SSブログ

■用語 ペニス結核疹 [用語(へ)]



[ダイヤ]男性のペニスの先に当たる亀頭部に、結核疹が発生して硬くなる結核アレルギー性の皮膚疾患
 ペニス結核疹(しん)とは、男性のペニス(陰茎)の先に当たる亀頭(きとう)部に、結核疹が発生して硬くなる疾患。陰茎結核疹、陰茎結核とも呼ばれます。
 結核疹は、結核に対するアレルギー反応によって生じる皮疹です。この結核疹の一種であるペニス結核疹は、結核に元来過敏性を有している人が結核菌に感染した際、病巣部より少量の結核菌、あるいは結核菌由来の抗原物質が血行性に運ばれて、ペニス亀頭部に到達し、そこでアレルギー反応を起こして発症します。
 その多くは、腎(じん)結核や膀胱(ぼうこう)結核など泌尿器系の結核に続発、合併して発症します。
 ペニス結核疹を発症すると、亀頭部に米粒大よりやや小さな皮疹が発生して、硬いしこりとなり、やがて膿疱(のうほう)、潰瘍(かいよう)を経て、亀頭部の形状が不整形の凸凹となり、醜い瘢痕(はんこん)となって治癒します。軽度の圧痛がある程度で、痛みはほとんどありません。
 潰瘍はあまり増大せず、比較的速やかに搬痕となって治癒しますが、再発しやすく新旧の皮膚病変が並列することもあります。陰茎形成性硬結症、陰茎海綿体炎を合併することもあります。
 明治時代から昭和20年代にかけて、長らく死因のトップで国民病、亡国病とも呼ばれていた結核が減少している近年では、ペニス結核疹は極めてまれな疾患です。
[ダイヤ]ペニス結核疹の検査と診断と治療
 泌尿器科の医師による診断では、硬いしこりの視診、触診を行うとともに、皮膚病変部からは結核菌が発見されないものの、病理組織像は結核性肉芽腫(にくげしゅ)あるいは類上皮細胞性肉芽腫を示し、ツベルクリン反応はほぼ100パーセント陽性であることから、ペニス結核疹と確定します。
 先行する結核感染巣の特定、陰茎がんとの鑑別も行います。
 泌尿器科の医師による治療では、肺結核に準じて、抗結核剤のリファンピシン、イソニアジド、ピラジナミドの3剤、もしくは2剤を用いた初期化学療法を行います。抗結核剤を投与すると、よく反応して大部分が1カ月から5カ月で治癒し、再発もみられなくなります。
 皮膚結核の治療薬である丸山ワクチンの投与や、ツベルクリン減感作療法(免疫療法)を行うこともあります。
 抗結核剤が無効な場合は、外科的な治療で皮膚病変部を切除することもあります。


タグ:用語(へ)
nice!(5)  コメント(1)  トラックバック(0) 

nice! 5

コメント 1

ペニスを大きくすると包茎も治る

ペニスの衛生はもちろん大切だけど
俺の場合、短小包茎が悩みの種だった
それが・・ハーブを利用して家で治すことにとうとう成功した
時間はかかるけど、確実に包茎が良くなる
そして、サイズも改善
ここではペニスの亀頭のケアについて書かれているけれど
包茎を治するために
剥き癖とかやると、ペニスを痛めるリスクが大きい
だから俺は剥き癖はやらなかった
それが正解だと思う。
by ペニスを大きくすると包茎も治る (2015-01-22 06:40) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0