SSブログ

■新型コロナ感染再拡大のイスラエル、屋内の公共の場でのマスク着用義務を復活 [健康ダイジェスト]

 新型コロナウイルスワクチンの接種で世界的に先行したイスラエルで、感染が再拡大しており、保健省は25日、屋内の公共の場でのマスク着用を再び義務付けました。感染力が強いインド発の変異ウイルス「デルタ型」が広がっており、わずか10日で着用義務を復活させました。
 イスラエルで全2回のワクチン接種をすませた人は515万人と、人口の6割に迫ります。新規感染者はピークの1月に1日1万人を超えた後、5月下旬に10人を切るまでに減少していました。6月15日からは屋内でのマスク着用義務を撤廃するなど行動規制をほぼ解除し、コロナ前の日常生活が戻っていました。
 だが、6月21日には2カ月ぶりに新規感染者が100人を上回り、24日は227人と増加傾向に転じています。
 メディアによると、保健省は最近の新規感染者の7割はデルタ型変異ウイルスだとしています。変異ウイルの拡大を警戒し、屋外でも大規模イベントではマスクを着用するよう呼び掛けています。
 イスラエル政府は23日、7月1日からとしていたワクチン接種ずみの外国人観光客の受け入れについて、1カ月先送りすると発表。国内で子供の感染が増えており、12~15歳への接種を急ぐ方針も示しています。

 2021年6月25日(金)




nice!(4)  コメント(22) 
共通テーマ:健康

■ワクチン接種後の発熱や痛みに対し服用できる解熱鎮痛剤の成分を明示 厚労省 [健康ダイジェスト]

 新型コロナウイルスのワクチン接種が進む中、厚生労働省は24日、ワクチン接種後に発熱や痛みが出た場合に服用できる解熱鎮痛剤の成分を初めて示しました。
 ワクチン接種後に服用できる解熱鎮痛剤の成分として厚労省が示したのは、アセトアミノフェン、イブプロフェン、ロキソプロフェンなどです。
 厚労省は当初、解熱鎮痛剤の成分を具体的に示していませんでしたが、6月に入ってドラッグストアを経営する複数の企業から、「アセトアミノフェンを成分とする市販薬が品薄になっている」と報告が寄せられたということです。
 このため厚労省は、アセトアミノフェン以外を成分とする市販薬も服用できることをホームページで明示し、全国のドラッグストアや業界団体などにも通知しました。
 一方、妊娠中の女性などは、服用できる薬が限られていることがあるため、事前に主治医や薬剤師に相談してほしいとしています。
 厚労省は、「接種後に服用できる解熱鎮痛剤は、種類も豊富で在庫も十分にあるので、接種を受ける予定があっても焦らないでほしい」と呼び掛けています。
 千葉県内のドラッグストアの店舗では、アセトアミノフェンを含む解熱鎮痛剤を求める客が多く、現在も一部の商品は品薄になっています。
 厚労省の通知を受け、18日の週からは売り場に「アセトアミノフェンだけでなくイブプロフェンやロキソプロフェンなどもお使いいただけます」と貼り紙をし、口頭でも説明しているということです。
 この店舗では、イブプロフェンやロキソプロフェンなどを含む解熱鎮痛剤を合わせて20種類以上取り扱っており、在庫も十分にあるということです。
 市販の解熱鎮痛剤を服用する際に注意が必要とされているのは、妊娠や授乳をしている人、ほかの薬を服用している人、薬などでアレルギー症状やぜんそくを起こしたことがある人、高齢者、胃・十二指腸潰瘍や腎機能低下などの病気で治療を受けている人などで、厚労省は主治医や薬剤師に相談するよう呼び掛けています。
 また、接種後に激しい痛みや高熱などの重い症状が出たり、長く続いたりする場合も事前に相談してほしいということです。
 一方、接種後に発熱や痛みなどの症状が出るのを予防するために解熱鎮痛剤を繰り返し服用することについては、現在のところ推奨していないとしています。
 なお、アセトアミノフェンなどの炎症を抑える作用が少ない解熱鎮痛剤は、低年齢の人や妊娠中・授乳中の人でも使用できるものの、製品ごとに対象年齢などが異なるので、確認の上で、服用してほしいということです。

 2021年6月25日(金)




nice!(1)  コメント(10) 
共通テーマ:健康

■モデルナ製ワクチン接種後で初、90歳代男性死亡  国内で約44万回接種 [健康ダイジェスト]

 アメリカのモデルナ製の新型コロナウイルスのワクチンについて、厚生労働省は接種を受けた90歳代の男性が死亡したと発表しました。死因はくも膜下出血とみられ、接種との因果関係は評価中だとしています。国内では6月13日までに約44万回の接種が行われ、これまでのところ、国際的な評価指標でアナフィラキシーに該当する症状は報告されていないということです。
 これは、厚生労働省が23日に開いた専門家部会で報告しました。
 死亡したのは6月8日にモデルナ製ワクチンの接種を受けた94歳の男性で、翌日にくも膜下出血を起こしたと国に報告があったということです。
 モデルナ製ワクチンの接種後に死亡が確認されたのは初めてで、接種との因果関係については評価中だとしています。
 一方、アメリカのファイザー製のワクチンは、約2325万回の接種が行われ、277人が心不全や出血性脳卒中などを起こして死亡したということです。
 接種との因果関係については、いずれも「評価できない」か「評価中」としています。
 報告された接種後の症状のうち、国際的な評価指標でアナフィラキシーに該当したのは238件で、約9万7700回に1件の割合でした。
 また、6月13日までにファイザー製のワクチンを接種した25~72歳の11人が、心筋炎や心膜炎を計12件発症したことが報告されました。9人は2回目の接種後で、8人は男性でした。
 厚生労働省は現時点で接種体制に影響を与える重大な懸念は認められないとして、引き続き接種を進めていくことにしています。

