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■たばこ税、1本当たり3円増税へ 来年10月から3年間で段階的に [健康ダイジェスト]

 来年度の税制改正を議論している自民党税制調査会は、「紙巻きたばこ」にかけられている「たばこ税」を来年10月から2021年度まで、段階的に1本当たり3円増税する方針を固めました。
 一般的な「紙巻きたばこ」にかけられている「たばこ税」は現在、一部を除いて、1本当たり12・2円となっていますが、自民党税制調査会は厳しい財政状況を踏まえ、社会保障などに充てる財源を確保するため、引き上げに向けて検討を進めてきました。
 その結果、増税によって消費が減少し、税収が落ち込むことを避けるため、来年10月から2021年度まで、段階的に1本当たり3円増税する方針を固めました。
 たばこ増税は、2010年度に1本3・5円(1箱で70円)引き上げられて以来、8年ぶりとなります。今回は一度に増税せず、来年10月に1本当たり1円増税し、2019年度は消費税率が10 %に引き上げられるため増税を見送り、2020年度と2021年度にそれぞれ1円ずつ増税するとしています。
 2015年度のたばこ税収は約2・2兆円で、1本当たり3円の増税が実現されれば、2000億円から3000億円程度の増収になると見込んでいます。 
 自民党税制調査会は公明党とも調整を進めた上で、今月14日に取りまとめを予定している税制改正大綱に盛り込みたいとしています。
 自民党税制調査会は、通常のたばこより税金が安く設定されている「加熱式たばこ」も来年10月から増税する方針ですが、健康への悪影響が比較的小さいとして与党内には増税に慎重な声もあり、増税額などの調整を続けます。

 2017年12月3日(日)

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