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■100歳以上の高齢者、9万2139人 53年連続で過去最多を更新、女性が88・5% [健康ダイジェスト]

 全国の100歳以上の高齢者は9万2000人余りで、53年連続で過去最多を更新しました。
 厚生労働省は、9月1日時点の住民基本台帳をもとに、国内に住む100歳以上の高齢者の数を公表しました。
 それによりますと、老人福祉法で「老人の日」と定めた15日までに100歳以上になった人は、全国で合わせて9万2139人で、昨年から1613人(男性185人、女性1428人)増えました。1970年(昭和45年)の310人から53年連続で最多を更新しています。
 性別では男性が1万550人、女性が8万1589人で、全体の88・5%を女性が占めています。
 国内の最高齢は大阪府柏原市に住む女性の巽フサさんで、1907年(明治40年)4月25日生まれの116歳です。また、男性の最高齢は千葉県館山市に住む薗部儀三郎さんで、1911年(明治44年)11月6日生まれの111歳です。
 また、人口10万人当たりの100歳以上の高齢者数は73・74人。都道府県別では、島根県が155・17人と11年連続で最も多く、次いで、高知県が146・01人、鳥取県が126・29人でした。一方、最も少なかったのは、34年連続で埼玉県で44・79人、次いで、愛知県が47.69人、千葉県が50・22人でした。
 今年度中に100歳を迎える人は、海外に住む日本人や国内に永住する在日外国人も含めると、4万7107人(前年度比1966人増)で、厚生労働省は長寿を祝って記念品を送ることにしています。

 2023年9月15日(金)

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■新型コロナ感染状況、前週の0・98倍 ほぼ横ばいも感染対策徹底を [健康ダイジェスト]

 新型コロナウイルスの全国の感染状況は、9月10日までの1週間では1つの医療機関当たりの平均の患者数が20・19人で、前の週の0・98倍となっています。
 厚生労働省は、「緩やかな増加傾向が続いていて、前の週からは減少したもののほぼ横ばいだといえる。引き続き感染対策を徹底してほしい」としています。
 厚生労働省によりますと、9月4日から10日までの1週間に全国約5000の定点医療機関から報告された新型コロナの患者数は、前の週から1545人減って9万9744人となりました。また、1つの医療機関当たりの平均の患者数は20・19人で、前の週の0・98倍となりました。
 都道府県別では、多い順に宮城県が32・47人、岩手県が29・87人、千葉県が27・45人、埼玉県が26・95人、石川県が25・65人、栃木県が25・51人、茨城県が25・43人、岐阜県が24・24人、福島県が24・13人、秋田県が23・88人、愛知県が23・84人、静岡県が23・83人、新潟県が23・53人、富山県が22・13人、長野県が21・74人、神奈川県が21・43人、宮崎県が21・03人などとなっていて、25の府県で前の週より増加しています。少ないのは沖縄県が12・26人、香川県が13・09人、大阪府が14・62人、和歌山県が14・96人、広島県が15・02人。
 このほか、9月10日までの1週間に新たに入院した人は全国で1万1566人で、前の週と比べて1744人の減少となりました。
 厚生労働省は全国の流行状況について、「新型コロナの5類移行後、緩やかな増加傾向が続いていて、前の週からは減少したもののほぼ横ばいだといえる。年齢別では20歳未満が増加している一方でそれ以外は減少していて、学校再開などの影響が続いているとみられる。引き続き、感染対策を徹底してほしい」としています。

 2023年9月15日(金)

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