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■新型コロナウイルス、世界の感染者63万人余 前日から6万人超の増加 [健康ダイジェスト]

 世界保健機関(WHO)の発表によりますと、29日の時点で、世界全体の新型コロナウイルス感染者の数は、前の日に比べて6万3159人増えて63万4835人となりました。死亡した人は、3464人増えて2万9957人となっています。
 各国政府の30日までの発表によりますと、国や地域別の感染者の数は、イタリアが9万7689人、アメリカが8万5356人、中国が8万1439人、スペインが7万8797人、ドイツが5万2547人、フランスが4万174人、イランが3万8309人となっています。
 死亡した人は、イタリアが1万779人と1万人を超えたほか、スペインが6528人、中国が3300人、イランが2640人、フランスが2606人、アメリカが1246人となっています。
 アメリカの疾病対策センター(CDC)は、土曜日と日曜日は感染者と死者の人数を更新していませんが、アメリカのジョンズ・ホプキンス大学が発表する世界の感染者数のまとめによりますと、日本時間の30日午前3時現在、アメリカの感染者数は12万5313人と12万人を超え、世界で最も多いとしています。
 新型コロナウイルスの感染が広がるヨーロッパでは、イタリアで死者の数が1万人を超えるなど深刻な状況が続いています。医療従事者が感染するケースも後を絶たず、治療の現場をどう守るかが大きな課題となっています。
 世界で最も死者の数が多いイタリアでは30日、新型コロナウイルスに感染して死亡した人が1万779人になりました。スペインでは30日、6528人に上っています。
 こうした中、医師や看護師など医療従事者が感染するケースが相次いでおり、イタリアでは27日までに、感染した医師50人が死亡し、スペインでは感染者のうち10%以上を医療従事者が占めているということです。
 感染者が4万人を超えているフランスについて、公共放送「フランス2」は28日、パリ北部のセーヌ・サンドニ県の病院ですでに40人ほどの医師や看護師が感染したと伝えています。
 看護師の女性は、「私も感染してしまいましたが、人手が足りず、すぐに現場に戻りました」と話し、医療現場がひっ迫している状況を明らかにしました。
 こうした国々では、政府が医師や看護師の確保や、感染のリスクを抑えるための医療用品の拡充に努めていますが、治療の現場をどう守るかは大きな課題となっています。

 2020年3月30日(月)

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