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■自宅などで死亡の新型コロナ感染者、全国で500人に 5月は97人で1月に次ぐ多さ [健康ダイジェスト]

 新型コロナウイルスに感染し、自宅などで体調が急に悪化して亡くなった人は、全国で少なくとも500人に上ったことがわかりました。5月には97人が亡くなっており、専門家は体調に異変があれば早めに医療機関などに相談するよう呼び掛けています。
 全国の警察は、医療機関以外で亡くなった人などについて詳しい死因を調べていて、警察庁によりますと新型コロナウイルスに感染し自宅や高齢者施設などで体調が急に悪化して亡くなった人は、昨年3月から今年5月までに全国で少なくとも500人に上ったことがわかりました。月別の推移をみると、昨年12月に56人に急増し、今年1月は132人に倍増しました。
 5月は24都道府県で97人と前の月より1人増え、1カ月間としては今年1月に次いで過去2番目に多くなっています。
 警察庁によると、5月に感染が確認された死者97人を検案した医師に聞き取ったところ、死因が新型コロナだったのは60人でした。ほかの37人は肺炎やその他の病気、事故など。
 死者97人を都道府県別でみると、大阪府の24人が最も多く、兵庫県12人、北海道・東京都10人、福岡県6人と続きます。年代別では、20歳代1人、30歳代4人、40歳代6人、50歳代13人、60歳代18人、70歳代29人、80歳代22人、90歳代4人で、60歳代以上が73人と75%を占めました。
 発見場所別では、自宅や高齢者施設、宿泊施設などが92人。病院の駐車場の車内などの外出先が5人でした。
 死亡前に感染が確認されていた人は39人。搬送先の病院で感染の疑いがあるなどとして死後にPCR検査をした結果、感染が判明した人は58人でした。
 死亡してから感染が判明したり、自宅療養中に症状が悪化して治療が間に合わなかったりするケースも相次いでおり、専門家は「体調に異変があれば早めに医療機関や自治体の窓口に相談してほしい」と呼び掛けています。

 2021年6月10日(木)




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■フランスでコロナ規制、さらに緩和 店内飲食解禁、午後11時まで外出可能 [健康ダイジェスト]

 フランス政府は9日、新型コロナウイルス感染防止のための規制をさらに緩和しました。
 5月19日に屋外席が開放されていた飲食店は店内での営業も再開し、カフェやレストランでは各テーブルに6人まで座ることができます。店内への客の受け入れは昨年10月末以来約7カ月ぶり。ただ客の数は定員の半数に制限されます。
 フランスの1日当たりの新規感染者は減少を続けており、8日の発表では約6000人。ワクチンは、全人口の約43%に当たる約2900万人が少なくとも1度接種しました。
 午後9時から午前6時までだった夜間外出禁止は、開始時間を午後11時に遅らせました。夜間外出禁止の措置は、予定通りに進めば6月30日に解除される予定。
 フランス政府は9日、ワクチン接種や検査の陰性を証明する「衛生パス」を導入。イベント会場やスタジアムなど、1000人以上の大人数が集まる場所に入場する際に必要となります。飲食店や映画館では不要。
 また、フランスへの入国規制も9日から緩和され、ヨーロッパ連合(EU)圏からの渡航者は、EUが承認したワクチン4種のいずれかの接種を完了していれば、抗原検査・PCR検査の陰性証明が不要となりました。当局が承認したのは、イギリスのアストラゼネカ、アメリカのファイザー、モデルナ、ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)がそれぞれ開発したワクチン。
 EU圏外のアメリカやイギリス、日本などからの渡航者には、より厳しい規制が課されますが、ワクチン接種を完了していればやむを得ない理由がなくても入国できます。ワクチン未接種でも72時間以内に実施したPCR検査などの陰性証明があれば、1週間の自主隔離が不要となりました。

 2021年6月10日(木)




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■国内の新規コロナ感染2242人、3日ぶり2000人上回る 東京都は人出増加で感染再拡大の可能性も [健康ダイジェスト]

 国内の新型コロナウイルス感染者は9日、東京都で440人、愛知県で247人、神奈川県で202人、北海道で179人、沖縄県で174人、大阪府で153人、埼玉県で121人、千葉県で106人、福岡県で66人、京都府で64人、兵庫県で64人など、山形県と徳島県と鳥取県を除く44都道府県と空港検疫で、新たに計2242人確認されました。2000人を上回るのは3日ぶり。
 また、大阪府で27人、北海道で16人、愛知県で8人、東京都で7人、新潟県で5人、兵庫県で4人、岐阜県で4人、福岡県で3人など、計96人の死亡の発表がありました。
 国内で感染が確認された人は、空港検疫などを含め76万7906人、クルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせて76万8618人となっています。
 感染して亡くなった人は、国内で感染が確認された人が1万3855人、クルーズ船の乗船者が13人で、合わせて1万3868人です。
 厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や集中治療室などで治療を受けるなどしている重症者は、前日より44人減の1055人となっています。
 一方、新型コロナウイルス対策を検討する厚生労働省の助言機関は9日、全国の新規感染者数について「おおむね減少傾向にある」との見解をまとめました。13日にまん延防止等重点措置の期限を迎える群馬県、石川県、熊本県についても、「新規感染者数の減少が続いている」とし、病床使用率も低下傾向だと評価しました。
 首都圏の東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県については関西と比べると感染者数が多い水準で減少のスピードも遅く、特に東京都では夜間、日中ともに人出が4週連続で増加し、緊急事態宣言が延長されてからの増加も目立っており、このままの傾向が続くと感染が再拡大する可能性があるとして警戒を呼び掛けています。
 また、深刻な感染拡大が懸念されていた沖縄県では、6月に入り新規感染者数が減少。しかし、人口10万人当たりの1週間の新規感染者は100人超と高い水準が続いています。患者が入院できずに自宅療養が増えており、「高齢者に感染が波及し、さらなる重症者の増加も懸念される」と警鐘を鳴らしました。
 北海道についても、新規感染者数は減少しているものの、感染の中心である札幌市はまだ高い水準にあるとしました。

 2021年6月9日(水)




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