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■新型コロナ、世界の感染者8886万人 死者191万人 感染者増の中国、北京南方の2都市を封鎖 [健康ダイジェスト]

 アメリカのジョンズ・ホプキンス大学の集計によりますと、新型コロナウイルスの感染が確認された人は、日本時間の9日午後3時の時点で、世界全体で8886万500人となりました。また、感染して亡くなった人は、191万3419人に上っています。
 感染者が最も多い国はアメリカで2186万2773人、インドが1041万3417人、ブラジルが801万3708人、ロシアが332万1163人、イギリスが296万6244人となっています。
 亡くなった人が最も多い国もアメリカで36万8773人、ブラジルが20万1460人、インドが15万570人、メキシコが13万2069人、イギリスが7万9965人となっています。
 中国では首都北京の南に位置する2都市で、ここ半年で最多となる新型コロナウイルス感染者が確認されたことを受け、封鎖措置が実施されました。当局は感染拡大を食い止めようと、交通網の遮断や、市外への人の移動禁止などの対策に取り組んでいます。
 2019年末に初めて湖北省武漢で新型コロナウイルスの感染が確認されて以降、中国当局はおおむね同ウイルスの流行を抑えてきました。感染者が少数でも出れば、大規模な検査や地域の封鎖、移動制限を課して、感染を封じ込めてきました。
 しかし、中国北部の河北省では、8日までの1週間で無症状の人も含めて334人の感染者が新たに確認されたということです。
 河北省で最も感染者が多かったのは、周辺地域を含めた人口が1100万人に上る省都の石家荘(せっかそう)。隣接する人口700万人の邢台(けいだい)でも、複数の感染者が確認されました。
 河北省当局は8日、この2都市では必要不可欠な用事がない限り住民の外出を禁止すると発表。すべての住宅地域を、ロックダウン(都市封鎖)を意味する「封鎖管理」下に置き、「人や自動車の移動を厳しく制限する」とし、住民に、絶対必要でない限り、首都北京に入ることや省外に出ることを禁じました。
 石家荘では感染拡大予防のため、9日朝から地下鉄が運休となりました。北京から約300キロ南に位置する石家荘に通じる主な幹線道路は通行が禁止され、都市間の人の移動も止められています。
 邢台当局は感染拡大防止のため、住民に1週間自宅で過ごすよう求めると発表しました。
 新型コロナウイルスの制限措置が強化されたことで、2月11日から17日の春節(旧正月)休暇に多くの人が計画している旅行が台なしになるのではないかという懸念が高まっており、当局は控えめな春節休暇を示唆し始めています。
 中国は新型コロナウイルスの感染を基本的に抑え込んだとしていますが、このところ東北部の遼寧省でも感染者が見付かっていて、当局が警戒を強化しています。

 2021年1月9日(土)

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■新型コロナ、国内で過去最多の7882人感染 78人死亡 東京都で過去2番目に多い2392人感染 [健康ダイジェスト]

 国内では8日10時の時点で、東京都で2392人、神奈川県で838人、大阪府で654人、埼玉県で496人、千葉県で455人、愛知県で405人、福岡県で369人、兵庫県で297人、北海道で181人、栃木県で150人、京都府で147人、茨城県で127人、広島県で119人、熊本県で101人、群馬県で100人など、全47都道府県と空港検疫で合わせて7882人の新型コロナウイルスへの感染が発表され、4日連続で過去最多を更新しました。
 また、大阪府で19人、北海道で10人、愛知県で7人、東京都で7人、神奈川県で7人、埼玉県で6人、兵庫県で5人、福岡県で3人、栃木県で2人、静岡県で2人、三重県で1人、宮城県で1人、宮崎県で1人、岐阜県で1人、岩手県で1人、広島県で1人、滋賀県で1人、熊本県で1人、福島県で1人、鳥取県で1人の、合わせて78人の死亡の発表があり、過去最多となりました。
 国内で感染が確認された人は、空港の検疫などを含め27万4883人、クルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせて27万5595人となっています。感染して亡くなった人は、国内で感染した人が3963人、クルーズ船の乗船者が13人の、合わせて3976人です。
 厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や集中治療室などで治療を受けるなどしている重症者は、8日時点で、前日より30人増の826人となっています。
 一方、症状が改善して退院した人などは、8日時点で、国内で感染した人が21万3737人、クルーズ船の乗客・乗員が659人の、合わせて21万4396人となっています。
 東京都は8日、都内で新たに10歳未満から100歳以上までの男女合わせて2392人が、新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。
 7日の2447人に次いで2番目の多さで、初めて2日連続で2000人を超え、8日までの7日間の平均は1460・3人となり、最多を更新しました。
 都の担当者は、「正月の三が日が終わった今月4日以降に医療機関を受診した人が非常に多く、その数が反映されている。9日も8日と同じ規模の人数になると思われる」と話しています。
 2392人の年代別では、10歳未満が46人、10歳代が141人、20歳代が711人、30歳代が536人、40歳代が340人、50歳代が298人、60歳代が143人、70歳代が115人、80歳代が42人、90歳代が19人、100歳以上が1人。10歳代と20歳代、70歳代がそれぞれ過去最多です。
 2392人のうち、約31%に当たる745人はこれまでに感染が確認された人の濃厚接触者で、約68%の1645人はこれまでのところ感染経路がわかっていないということです。このほか、アメリカとシンガポールへの渡航歴がある人が2人いるということです。
 濃厚接触者の内訳は、「家庭内」が411人、「会食」が88人で、いずれも過去最多となりました。次いで「職場内」が49人、「施設内」が44人などとなっています。
 このうち「会食」では、親戚や友人との集まりで複数の人が感染したケースがあったということです。
 都によりますと、昨年の年末に会食をした人の感染が、このところ、相次いで確認されているということで、今後、年明けの会食で感染したケースが多く確認され始めると、全体の数も増えるのではないかとみています。
 これで都内で感染が確認されたのは、合わせて7万1182人に上りました。
 一方、都の基準で集計した8日時点の重症の患者は、7日より8人増えて129人となり、これまでで最も多くなりました。
 また、都は、これまでに感染が確認されていた60歳代と70歳代、それに90歳代の男女合わせて7人が死亡したことを明らかにしました。7人のうち、5人は院内感染で、このうち4人は同じ医療機関でした。残りの2人は、高齢者施設での感染だったということです。
 これで都内で死亡した人は、合わせて674人に上りました。

 2021年1月8日(金)

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