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■オーストラリア、変異ウイルスの感染拡大 シドニーで26日夜から外出制限を導入 [健康ダイジェスト]

 新型コロナウイルスの感染拡大を抑え込んできたオーストラリアの最大都市シドニーで変異ウイルスの感染が拡大し、26日夜から外出制限が導入されました。
 オーストラリアは、厳しい国境管理や徹底した感染経路の追跡などで新型コロナの感染拡大を抑え込んでいて、シドニーでは5月上旬以降、海外からの入国者を除いて感染者は確認されていませんでした。
 しかし、6月16日、国際線の乗務員を送迎するリムジンバスの運転手が、インドで確認されたデルタ型変異ウイルスに感染しているのが判明して以降、市中感染が拡大しており、シドニーのあるニューサウスウェールズ州は26日、新たに29人の感染が確認されたと発表しました。
 こうした状況を受けて州政府は26日、現地時間の26日夜6時から7月9日まで、シドニー全域に外出制限を導入すると発表し、生活必需品の買い物などを除いて自宅にとどまるよう求め、陽性者と軽度に接触しただけでも感染の可能性があるとして注意を呼び掛けています。
 ニューサウスウェールズ州のグラディス・ベレジクリアン首相は26日の会見で、「どうか対策の手を抜かないでほしい。わずかな人でも手を抜けば、私たち全員が非常に厳しい状況に陥ることになる」と述べ、住民に規制を守るよう呼び掛けました。

 2021年6月26日(土)




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■医師14人、ワクチン接種後にコロナで死亡 インドネシア [健康ダイジェスト]

 インドネシアで、少なくとも14人の医師が規定回数のワクチン接種を受けていたにもかかわらず、新型コロナウイルス感染症で死亡していたことが明らかになりました。同国の医師会が25日、発表しました。同国ではワクチン接種を受けた医療従事者が重症化するケースが相次いでいます。
 同国で新型コロナウイルスによって死亡した医療従事者は、累計で1000人近くに上っています。インドネシア医師会は、新型コロナウイルスに感染して死亡した医師401人のうち、14人がワクチン接種を完了していたと明らかにしました。
 インドネシア医師会の新型コロナ対策責任者、モハンマド・アディブ・クマイディ氏は記者団に対し、「14人以外の死亡した医師が、ワクチン接種を完了していたかどうかを確認している」と述べました。
 人口2億7000万人のインドネシアは、主に中国製薬大手・科興控股生物技術(シノバック・バイオテック)製のワクチンを使用して、1億8000万人以上の接種を来年初めまでに終える計画です。しかし、接種を受けていたにもかかわらず、重症化する医療従事者が増えていることで、その有効性に疑念が生じています。
 中ジャワ州では今月、接種を受けていた医療従事者300人以上が、新型コロナウイルスに感染していることが確認され、うち十数人が入院しました。
 インドネシアは、感染力の強いインド型変異ウイルスなどの新たな変異ウイルスへの対応も迫られています。

 2021年6月26日(土)




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■モデルナ製のワクチン、接種から2日後にかけ痛みや発熱の症状 厚労省研究班が初公表 [健康ダイジェスト]

 アメリカのモデルナ製の新型コロナウイルスのワクチンについて、厚生労働省の研究班が接種後の症状を初めて公表しました。
 接種から2日後にかけて、痛みや発熱などを訴える人が目立ったということです。
 厚労省の研究班は、モデルナ製のワクチンの1回目の接種を受けた自衛隊員1400人余りについて、接種後の症状を初めて分析しました。
 症状で最も多かったのは「接種部位の痛み」で、接種の当日に確認された人が63%、翌日が86%、翌々日が68%でした。
 また、「全身のけん怠感」は、接種の当日が13%、翌日が22%、翌々日が16%でした。37度5分以上の「発熱」は、当日が1%、翌日が4%、翌々日が2%でした。
 いずれも接種の翌日が最も多く、3日後には症状が治まる傾向がみられたということです。
 「接種部位の痛み」には年齢の違いはみられませんが、「発熱」、「全身のけん怠感」、「頭痛」は年齢が若いほど症状が出る頻度が高くなり、20歳代が最多でした。
 厚労省の研究班の代表で、順天堂大学医学部の伊藤澄信客員教授は、「ファイザーのワクチンと同様、若い世代ほど症状が出やすい傾向がある。2回目の接種後には、より症状が出る可能性があり、注視していきたい」としています。

 2021年6月26日(土)




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■新型コロナウイルス感染者1億8000万人、死者390万人超える アフリカでの急拡大に懸念 [健康ダイジェスト]

