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■インフルエンザの流行拡大、患者数は推計124万人 複数のウイルスが流行 [健康ダイジェスト]

 全国のインフルエンザの患者数は直近の1週間(1月1~7日)におよそ124万人と推計されるなど流行が拡大しており、専門家は受験を控えた生徒や高齢者などに手洗いやマスクの着用の徹底などを呼び掛けています。
 国立感染症研究所によりますと、1月7日までの1週間に全国およそ5000の定点医療機関から報告されたインフルエンザの患者数は、1医療機関当たり16・31人となり、この数値を元に推計した全国の患者数はおよそ124万人と、前の週から23万人程度増加し流行が拡大しています。
  都道府県別にみますと宮崎県が34・17人と最も多く、次いで沖縄県が31・76人、大分県が28・93人と、九州・沖縄地方の各県で多くなっているほか、滋賀県で25・38人、岐阜県で25・28人などとなっています。
 また、12月31日までの4週間に検出されたウイルスを分析した結果、9年前に「新型インフルエンザ」として流行したH1N1型ウイルスがおよそ6割と最も多いほか、B型のウイルスも3割ほど検出されているということです。
 国立感染症研究所の砂川富正室長は、「複数のウイルスが流行する状態で、1度感染しても再度、感染する恐れがある。特に受験を控えた生徒や高齢者は手洗いやマスクの着用などの対策を徹底するとともに、家族に感染の疑いがある時はタオルの共有をしないことや別室で休むなど、接触を避けて感染を予防してほしい」と呼び掛けています。

 2018年1月15日(月)

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