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■世界の新型コロナウイルス感染者3264万人、死者99万人 中国 、ワクチン6億回分を年内に生産見通し [健康ダイジェスト]

 アメリカのメリーランド州ボルチモアに本部を置くジョンズ・ホプキンス大学のまとめによりますと、新型コロナウイルスの感染が確認された人は、日本時間の27日午前3時の時点で、世界全体で3264万7382人、亡くなった人は99万473人に上っています。
 感染者が最も多い国はアメリカで705万3171人、次いでインドが590万3932人、ブラジルが468万9613人、ロシアが113万8509人、コロンビアが79万8317人です。
 亡くなった人が最も多い国もアメリカで20万4093人、次いでブラジルが14万537人、インドが9万3379人、メキシコが7万5844人、イギリスが4万2060人となっています。
 一方、中国の製薬会社などが開発を進める新型コロナウイルス不活化ワクチンについて、中国政府は、4種類が最終段階の臨床試験に進んでいるとした上で、年末までにおよそ6億回分を生産できるという見通しを示しました。
 中国科学技術省の呉遠彬局長は、25日の会見で、11種類のワクチンについて臨床試験を行っており、このうち4種類が最終段階に進んでいることを明らかにし、「開発は順調だ」と述べました。
 最終段階の臨床試験は国外でも行っており、国有企業の傘下の「中国生物技術」が開発中の2種類のワクチンは中東で3万5000人以上に投与され、目立った問題は起きていないとしています。
 また、製薬会社「シノバック」のワクチンは南米や東南アジアで、「カンシノ・バイオロジクス」と人民解放軍の研究所が共同で開発中のワクチンはアジアとヨーロッパで、それぞれ最終段階の臨床試験を行っているということです。
 ワクチンによってかえってウイルスの感染や増殖が強まる「抗体依存性感染増強(ADE)」と呼ばれる現象については、会見に同席した専門家は「今のところ確認されていない」と述べました。
 さらに、国家衛生健康委員会の鄭忠偉主任は、この年末までに6億1000万回分のワクチンの生産が可能で、来年には10億回分以上の生産が可能だという見通しを示しました。
 ワクチンの開発が順調に進んでいることをアピールする背景には、国際的な影響力を強めたいという狙いがあるとみられます。

 2020年9月27日(日)

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Edwardvow


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by Edwardvow (2020-09-27 15:29) 

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