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■ベトナム・ホーチミン市、3カ月ぶりに外出制限措置を解除 [健康ダイジェスト]

 ベトナム経済の中心地ホーチミン市は1日、新型コロナウイルス感染対策のため3カ月にわたって実施してきた外出制限措置を解除しました。
 人口約9762万人のベトナムのコロナ累計感染者79万人のほぼ半数、死者1万9300人については4分の3を、人口約900万人のホーチミン市が占めています。
 感染の急拡大を抑えるため住民の食料の買い出しさえも禁止され、市内外への交通手段のほぼすべてが停止しました。
 しかし、新規感染者数が徐々に減少したことから、軍の兵士が同日、道路に設置されていた柵や地区を分断していた検問所の撤去を開始しました。
 大半の事業所の営業再開が認められ、新型コロナワクチンを接種済みの人は市内を自由に移動できるようになったため、道路は数カ月ぶりに混雑しました。
 当局は他の省への移動を引き続き禁止しているものの、多くの人が帰省しようとバイクに乗って市外に続く道に設置された検問所前に集まりました。
 ベトナムでは今夏、人口の3分の1余りが外出制限下に置かれ、主要産業の製造業が大打撃を受けたほか、サプライチェーン(部品供給網)にも影響が出ました。

 2021年10月1日(金)




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