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■砂糖などの糖類摂取の目安半減、ティースプーン6杯まで WHO、新たな指針を正式発表 [健康ダイジェスト]

 世界保健機関(WHO)は4日、肥満や虫歯の防止のため、砂糖などの糖類の1日当たり摂取量を総エネルギー摂取量の5パーセント未満に抑えるのが望ましいとの新たな指針を正式に発表しました。
 平均的な大人の場合、5パーセントは砂糖約25グラム、ティースプーンでおよそ6杯分に相当するといいます。
 WHOは昨年3月、ほぼ同様の指針案を発表。ケチャップや炭酸飲料などのような加工食品に砂糖が含有されていることを警告し、スプーン一杯のケチャップには約4グラムの砂糖が含まれ、炭酸飲料には約40グラムの砂糖が含まれているとしていました。
 その後、一般市民らから幅広く意見を聞いた結果、正式に指針として発表することになりました。
 WHOは2002年に現在の指針を採用し、糖類を10パーセント未満に抑えるのが望ましいとしてきました。今回の新たな指針では、糖類を10パーセント未満に抑えることを「強く勧告する」とした上で、さらに可能であれば5パーセント未満に抑えることで「より健康に良い効果が得られる」としました。
 新たな指針を正式に発表した背景には、高血圧や糖尿病の原因となる肥満が世界的に深刻な問題となっており、 新興国や発展途上国の経済成長で、より事態が悪化することを懸念した点にあるとされています。

 2015年3月5日(木)

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