SSブログ

■大阪市の女性バスガイド、新型コロナウイルスに感染 奈良県の運転手と同乗 [健康ダイジェスト]

 大阪府と厚生労働省によりますと、新型のコロナウイルスによる肺炎が相次いでいる問題で、大阪市内に住むバスガイドの女性がウイルスに感染していることが新たに確認されたということです。女性は、28日に感染が確認された奈良県に住むバス運転手の男性と同じバスに乗務し、中国の湖北省武漢市からきたツアー客と行動していたということです。
 大阪府などによりますと、新型のコロナウイルスに感染していることが新たに確認されたのは、大阪市内に住むバスガイドの女性です。
 このバスガイドの女性は、28日にウイルスの感染が確認された奈良県に住むバスの運転手の男性とともに、武漢市からきたツアー客と行動していたということです。
 奈良県などによりますと、感染が確認された運転手の男性は、武漢市からのツアー客を乗せて1月8日から11日には大阪から東京方面の空港まで、12日には東京から大阪まで運転していました。
 男性は今回の肺炎が中国で発生している時期には、海外への渡航歴がなかったことがわかり、厚生労働省は男性が日本国内でウイルスに感染したと断定しています。
 女性は発熱やせきなどの症状を訴えて大阪市内の医療機関を受診し、現在は入院しているということです。

 2020年1月29日(水)

nice!(2)  コメント(0) 

■日本ハムが3月から植物肉5品目を発売 健康志向で需要は世界で急増 [健康ダイジェスト]

 食肉国内最大手の日本ハムが3月から、植物性の材料を使う「植物肉」市場に参入し、大豆を主原料にしたハムやソーセージ風の商品を発売します。
 動物保護や健康志向の高まりといった観点から、植物肉の需要は世界で急増し、2030年には9兆円市場になるとの予測もあります。ESG(環境・社会・企業統治)への関心の高まりに、食肉業界も対応します。
 日本ハムは「NatuMeat(ナチュミート)」のブランド名で、家庭用と業務用の植物肉を展開。家庭向けに加熱しなくても食べられるハム(希望小売価格は6枚で税別217円)のほか、ソーセージやハンバーグなど5品目を3月に発売します。初年度は、小売ベースで5億円の売上高を目指します。
 健康志向の高まりや畜産に伴う環境破壊への懸念、動物保護といった観点から、欧米を中心に肉を口にしないベジタリアンが増加。植物肉需要が急増し、ビヨンド・ミート(2009年創業)やインポッシブル・フーズ(2011年創業)といった新興企業がブームをけん引しています。
 スイスの金融大手UBSによると、2018年に5000億円だった植物肉の世界市場が2030年には9兆円を超える見通し。日本でも成長が期待され、調査会社のマーケッツアンドマーケッツは国内市場も、2013年の約150億円から2023年には約340億円に膨らむと試算しています。
 食肉大手にとって、食肉とハム・ソーセージ事業は連結売上高の約6~8割を占めます。主要な事業基盤を脅かしかねない植物肉事業ですが、アメリカ発のブームが急速に広がっているほか、ESGの観点から手掛けざるを得なくなっています。
日本では、2017年に丸大食品が家庭向け商品を投入し、今春、品目数を増やします。伊藤ハムも味や食感を食肉に似せた大豆由来の素材を使い、ハンバーグや唐揚げ、ソーセージなど家庭向け8品目を2月に発売する予定で、プリマハムも研究開発中です。
 植物肉が食肉を本格的に代替する時代をにらみ、植物肉の開発競争が日本でも本格化します。

 2020年1月29日(水)

nice!(0)  コメント(0) 

■武漢市で入院中の日本人男性、重篤な状態続く 初期検査で陽性疑い [健康ダイジェスト]

 菅義偉官房長官は29日午後の記者会見で、肺炎の症状で武漢市で入院治療を受けている現地在住の60歳代の日本人男性について、「初期検査の結果、新型コロナウイルスの陽性の疑いが高い」と発表しました。入院先の病院が再検査を行い、陽性かどうかを最終判断するといいます。
 外務省によると、男性は16日に発熱し、22日から入院中で、重篤の状態が続いています。
 菅官房長官は、「当該邦人の家族や中国側の関係当局と連携をとりつつ、支援していきたい」と述べました。
 一方、新型コロナウイルスの感染が拡大する中国内陸部の湖北省武漢から、206人の日本人を乗せた最初のチャーター機が 29日朝、羽田空港に到着しました。厚生労働省や東京都によりますと、12人が入院しこのうち2人が肺炎と診断されたということで、厚労省は新型コロナウイルスに感染していないか調べています。
 湖北省武漢市を中心に新型のコロナウイルスの感染が拡大する中、政府はチャーター機を手配して、現地に滞在する日本人の希望者約650人全員を順次、帰国させることにしています。
 その最初の全日空のチャーター機が28日夜、羽田空港を飛び立ち、29日午前0時半ごろ、武漢に到着しました。そして、午前8時40分すぎに羽田空港に戻りました。
 この便には現地から206人が乗って帰国し、東京都によりますと、発熱やせきなどの症状を訴えた30歳代から50歳代の男女5人が都内の病院に搬送されました。 そして検査の結果、40歳代と50歳代の男性2人が肺炎と診断されたということです。
 搬送された5人はいずれも入院し、新型コロナウイルスに感染しているかどうかの検査を受けています。
 また、それ以外の人のうち同意の得られた199人が、東京都新宿区にある国立国際医療研究センターのほかの患者と離れた場所で、医師の診察や検査を受けました。
 その結果、8人に発熱やせき、頭痛などの症状が認められ、このうち7人が入院する予定だということです。
 このため合わせて12人が入院、または入院する予定となりました。
 そのほかの人たちのほとんどは、国が用意した宿泊施設に滞在しています。
 厚労省は検査の後、少なくとも1週間は外出を控え、その後の1週間も不要な外出は控えるよう求めています。

