SSブログ

■外務省、「感染症危険情報」をレベル2に引き上げ 武漢への不要不急の渡航やめて [健康ダイジェスト]

 外務省は23日午前、中国について出している「感染症危険情報」のうち、湖北省武漢市の危険レベルを引き上げ、中国に滞在していたり、滞在を予定している日本人を対象に、武漢市への不要不急の渡航はやめるよう呼び掛けています。
 また、引き続き、中国に滞在する日本人らを対象に、感染に関する最新の情報を入手し、予防に努めるなど、十分注意するよう呼び掛けています。
 その上で、日本に帰国した際、せきや発熱などの症状がある場合は、マスクを着用するなどして、医療機関を受診するよう呼び掛けています。
 感染症危険情報は、新型インフルエンザなど危険度の高い感染症に関係して外務省が4段階で出す安全情報。同省の基準では「レベル2」は、世界保健機関(WHO)の事務局長が「国際的に懸念される公衆の保健上の緊急事態」と認定する場合などとしています。WHOは22日の緊急会合で、判断を保留しました。
 西村官房副長官は23日午前の記者会見で、「日本時間の今夜、改めて開催されるWHOの緊急委員会の結果や、中国などの状況を引き続き注視しつつ、感染拡大の防止に万全を期していきたい」と述べました。
 また、西村副長官は「中国に対しては、すでに感染症危険情報のレベル1を発出しているが、現下の状況や、WHOでの検討状況などを踏まえ、本日、武漢市に対する感染症危険情報をレベル2に引き上げる。引き続き、現地政府や関係機関と連携して情報収集を行い、適切な注意喚起を行っていきたい」と述べました。
 外務省などによると、WHOの検討状況に加え、中国当局が武漢市への不要不急の渡航を控えるよう発表したことなどを判断材料にしたといいます。

 2020年1月23日(木)

nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:健康

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。