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■熱中症、25日までの1週間で291人搬送 消防庁が今年初めて発表 [健康ダイジェスト]

 総務省消防庁は27日、5月19日から25日までの1週間で、全国で熱中症により病院に救急搬送されたのは291人だったと速報値を発表しました。搬送時に亡くなった人は、いませんでした。
 消防庁によると、搬送時の症状は、3週間以上の入院が必要な重症が3人、入院が必要な中等症が75人でした。
 年齢別では65歳以上の高齢者が145人で、ほぼ半数を占めました。都道府県別では、埼玉県の24人が最多で、愛知県と岡山県が21人でした。
 発表は今年初めてで、昨年より1週間早く集計を開始しました。毎週集計し、火曜日に消防庁のホームページで公表します。
 消防庁は、こまめな水分補給や室温の確認を呼び掛けています。
 一方、暑さが本格化して熱中症が心配される季節を迎えるため、環境省は5月12日から10月17日まで、「暑さ指数」の公開を行って、「危険」から「ほぼ安全」まで5段階で示して、注意を促しています。
 暑さ指数は、湿度や気温、日射量を元に算出。全国840地点で2日先までの予測値、実況値を示しています。好きな場所の予報や実況の情報をメールで配信するサービスも、行っています。
 環境省によると、特に注意が必要なのは、上から2段階に当たる「危険」と「厳重警戒」の時で、外出時は炎天下を避け、室内でも室温の上昇に注意が必要としています。また、運動時には、頻繁に休憩をとり、水分・塩分を補給し、激しい運動や持久走は避けるように呼び掛けています。
 消防庁によると、熱中症で搬送された人の数は昨年6~9月で5万8729人に上り、調査を開始した2010年以来過去最多となりました。
 暑さ指数は、「熱中症予防情報サイト」(http://www.wbgt.env.go.jp/)で見られます。

 2014年5月27日(火)

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