 2020年1月29日(水)

nice!(0)  コメント(0) 

■武漢からチャーター機で206人帰国 体調不良で5人病院搬送し、うち2人が肺炎 [健康ダイジェスト]

 新型コロナウイルスの感染が拡大する中国内陸部の湖北省武漢市から帰国を希望する日本人206人を乗せた最初のチャーター機が29日朝、羽田空港に到着しました。このうち、5人が発熱やせきなどの症状があり、病院に搬送されました。
 中国の湖北省武漢市を中心に新型のコロナウイルスの感染が拡大する中、政府はチャーター機を手配して、現地に滞在する日本人の希望者およそ650人全員を順次、帰国させることにしています。
 その最初のチャーター機が28日夜、羽田空港を飛び立ち、29日の午前0時半ごろ、武漢市に到着しました。そして、午前8時40分すぎに羽田空港に戻りました。
 この便には現地から206人が乗って帰国し、東京都によりますと、30歳代から50歳代の男女5人が病院に搬送されたということです。関係者によりますと、5人のうち少なくとも3人は37度台の発熱があり、このほか、せきの症状を訴える人もいるということです。
 帰国した人達は、すでにチャーター機を降りて入国手続きなどをすませ、午前11時ごろから政府が用意したバスで順次、医療機関に向けて空港を出発しました。
 厚生労働省によりますと、症状のある人は感染症の指定医療機関でウイルス検査を受けたほか、症状のない人も東京都新宿区の国立国際医療研究センターで検査を受けました。
 このうち国立国際医療研究センターでは、検査を終えた人たちが午後3時すぎにバスに乗って病院を出ました。
 厚労省は症状のある人はそのまま入院し、症状のない人は自宅に帰宅するか、国が用意した宿泊施設に滞在するよう求めています。そして検査の後、少なくとも1週間は外出を控え、その後の1週間も不要な外出は控えるよう求めています。
 東京都は、チャーター機で武漢市から帰国した日本人のうち、感染症治療のための専用の施設がある公社病院の荏原病院で4人を受け入れたことを発表しました。内訳は30歳代の男性、40歳代の男性、それに50歳代の男性と女性1人ずつの4人だということです。
 関係者によりますと、荏原病院で受け入れた4人のうち、少なくとも3人は37度台の発熱があるということです。また、このうちの50歳代の1人はせきや頭痛の症状も訴えているということです。このほか、50歳代の別の1人は現地でウイルス性肺炎と診断されたということですが、現在はせきの症状を訴えているということです。
 東京都は、チャーター機で武漢市から帰国した日本人のうち新たに50歳代の女性1人を感染症治療のための専用の施設がある都立駒込病院で受け入れたと発表しました。これで帰国した日本人のうち都内の病院で受け入れた人は合わせて5人になりました。
 新型コロナウイルスの感染が拡大する中国の武漢市からチャーター機で帰国した日本人のうち体調不良を訴えた5人が搬送された病院の医師らが記者会見を行い、40歳代の男性と50歳代の男性の合わせて2人に肺炎の兆候がみられることを明らかにしました。
 厚労省は帰国者の健康状態を定期的に確認する「健康フォローアップセンター」を設置しました。
 センターでは、厚労省の職員がチャーター機で帰国した人達の健康状態について、症状がある人は毎日、症状がない人は3日ごとに電話やメールで確認します。こうした健康フォローはおよそ2週間行います。
 また今後はチャーター機の帰国者だけでなく、武漢市やその周辺に滞在歴がある入国者についても、必要に応じて定期的に電話やメールなどで健康状態を確認する方向で検討を進めています。

 2020年1月29日(水)

nice!(0)  コメント(0) 

■新型肺炎で中国の感染者5974人、死者132人に SARS感染者超える [健康ダイジェスト]

 新型のコロナウイルスの感染拡大が続く中国の保健当局は、患者が新たに1459人増えて5974人になったと発表し、2003年に流行した重症急性呼吸器症候群(SARS)の中国本土の患者数を超えました。死亡した人は26人増えて、132人となりました。SARSでは世界で770人以上、うち中国本土では349人が死亡しました。
 中国の国家衛生健康委員会は29日、新型のコロナウイルスに感染して死亡した人の数が、湖北省で25人、河南省で1人の合わせて26人増えて、132人になったと発表しました。
 また患者の数は、1459人増えて5974人となり、中国本土で5000人を超えました。このうち、症状の重い人は1239人に上っているということです。
 2003年に流行したSARSの中国本土の患者の数は5327人でしたが、これを上回ったことになります。
 一方、SARSの中国本土以外の患者の数は2700人余りでしたが、新型のコロナウイルスについて中国本土以外で確認されたのは、これまでに17の国と地域で86人となっています。
 感染拡大が最も深刻な湖北省の保健当局は29日の発表で、重体の患者が228人いるとしているほか、27日だけで発熱などを訴えて病院で診察を受けた人が3万人を超えたとしています。
 湖北省では感染拡大の防止とともに、医療態勢の拡充が課題となっており、武漢市では合わせて約2000人が入院できる2つの病院の建設が2月2日と5日の完成を目指して進められているほか、28日までに全国各地から約6000人の医療関係者が派遣されたということです。
 専門家の間では、今回の中国政府の対応はSARS流行の時よりも素早く、オープンだと評価する声もある一方、1月に入って感染が拡大し始めた時期に地方当局者がウイルスへの対応よりも社会の安定の維持を重視していたという批判もあります。

 2020年1月29日(水)

nice!(0)  コメント(0)