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■用語 メラトニン [用語(め)]

[夜]脳の松果体(しょうかたい)から分泌されるホルモンで、睡眠と覚醒(かくせい)のサイクルを調節しています。
 分泌量は目から入ってくる光の量によって変化し、血中のメラトニン濃度が上昇すると眠気を感じるようになっています。夕方から夜にかけて暗くなるにつれ分泌量が増え、夜中にピークに達し、その後朝にかけて減少、明るい日中はほとんど分泌されません。
 高齢者の眠りが浅いのは、加齢とともにメラトニンの分泌量が減少することが一因ともいわれています。
 化学合成で製造できるため、アメリカでは薬やサプリメントとして販売され、抗酸化物資として働き体内の酸化を押さえる作用、生体リズムの調節作用、催眠作用、性腺抑制作用があるとされています。日本では薬事法により、薬としてメラトニンを製造、輸入、販売することは、認められていません。 個人輸入により個人の責任において使用することは、可能です。

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■用語 メラニン [用語(め)]

[アート]皮膚や毛、目などにある黒色または黒褐色の色素で、このメラニンの量によって肌や髪、目の色が決まります。
 皮膚の場合、皮膚の表面の部分である表皮の一番奥の基底層にあるメラノサイトという細胞によって作られ、紫外線を吸収して肌を守る働きがあります。紫外線などの刺激を受けるとメラノサイトがメラニンを作り出し、表皮より奥に紫外線が入らないようブロックします。
 刺激を受け続けたり、肌の新陳代謝がうまくいかなかったりすると、表皮の奥にメラニンがとどまってしまい、しみやそばかすとなります。

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■用語 免疫 [用語(め)]

[パンチ]異物や細菌、ウイルスなどを認識して排除し、体を守ろうとするのが免疫で、人間が本来持っている働きです。また、感染症などに一度かかって回復すると、その病気に対して抵抗力を持つようになることをいいます。
 人間の体は、体外から入ってきた異物や病原体、毒素などと、体内で発生したがん細胞などの異物を認識し、これらを攻撃、排除しようとします。体を守る大事な仕組みであり、生体防衛機能でもあるのですが、時として、アレルギーや、自分自身の細胞や蛋白(たんぱく)質を攻撃してしまう自己免疫疾患の原因となることがあります。
 関節リウマチなどの膠原(こうげん)病は、この自己免疫疾患に含まれます。

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■用語 免疫療法 [用語(め)]

[るんるん]生体の免疫反応を利用した治療法をいいます。病原体や、がん細胞などの異物を直接攻撃するのではなく、個体の免疫反応を強化し、本来の自己防衛機能を高めることにより病気を治療します。
 ワクチンや免疫抑制剤・免疫賦活剤の投与、抗体療法などがあります。

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