 2021年6月25日(金)




nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:健康

■国内で1676人が新型コロナに感染、42人死亡 東京都で570人感染、3人死亡 [健康ダイジェスト]

 国内では24日午後9時30分の時点で、東京都で570人、神奈川県で192人、千葉県で129人、埼玉県で119人、大阪府で116人、愛知県で100人、沖縄県で62人など、41都道府県と空港検疫で、新たに計1676人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
 また、大阪府で11人、北海道で4人、沖縄県で4人、兵庫県で3人、愛知県で3人、東京都で3人、京都府で2人、山口県で2人など、新たに計42人の死亡の発表がありました。
 国内で感染が確認された人は、空港検疫などを含め79万987人、クルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせて79万1699人となっています。
 感染して亡くなった人は、国内で感染が確認された人が1万4605人、クルーズ船の乗船者が13人で、合わせて1万4618人です。
 厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や集中治療室などで治療を受けるなどしている重症者は、23日より17人減って629人となっています。
 東京都は24日、都内で新たに10歳未満から90歳代の男女合わせて570人が、新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。
 1週間前の木曜日より118人増えました。前の週の同じ曜日から100人以上増加するのは2日連続です。また、前の週の同じ曜日を上回るのは24日で5日連続です。
 さらに、24日までの7日間平均は439・6人となりました。前の週の113・8%で、5月15日以来、110%を超えました。7日間平均が前の週を上回るのは5日連続です。
 都の担当者は、「横ばいから増加傾向に入ってきている状況ではないか。再拡大の懸念が非常に強い」として、対策の徹底を呼び掛けています。
 感染経路がわかっている225人の内訳は、「家庭内」が112人で最も多く、次いで「施設内」が34人でした。施設内の34人のうち14人は、同じ中学校の生徒と教員です。このほか、「職場内」が32人、「会食」が16人などとなっています。
 これで都内で感染が確認されたのは、17万945人になりました。
 24日時点で入院している人は23日より59人増えて1360人で、「現在確保している病床に占める割合」は24・3%。
 一方、都の基準で集計した24日時点の重症の患者は、23日より1人減って43人で、重症者用の病床の11・5%を使用。
 また、都は感染が確認された70歳代から90歳代までの男性3人が死亡したことを明らかにしました。
 これで、都内で感染して死亡した人は、2216人になりました。
 一方、東京都は24日、都内で新たに21人がインドで確認された「L452R」の変異があるウイルスに感染していることを確認したと発表しました。
 1日の発表としてはこれまでで2番目に多く、これでインド型変異ウイルスの感染が確認されたのは都内で163人になりました。
 24日の新規感染者21人の内訳は、20歳代が8人、30歳代が6人、40歳代が3人、50歳代が2人、70歳代が1人、10歳代が1人。
 感染経路がわかっているのは9人で、職場内が5人、家庭内および同居が2人、会食が1人、知人が1人です。残りの12人は感染経路がわかっていないか、調査中だということです。

 2021年6月25日(金)




nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:健康

■ウガンダ選手団とバス同乗の泉佐野市職員ら7人、濃厚接触者に認定 [健康ダイジェスト]

 大阪府泉佐野市は24日、東京オリンピックの事前合宿のため来日し、2人が新型コロナウイルスに感染したことが確認されたウガンダの選手団が移動に使ったバスの運転手や、市の職員など合わせて7人が、保健所から新たに濃厚接触者と認定されたと明らかにしました。
 ウガンダの選手団は6月19日に成田空港に9人で到着した際、50歳代の男性コーチ1人が新型コロナに感染していることが確認されたのに続いて、23日、泉佐野市内のホテルに滞在中の20歳代の選手1人が陽性と確認されました。
 市によりますと、保健所の調査で選手団が成田空港から泉佐野市への移動に使った貸し切りバスの運転手2人と添乗員2人、それに選手団との接触を持った市の職員3人の合わせて7人が、新たに濃厚接触者に認定されたということです。
 これで濃厚接触者は選手団を含め、合わせて15人となりました。
 一方、24日の検査結果では、すでに感染が確認されている2人のほかに陽性となった人はいなかったということです。
 泉佐野市は、保健所の指導のもとで国や大阪府と連携しながら、濃厚接触者については引き続きPCR検査を行うなどの対応を進めていくとしています。
 厚生労働省は今回のケースを受け、今後、空港検疫で選手らの陽性が判明した場合、濃厚接触した疑いがある人は、国の専用バスで合宿先まで移動させることを検討しています。「疑い」段階で自治体職員らと隔離すれば、感染拡大が防げる可能性があるといいます。
 濃厚接触者の認定は従来通り、合宿先の保健所が行います。

 2021年6月24日(木)




nice!(3)  コメント(1045) 
共通テーマ:健康