 アメリカのジョンズ・ホプキンズ大学などの集計によると、新型コロナウイルスの累計感染者が25日、世界全体で1億8000万人を超えました。死者も25日、世界全体で390万人を上回り、390万3064人に増加しました。
 世界の大半の地域で新規感染者が減少もしくは横ばいとなる中、これまで確認例が少なかったアフリカでの感染が急速に拡大しており、世界保健機関(WHO)は懸念を表明し、ワクチン普及の必要性を訴えています。
 感染者の累計はアメリカが3350万人を上回り、3000万人超のインドと並び目立って多くなっています。ブラジルが1800万人超で、580万人のフランス、530万人台のトルコとロシア、470万人のイギリスが続いています。
 WHOの推計によると、新型コロナウイルス感染症により直接または間接的に生じた超過死亡を含めると、死者数の総計は公式統計の2~3倍に上る可能性があります。多くの国では検査体制が強化されたものの、軽症や無症状の人の多くは検査を受けず、感染に気付かないままとなっています。
 24日には、世界全体で新たに8601人の死亡と40万3975人の新規感染が発表されました。死者の増加幅が最も大きいのはブラジルの2032人。次いでインド1329人、コロンビア689人となっています。
 最も被害が大きいアメリカでは、これまでに60万3178人が死亡、3359万549人が感染しました。次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は50万9141人、感染者数は1824万3483人。
 以降はインドが死者39万3310人で感染者3013万4445人、メキシコが死者23万2068人で感染者249万3087人、ペルーが死者19万1286人で感染者204万186人となっています。
 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはペルーの580人。次いでハンガリー310人、ボスニア・ヘルツェゴビナ294人、チェコ283人、北マケドニア263人となっています。
 地域別の死者数は、中南米・カリブ海諸国が125万5002人(感染3669万8515人)、ヨーロッパが116万2741人(感染5415万9408人)、アメリカ・カナダが62万9370人(感染3500万2183人)、アジアが56万6428人(感染3954万2247人)、中東が14万8827人(感染915万9690人)、アフリカが13万9574人(感染531万6839人)、オセアニアが1122人(感染5万2744人)となっています。

 2021年6月26日(土)




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■新型コロナ、国内で1709人感染 31人死亡 東京都で562人感染、3日連続前週より100人以上増 [健康ダイジェスト]

 国内では25日午後6時30分の時点で、東京都で562人、神奈川県で221人、千葉県で126人、大阪府で120人、埼玉県で100人、沖縄県で82人、愛知県で66人、茨城県で56人、静岡県で48人、福岡県で37人、北海道で33人など、40都道府県と空港検疫で、新たに計1709人の新型コロナウイルスへの感染が発表されました。
 また、大阪府で5人、北海道で4人、沖縄県で4人、広島県で3人、愛知県で2人、東京都で2人、神奈川県で2人、福岡県で2人など、新たに計31人の死亡の発表がありました。
 国内で新型コロナウイルスへの感染が確認された人は、空港検疫などを含め79万2690人、クルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせて79万3402人となっています。
 感染して亡くなった人は、国内で感染が確認された人が1万4636人、クルーズ船の乗船者が13人で、合わせて1万4649人です。
 厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や集中治療室などで治療を受けるなどしている重症者は、24日より39人減って590人となっています。
 東京都は25日、都内で新たに10歳未満から80歳代の男女合わせて562人が、新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。
 1週間前の金曜日より109人増え、3日連続で前の週の同じ曜日から100人以上、増加しました。また、前の週の同じ曜日を上回るのは、25日で6日連続です。
 さらに、25日までの7日間平均は455・1人で、前の週の117・0%となり、24日に続いて2日連続で110%を超えました。
 都の担当者は、「前の週の同じ曜日を100人以上超える日が連続し、増加が顕著になっている。週末は会食も含めて不要不急の外出を控えてほしい」と呼び掛けています。
 新規感染者のうち、年代別では20歳代の180人が最多で、30歳代の111人と合わせて全体の半数以上を占めました。65歳以上の高齢者は23人。
 感染経路がわかっている224人の内訳は、「家庭内」が107人で最も多く、次いで「施設内」が39人でした。施設内の39人のうち13人は、同じ小学校の児童と教員です。このほか「職場内」が34人、「会食」が20人などとなっています。
 これで都内で感染が確認されたのは、17万1507人になりました。
 25日時点で入院している人は24日より25人増えて1385人で、「現在確保している病床に占める割合」は24・8%。
 一方、都の基準で集計した25日時点の重症の患者は24日より5人減って38人で、重症者用の病床の10・2%を使用。重症の患者が40人を下回るのは、今年4月15日以来です。
 都の担当者は、「これまでの感染者数の減少が少し遅れて重症者数に反映されているが、今週は感染者数が増加していてまだ安心できる状況にない」としています。
 また、都は、感染が確認された80代の男女2人が死亡したことを明らかにしました。
 これで都内で感染して死亡した人は、2218人になりました。
 東京都は25日、都内でこれまでで最も多い68人が、インドで確認された「L452R」の変異があるウイルスに感染していることを新たに確認したと発表しました。
 1日の発表としては、これまでで最も多かった6月22日の23人を大きく上回りました。
 25日に確認された68人の内訳は、20歳代が18人、30歳代が16人、40歳代が13人、50歳代が6人、60歳代が4人、10歳代が4人、10歳未満が4人、70歳代が2人、80歳代が1人。
 感染経路がわかっているのは28人で、家庭内および同居が20人、職場内が5人、施設内が2人、会食が1人。
 このうち施設内で感染した2人は同じ中学校に通う男子生徒で、この学校では20人規模で新型コロナの感染が確認されているため、都は変異ウイルスに感染していないかもスクリーニング検査を実施して調査を進めています。
 残りの40人は感染経路がわかっていないか、調査中だということです。
 1日の発表としてこれまでで最も多かったことについて、都の担当者は「前週、前々週と比べると、検査の実施数のわりに陽性者が増えている兆しが見受けられる」としています。
 これでインド型変異ウイルスへの感染が確認されたのは、都内で231人になりました。

 2021年6月26日(土)




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