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■世界のサル痘感染者が2000人超える 性的接触での感染が多発 [健康ダイジェスト]

 欧米を中心に感染が広がっている「サル痘」について、アメリカの衛生当局は、今年に入ってからの世界全体の感染者が2000人を超えたと発表しました。
 アメリカの疾病対策センター(CDC)は、15日までに世界のサル痘の感染者が2027人確認されたと発表しました。
 欧米を中心に36の国で感染が確認されており、イギリスが524人と最も多くなっています。
 一方、世界保健機関(WHO)は「疑い例」も含めると、感染者は3000人を超えるとしています。
 性的接触で感染するケースが多いことから、サル痘が性感染症である可能性を調査しているとも明らかにしました。
 サル痘はリスなどのげっ歯類が自然宿主として考えられ、天然痘同様の症状を伴う急性発疹性疾患で、アフリカに発生する風土病とされてきました。潜伏期間は5〜21日で、致死率は数%〜10%とされています。初期症状は、発熱、悪寒、背中の痛み、筋肉痛、リンパ節のはれなどで、発熱後1~3日で膿(うみ)を伴う特徴的な発疹が顔や四肢に現れ、口の中や性器、目にも発疹が現れることがあります。
 有効な予防方法は、症状のある人やサル痘を有する可能性のあるげっ歯類等のほ乳類との接触を避けることで、石けんやアルコールベースの消毒剤を使用した手指衛生を行うことも推奨されています。

 2022年6月16日(木)

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