液(だえき)から飛沫(ひまつ)感染します。流行に周期性はなく、季節性も明確ではありませんが、春先から夏にかけて比較的多く発生します。かかりやすい年齢は1~9歳、とりわけ3~4歳。感染しても発症しない不顕性感染が、30~40パーセントの乳幼児、学童にみられます。子供の時に感染しなかった場合は、成人になってからでも発症します。
 耳の下の唾液腺の一種である耳下腺がはれることで知られますが、ムンプスウイルスは、体中を回って、ほかのいくつかの臓器にも症状を起こします。
 突然、37~38℃の発熱が1~2日続いた後に、耳の下に痛みを覚え、片側の耳下腺がはれてきます。子供は口を開けたり、触ったりすると痛がります。発熱せず、最初から耳下腺がはれてくるケースもあります。
 一般的に、1~3日して、もう片方の耳下腺がはれてきますが、4人に1人は片方の耳下腺しかはれません。はれは3日目ぐらいが最もひどく、その後、徐々にひいて、5~7日で消えていきます。
 この流行性耳下腺炎の合併症には、ムンプス髄膜炎のほか、ムンプス難聴、ムンプス睾丸(こうがん)炎が知られています。
 ムンプスウイルスは中枢神経系に親和性があるため、流行性耳下腺炎の合併症として最も頻度の高いものがムンプス髄膜炎で、約3〜10パーセントに合併するといわれています。
 そのほか、流行性耳下腺炎の中枢神経合併症としては、髄膜脳炎、脳炎があります。感染した単核球(リンパ球)を介して、中枢神経系に侵入するといわれています。
 通常、耳下腺のはれから5日くらいたってから、ムンプス髄膜炎を発症することが多いといわれていますが、耳下腺のはれより前に発症したり、耳下腺のはれを認めずに発症する場合もあります。
 症状は、年齢によって多少違いがあります。年長児や成人では、頭痛、嘔吐(おうと)、首が強く突っ張る項部強直などが多く認められます。年少児では、これらの症状がはっきりしない場合が多いといわれています。
 さらに、炎症が脳そのものまでに及ぶと髄膜脳炎、脳炎を合併し、意識障害や手足のけいれんを起こすこともあります。
 流行性耳下腺炎の経過中に髄膜炎を疑わせる症状がある場合は、早めに小児科あるいは内科を受診する必要があります。
[耳]ムンプス髄膜炎の検査と診断と治療
 小児科、内科の医師による診断では、流行性耳下腺炎の発症時に発熱、嘔吐、頭痛、項部硬直などの症状を認めた場合は、通常、脊髄(せきずい)液を腰椎(ようつい)から穿刺(せんし)する髄液検査を行います。
 髄液の検査所見では、単核球(リンパ球)を主とする細胞の増加が認められます。髄膜炎を疑わせる症状がなくても、髄液検査を行うと髄液中の細胞が増えていることもあります。
 髄液からのウイルス分離で、ムンプスウイルスを証明します。あるいは、RTーPCR法(逆転写酵素ーポリメラーゼ連鎖反応法)を用いて、ウイルス遺伝子(RNA)を検出します。最近の分子生物学的手法により、ウイルスがワクチン株(ワクチン由来)か野生株かの判定が可能になりました。
 髄膜炎や脳炎の程度を見るために、CT(コンピューター断層撮影)検査やMRI(核磁気共鳴画像)検査も行います。
 小児科、内科の医師による治療では、流行性耳下腺炎にムンプス髄膜炎を合併した場合は、通常、入院治療が必要になりますが、ウイルスに特異的な治療法がないため、発熱や痛みに対する対症療法が行われます。
 髄液検査において穿刺(せんし)をすると、頭痛や嘔吐がある程度改善します。一般的に予後は良好で、後遺症を残すことはほとんどありません。髄膜脳炎を合併した場合でも、ほかの原因による髄膜脳炎に比べると予後は良好といわれています。
 ムンプス髄膜炎の予防は、流行性耳下腺炎ワクチンを接種することにより流行性耳下腺炎の発症そのものを防ぐ以外、方法はありません。




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■用語 ムンプス難聴 [用語(む)]

