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■死亡5人中3人に既往歴 70歳代3人、紅麹サプリ摂取 [健康ダイジェスト]

 小林製薬の「紅麹(べにこうじ)」を使用したサプリメントで健康被害の報告が相次いでいる問題で、亡くなった5人のうち3人には既往歴があったことがわかりました。
 厚生労働省は小林製薬から報告があった亡くなった5人について、男性が2人、女性が3人だったと公表しました。
 5人のうち3人には、前立腺がんや悪性リンパ腫、高血圧などの既往歴があったことがわかりました。
 年代は70歳代が3人、90歳代が1人、不明が1人でした。
 また、日本腎臓学会は小林製薬の「紅麹コレステヘルプ」などを服用したことによる健康被害の実態を把握するため、医師らに対してアンケート調査を行いました。
 4日時点の中間報告によりますと、95人の症例報告があり、ほとんどの患者に腎臓の尿細管の機能が低下する「ファンコニー症候群」の疑いがあったことがわかりました。
 95人の内訳は男性が29人、女性が66人で、年齢別では50歳代が43人と最も多く、次いで60歳代の患者が多くなっていました。
 また、初診日は12月以降に集中していました。
 95人のうち、4分の3ほどの患者がサプリメントの服用を中止することで、ある程度の改善がみられたということです。ステロイド治療などをしたのは4分の1でした。透析を必要としたのは3人で、うち2人はその後透析を離脱。もう1人は透析を維持したものの、サプリとの関連性は低いとされました。

 2024年4月9日(火)

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