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■新型コロナウイルス、東京都内で60人感染確認 60人以上は87人の5月4日以来 [健康ダイジェスト]

 東京都は28日、都内で、緊急事態宣言が解除された後では最も多い60人が新たに新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。
 東京都は28日、都内で新たに10歳代から70歳代と、90歳代の男女合わせて60人が、新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。
 1日の感染の確認が60人以上となったのは、87人が確認された大型連休中の5月4日以来で、5月25日に緊急事態宣言が解除された後では最も多くなりました。
 都内の感染者数は6月24日に50日ぶりに50人台となる55人となった後、25日に48人、26日に54人、27日に57人と高い水準が続いています。
 60人のうち、20歳代が33人と最も多く、30歳代が12人、40歳代が7人で、20歳代と30歳代は合わせて45人で、全体の75%を占めています。
 また、60人のうち、21人はこれまでに感染が確認された人の濃厚接触者で、39人は今のところ感染経路がわかっていません。
 さらに、都によりますと60人のうち31人は夜の繁華街に関係する人で、ホストクラブやキャバクラ店などの従業員や客だということです。
 このほか、家庭内での感染が4人、友人や知人との会食を通じて感染した可能性がある人が3人だということです。
 これで都内で感染が確認された人は、合わせて6114人になりました。
 一方、28日に都内で死亡が確認された人はいませんでした。
 東京都の担当者は、「ここ数日は高い数字が続いているが、20歳代、30歳代が大半を占めていて夜の街関連も多いという傾向に変わりはない。現時点では市中感染という段階ではなく、『第2波』という状況にもないと認識している」としています。

 2020年6月28日(日)

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■「新型コロナウイルスは消えないで広がっている」 専門家が指摘 [健康ダイジェスト]

 5月25日にすべての都道府県で緊急事態宣言が解除されてから、6月24日までの1カ月間に、全国で新型コロナウイルスへの感染が確認された人は1528人で、このうち東京都が半数近い748人に上っています。一方で、岩手県など17の県では感染が確認された人は1人も出ておらず、地域によって差が出ています。
 この1カ月間で全国で1528人の新型コロナウイルスへの感染が確認されたことについて、東北医科薬科大学の賀来満夫特任教授は「緊急事態宣言が解除された後も、かなりの人の感染が確認されており、やはり消えにくいウイルスであるという印象だ。感染は、まだ続いていると考える必要がある。東京も含めた首都圏や、北海道、関西圏、北九州など、大小のクラスターが継続して発生することで、ウイルスが消えずにいるとみられる」と指摘しました。
 その上で、「移動自粛の緩和によって、感染の密度の高い地域からも移動できるようになったので、全国に再び感染が拡大していく可能性は否定できない。東京やその周辺はもちろん、地方に住む人たちも含めて、手洗いやマスクの着用、それに『3密』を避ける新しい生活様式を守るなど、一層対策に取り組んでいくことが重要だ」と話しています。
 また、東京都で24日に続き、25日に50人前後の感染が確認されていることについては、「新型コロナウイルスは、人と人とのつながりの中で広がる感染症なので、人口の多い東京で感染が広がりやすいというのは理解できる。ただ、これだけ感染が続いているということは、私たちがまだ認識していないクラスターがどこかにある可能性がある。さらに感染者が増えるのではという懸念も非常に強い」と話しています。
 さらに、再流行の見通しについては、「新型コロナウイルスは高温多湿の環境に弱い可能性も指摘されるが、多くの人が免疫を持っておらず感染が広がりやすい状況は続く。秋以降、インフルエンザと重なって再流行する可能性もある。ワクチンの確実な供給は、早くても来年以降になるだろう。3密の回避を中心に、個人や事業者の予防の継続が求められる」。

 2020年6月27日(土)

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■新型コロナウイルス、国内感染者1万8406人に 埼玉県で新たに11人の感染確認 [健康ダイジェスト]

 27日は午後7時までに東京都で57人、埼玉県で11人、千葉県で5人、神奈川県と京都府、それに空港検疫でそれぞれ4人、栃木県で3人、大阪府で2人、栃木県と福岡県で1人など、合わせて89人の新型コロナウイルスへの感染が発表されています。
 国内で感染が確認された人は、空港の検疫などを含め1万8406人、クルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせて1万9118人となっています。
 また、北海道で1人死亡したため、亡くなった人の累計は、国内で感染した人が972人、クルーズ船の乗船者が13人の合わせて985人となっています。
 一方、埼玉県内では27日、飲食店の従業員など合わせて11人が新たに新型コロナウイルスに感染していると発表されました。
 さいたま市によりますと、新たに感染が確認されたのは、いずれも市内に住む20歳代の女性2人と40歳代の自営業の男性の合わせて3人です。
 このうち女性2人は、さいたま市大宮区の同じキャバクラ店の従業員で、この店ではこのほか3人の従業員の感染がすでに確認されているということです。
 この店には少なくとも70人ほどの従業員がいるということで、利用客や濃厚接触者などの調査を進めることにしています。
 さいたま市保健所の西田道弘所長は、「従業員の数などを考えるとクラスター(感染者集団)に発展する可能性が高い。実態把握を進め、検査体制を整えたい」と話しています。
 また、埼玉県は、三郷市に住む90歳代の女性と、戸田市の20歳代の女性、さいたま市の50歳代の会社役員の男性など合わせて7人の感染が確認されたと発表しました。
 このうち三郷市の女性は、すでに医療従事者などの感染が確認されている三郷中央総合病院の入院患者だということです。
 また、川口市では、50歳代の男性の感染が新たに確認されました。すでに感染が確認されている20歳代の男性の友人だということです。
 埼玉県内で発表された新型コロナウイルスの感染者数は、これで1098人となりました。

 2020年6月27日(土)

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