[耳]流行性耳下腺炎の原因となるムンプスウイルスが内耳に感染し、急性発症する難聴
 ムンプス難聴とは、流行性耳下腺(じかせん)炎の原因となるムンプスウイルスが内耳に感染し、急性に発症する難聴。流行性耳下腺炎の合併症の一種です。
 流行性耳下腺炎のほうは、耳の前から下にかけてのはれを特徴とし、しっかりはれると、おたふくのお面のように下膨れするので、おたふく風邪、あるいはムンプスとも呼ばれます。
 流行性耳下腺炎は、感染者の唾液(だえき)から飛沫(ひまつ)感染します。流行に周期性はなく、季節性も明確ではありませんが、春先から夏にかけて比較的多く発生します。かかりやすい年齢は1~9歳、とりわけ3~4歳。感染しても発症しない不顕性感染が、30~40パーセントの乳幼児、学童にみられます。子供の時に感染しなかった場合は、成人になってからでも発症します。
 耳の下の唾液腺の一種である耳下腺がはれることで知られますが、ムンプスウイルスは、体中を回って、ほかのいくつかの臓器にも症状を起こします。
 突然、37~38℃の発熱が1~2日続いた後に、耳の下に痛みを覚え、片側の耳下腺がはれてきます。子供は口を開けたり、触ったりすると痛がります。発熱せず、最初から耳下腺がはれてくるケースもあります。
 一般的に、1~3日して、もう片方の耳下腺がはれてきますが、4人に1人は片方の耳下腺しかはれません。はれは3日目ぐらいが最もひどく、その後、徐々にひいて、5~7日で消えていきます。
 この流行性耳下腺炎の合併症には、ムンプス難聴のほか、ムンプス髄膜炎、ムンプス睾丸(こうがん)炎が知られています。ムンプス難聴になるのは、流行性耳下腺炎の発症者1万5000人に1人程度といわれています。また、15歳以下、特に5~9歳が合併しやすいとされています。
 耳下腺のはれる4日前から、耳下腺のはれが現れてから18日以内に、ムンプス難聴は発症します。発症すると、耳の奥にある内耳の蝸牛(かぎゅう)にあって、音を感じ取る有毛細胞という感覚細胞に障害が生じるために、片方の耳に重度の感音難聴が起こるのが一般的です。まれに、両方の耳に重度の感音難聴が起こることもあります。
 そのごく初期の段階で、周波数の高い音を聞き取る聴力が低下します。周波数の低い音は聞き取れるため、日常の会話ではなかなか気付けません。重度になると、聴力が急激に低下し、高い音が聞き取りにくくなります。ひどい場合には、全領域の音が聴こえなくなり、難治性です。耳鳴りやめまいを伴うこともあります。
 症状を適切に訴えられない幼児、小児では、聴力の低下が見逃されている場合もあり、ムンプス難聴は子供時代にいつの間にか聴力を失っている主要な原因の一つです。
 難聴の発生は、耳下腺のはれの強さとは無関係で、耳下腺がはれない不顕性感染でも難聴が発生することがあります。
 また、片方の耳に重度の感音難聴が起こった後、長い年月を経てから回転性めまい発作や聴力低下を来し、症状が繰り返すことがあります。これを遅発性内リンパ水腫(すいしゅ)と呼びます。
 片方の耳の重度感音難聴に遅発性内リンパ水腫が合併して発症する頻度は、15~20パーセントといわれています。原因は、内耳に入っている内リンパ液が過剰に増えることによると考えられています。
 遅発性内リンパ水腫は、重度感音難聴側の耳が原因で起こる同側型と、聞こえのよい側の耳が原因で起こる対側型とに分類されます。まれに、両側型もあります。
 同側型の場合はすでに難聴になっているため、回転性めまい発作の繰り返しが主な症状で、対側型の場合は回転性めまい発作の繰り返しと、聞こえのよい側の耳の聴力の変動が症状となります。
 流行性耳下腺炎を発症した時に、ムンプス難聴になっていないかを調べる方法として、耳元で指こすりをするものがあります。指こすりは、適度に高い音域で小さな音です。
 もし、指こすりで聴力の低下が認められたら、耳鼻咽喉(いんこう)科を受診することが勧められます。
[耳]ムンプス難聴の検査と診断と治療
 耳鼻咽喉科の医師による診断では、症状によって判断しますが、耳下腺がはれない不顕性感染でも難聴が発生することもあるため、確定診断には血液検査でムンプスウイルスに対する抗体価を測定します。
 難聴の度合は、純音聴力検査を行って判断します。耳の障害部位をある程度特定するために、聴性脳幹反応、耳音響放射、画像診断など特殊な検査を行うこともあります。
 耳鼻咽喉科の医師による治療では、ムンプスウイルスに効く薬はなく、引き起こされたムンプス難聴にも有効な治療法がありませんので、少ない可能性を信じてステロド剤(副腎〔ふくじん〕皮質ホルモン)の投与を行いますが、聴力の改善はほとんど期待できないのも事実です。
 片方の耳が正常であれば、通常の社会生活には問題はなく、補聴器や人工内耳などは適応にはなりません。両側の耳がムンプス難聴になった場合、または全領域の音が聴こえなくなった場合は、人工内耳の適応となり、それを挿入する手術を行うこともあります。
 ムンプス難聴は発症すると治療が困難なため、流行性耳下腺炎を予防するワクチン接種を受けることが勧められます。
 遅発性内リンパ水腫の治療は、同様の病態を示すメニエール病に準じて行います。根本的な治療法は見付かっていないため、回転性めまい発作時にその症状を抑えるための薬物による対症療法が基本になります。
 回転性めまい発作を起こしている時には、まず、めまいを止める薬を点滴します。落ち着いたら、内リンパ液を減らす薬を点滴。それで聴力が回復したなら、ステロド剤(副腎〔ふくじん〕皮質ホルモン)中心の薬による治療が行われます。
 具体的には、循環改善剤、血管拡張剤、ビタミン剤、利尿剤などが使われ、末梢(まっしょう)血管の血行をよくしたり、体内の余分な水分を排出することで、内リンパ水腫の状態を緩和します。また、発作時には、鎮痛剤を使用することもあります。
 背景に自律神経失調やストレスがある場合は、自律神経調節薬や抗不安剤などを用います。
 薬で症状が改善せず、頻繁に再発を繰り返す場合は、内耳の過剰なリンパ液を取り除くなどの手術も行われます。
 遅発性内リンパ水腫の確立された予防方法はありませんが、体調やストレスなどが発症の誘因となりやすいため、普段から規則正しい生活をして、ストレスをためないように心掛けることが重要です。




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