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■大阪府で145人が新型コロナに感染、5人死亡 沖縄県で183人の感染確認、病床占有率も高水準続く [健康ダイジェスト]

 大阪府は6日、新型コロナウイルスの新規感染者を145人確認したと発表しました。府内の感染者の累計は、10万865人となりました。
 同日時点の直近1週間の人口10万人当たり新規感染者数は14・1人で、政府の分科会が示す感染状況の基準で2番目に深刻な「ステージ3」(15人以上)を2日連続で下回りましたた。
 分科会が示す指標のうち、療養者数や病床使用率などは引き続き「ステージ4」や「ステージ3」の水準にとどまっています。
 6日には新たに70~90歳代の男女5人の死亡も判明し、府内の累計死者数は2417人となりました。6日時点の重症者は、前日から2人増の195人。重症用病床で191人を受け入れ、確保病床とすぐに使える「実運用病床」(いずれも357床)に対する使用率は53・5%となりました。
 軽症・中等症用病床で4人が治療を受けています。PCR検査などを計1万660件実施し、陽性率は1・4%でした。
 沖縄県は6日、新たに183人が新型コロナウイルスに感染したと発表しました。県によると、日曜日としては先週の271人より減ったものの、過去2番目に高い数字。県内の感染確認は、延べ1万8499人となりました。
 病床占有率は97・9%、重症者用の病床占有率も62・5%で高い水準が続いています。県の集計では、直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者は115・5人で全国最多でした。 県の担当者は、「新規感染者が減ったとはいいつつも、かなり高いレベルで推移しているので、『高止まり』という認識。ピークが終わったとはいえない」と話しています。
 医療の窮迫が深刻化する中、県は、救急搬送される患者が入院医療機関が決まるまで待機できる「待機所」の設置を急いでいます。札幌市が5月に設置した「入院待機ステーション」を参考にするといいまうs。
 また、厚生労働省や全国知事会などさまざまなルートを通じて医師や看護師の派遣を要請しています。岩手県からは医師1人の派遣申し出があり、県立八重山病院(石垣市)への派遣が決定。看護師も7日以降、順次沖縄入りする見通しといいます。
 在沖米軍からは、日曜日のためとして新たな報告はありませんでした。県のまとめでは、在沖米軍関連の感染者は計1408人。

 2021年6月6日(日)




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■60歳代女性に1日2回ワクチン接種 群馬県太田市の大規模接種センター [健康ダイジェスト]

 群馬県が設置する新型コロナウイルスワクチンの大規模接種センターで、60歳代の女性が6日、1日で2回の接種を受けたことがわかりました。
 群馬県によりますと、太田市に設置した新型コロナウイルスワクチンの大規模接種センター「東毛ワクチン接種センター」で、館林市から来場した60歳代の女性が6日午前、1回目の接種を終えた後、経過観察用の部屋ではなく別の部屋に誤って入りました。
 この部屋では医師が予診を担当していて、予診票に1回目の予診を行った別の医師のサインがあることに気付いたものの、接種場所への移動を促したということです。
 さらに、案内を担当する事務員も予診票を確認しなかったため、接種場所で女性は歯科医師から2回目の接種を受けたということです。
 その後、事務員がワクチンのロット番号が書かれたシールを貼ろうとしたところ、1回目の接種のシールに気付き、2度の接種に気付いたということです。
 女性は救護室で健康観察が行われ後に帰宅していて、現在までに体調不良はみられていないということで、群馬県は謝罪するとともに自宅で経過を観察してもらっているということです。
 群馬県は誘導や予診票のチェック体制を強化するとしていて、新型コロナワクチン接種推進局の大久保聡局長は、「チェック体制が働かなかったことを重く受け止め、確認を徹底させたい」と話しています。

 2021年6月6日(日)




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■ネパール、真菌感染症「ムコール症」で初の死者 インドは新型コロナ感染者の間でムコール症が急増 [健康ダイジェスト]

 ネパールで3日、致死率の高いまれな真菌感染症「ムコール症」による死者が初めて確認されました。隣国インドでは、新型コロナウイルス感染者のうち数千人がムコール症を発症しており、複数の州がエピデミック(感染流行)を宣言する事態となっています。
 ネパールのセチ県病院は、3日に65歳の男性がムコール症で死亡したと発表しました。男性は、新型コロナウイルス検査では陰性でした。
 男性は側頭葉脳炎と診断され、集中治療室(ICU)で治療を受けていました。ネパール保健省の報道官は、同国でムコール症と診断された患者は現在、少なくとも10人に上ることを明らかにしました。
 ムコール症は、極めて進行が早く、脳に広がるのを防ぐために手術で眼球の摘出や鼻、顎の切除が必要になる場合もあり、致死率は50%を超えます。
 インドでは、この数週間で、新型コロナウイルス感染症から回復した人や回復期にある人を中心に、数千人が発症しており、治療に使用されているステロイドの乱用がムコール症増加につながっていると指摘する声もあります。糖尿病患者は特に感染リスクが高く、新型ウイルス感染症から回復してから12~15日後にムコール症を発症するとみられるといいます。
 ネパールでは4月初旬以降、新型コロナウイルスの新規感染者数が急増しており、ピーク時の5月中旬には1日当たり9000人を超えました。新規感染者数は減少傾向にあるものの、医療体制は依然として窮迫しています。同国の新型コロナウイルスによる死者は、7000人を超えています。

 2021年6月6日(日)




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