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■台湾、福島など被災5県産の食品回収を命じる カップ麺などの加工食品が対象 [健康ダイジェスト]

 台湾の食品衛生当局は24日、日本から輸入された加工食品のうち、東京電力福島第1原子力発電所の事故を受けて輸入停止の対象としている福島県など5つの県で生産された疑いのある商品が見付かったとして、業者に回収を命じました。
 台湾の食品衛生当局によりますと、日本から輸入されたカップ入り麺やインスタントコーヒー、しょうゆなど3000種類の加工食品を今月19~21日に検査したところ、台湾が輸入停止の対象としている福島、茨城、栃木、群馬、千葉の5つの県で生産された疑いのある283種類の商品が見付かったということです。
 多くは、日本では流通しているとみられる大手メーカーの商品で、この中には、日本語の表示と違う製造場所を示す中国語のラベルが貼られていたものがあったということです。
 これまでの検査では、放射性物質は検出されていないということですが、食品衛生当局は該当する食品を販売している日系百貨店やスーパーなどに回収を命じ、売り場から撤去される動きが広がっています。
 台湾では、日本の食品や農林水産物の人気が高く、アメリカ、香港に次いで日本から食品などを輸入していますが、東京電力福島第1原子力発電所の事故の後、消費者の一部には安全性への懸念が根強く残っています。
 これに対して、日本側は食品の厳しい検査を行っていて安全性は確保されているとして、台湾の食品衛生当局に対し5つの県からの輸入停止の措置を解除するよう求めています。

 2015年3月26日(木)

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