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■イギリスの新型コロナ変異種、初の市中感染か 静岡県の男女3人が感染 [健康ダイジェスト]

 厚生労働省は18日、静岡県内在住の20歳代から60歳代の男女3人が、イギリスで見付かった新型コロナウイルスの変異種に感染していたと発表しました。3人にはイギリスの滞在歴がありませんでした。海外の滞在歴がある人との接点もなく、市中感染したとみられるケースは国内で初めてで、感染源を調査しています。
 厚労省によると、静岡県で感染が確認されたのは20歳代と40歳代の女性2人と、60歳代の男性。20歳代の女性は1月3日に発症し、濃厚接触者の40歳代の女性は6日に発症しました。いずれも不特定多数との接触はなく、自宅療養中。60歳代の男性は1月10日に発症し、自宅で療養しています。
 また、厚労省は18日、昨年12月31日にイギリスから帰国した東京都在住の20歳代男性が変異種に感染していたと発表しました。1月2日に発症し、7日に都内の医療機関に入院。不特定多数との接触はないといいます。
 厚労省は、「現在、新型コロナウイルスの変異種が地域で面的な広がりを持っているとの証拠はない」としました。
 陽性になった人の検体の遺伝情報を無作為に解析する過程で、変異種への感染がわかったということです。
 国立感染症研究所の脇田隆字所長は、「感染経路について現在調査中だが国内で市中感染が起きたと考えられる。静岡県のモニタリングを強化して変異ウイルスの感染が広がっていないか調べたい」と述べました。
 新型コロナウイルスの変異種への感染が国内で確認されたのは、これで45人となります。
 イギリスで確認された変異種は、従来のウイルスに比べて感染力が最大で7割増していると推定されています。一方、重症化率や致死率が上昇したり、ワクチンが効かなくなったりする根拠は見付かっていません。

 2021年1月18日(月)

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■ロシア、18歳以上の全国民へのワクチン接種開始 中国がフィリピンに国産ワクチン寄付 [健康ダイジェスト]

 ロシアでは18日、18歳以上のすべての国民を対象に、新型コロナウイルスの自国j製ワクチンを接種する大規模な取り組みが始まりました。ロシア製のワクチンの有効性などを強調する狙いもあるとみられます。
 ロシアでは、国内で開発された新型コロナウイルスのワクチン「スプートニクⅤ」の接種が、医療従事者や教師などを優先対象にして先月から始まっています。
 これについてウラジミール・プーチン大統領は、接種の規模を拡大するよう指示し、18日からは、妊婦などを除く18歳以上のすべての希望者に対象を広げて大規模な接種が始まりました。
 このうち極東のウラジオストクの医療機関には事前に申し込みをした人が次々に訪れ、接種を受けていました。
 50歳代の女性は、「自主的な隔離の生活に疲れ、安全のために接種しました。ロシアの科学を信頼しています」と話していました。
 ロシアでは、これまでの感染者数が350万人を超え、感染拡大が収まっていない一方、ワクチンの安全性や有効性に対しては、国民の不安も根強いのが実情です。
 ロシアの国営メディアはワクチンの接種拡大を大きく伝えており、プーチン政権としては、大規模な接種によってロシア製のワクチンの有効性などを強調する狙いもあるとみられます。
 一方、フィリピンを訪問中の中国の王毅外相は16日、中国製の新型コロナウイルスワクチン50万回分を寄付すると表明しました。中国製の新型コロナワクチンを巡っては、東南アジア各国が相次いで、中国による提供を発表しています。ミャンマーは30万回分の提供を受けるとしているほか、カンボジアも15日、中国が100万回分のワクチンを無償提供すると明らかにしました。
 フィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ政権は、新型コロナウイルスワクチンの確保に向けた世界的な競争に出遅れたことで批判を浴びており、人口約1億1000万人に提供するワクチン確保を急いでいます。
 フィリピンはすでに、まだ中国当局に承認されていない中国国有製薬大手シノバック・バイオテックが開発した新型コロナワクチン「コロナバック」を、2500万回分購入することで合意しています。
 中国がどの新型コロナワクチンをフィリピンに寄付するのか、先のシノバック・バイオテック製「コロナバック」購入契約の一部が寄付になるのかなどは、明らかになっていません。
 中国製の新型コロナワクチンを巡っては、有効性について懸念の声が上がっています。「コロナバック」は、トルコで行われた臨床試験(治験)で91・25%の有効性が確認されたものの、ブラジルで行われた治験での有効性は約50%にとどまりました。
 フィリピンの新型コロナウイルスの累計感染者は約50万人、死者は約1万人となっています。

 2021年1月18日(月)

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■新型コロナ、国内で5759人感染 49人死亡 東京都で日曜日として最多1592人感染 [健康ダイジェスト]

 国内では17日午後8時の時点で、東京都で1592人、神奈川県で795人、大阪府で464人、埼玉県で433人、千葉県で428人、福岡県で300人、兵庫県で289人、愛知県で218人、京都府で154人、北海道で124人、茨城県で89人、沖縄県で89人など、鳥取県を除く46都道府県と空港検疫で、合わせて5759人の新型コロナウイルスへの感染が発表されました。
 また、死亡の発表は、愛知県で6人、東京都で5人、北海道で4人、千葉県で4人、埼玉県で4人、大阪府で4人、神奈川県で3人、京都府で2人、熊本県で2人、茨城県で2人、佐賀県で1人、兵庫県で1人、和歌山県で1人、大分県で1人、宮城県で1人、富山県で1人、岐阜県で1人、滋賀県で1人、石川県で1人、福島県で1人、長崎県で1人、静岡県で1人、高知県で1人の、合わせて49人となっています。
 国内で感染が確認された人は、空港の検疫などを含め33万544人、クルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせて33万1256人となっています。
 感染して亡くなった人は、国内で感染した人が4525人、クルーズ船の乗船者が13人の、合わせて4538人です。
 厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や集中治療室などで治療を受けるなどしている重症者は、17日時点で、前日より7人増の972人と最も多くなっています。一方、症状が改善して退院した人などは、17日時点で、国内で感染した人が24万8488人、クルーズ船の乗客・乗員が659人の、合わせて24万9147人となっています。
 東京都は17日、都内で新たに10歳未満から90歳代までの男女合わせて1592人が、新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。
 日曜日としては、1週間前の10日の1494人を上回り、これまでで最も多くなりました。
1日の感染の確認が1000人を超えるのは、5日連続です。
 1592人を年代別でみると、10歳未満が47人、10歳代が86人、20歳代が362人、30歳代が315人、40歳代が258人、50歳代が213人、60歳代が122人、70歳代が117人、80歳代が56人、90歳代が16人です。
 全体の42%に当たる676人はこれまでに感染が確認された人の濃厚接触者で、57%の915人はこれまでのところ感染経路がわかっていないということです。このほか、ロシアへの渡航歴がある人が1人いるということです。
 濃厚接触者の内訳は、「家庭内」が最も多く397人、次いで「施設内」が102人、「職場内」が65人、「会食」が35人などとなっています。
 このうち、「施設内」では、21の医療機関で患者と職員合わせて75人が、14の高齢者施設で利用者・入所者と職員合わせて18人が感染したということです。すでに患者や職員の多数の感染が確認されている町田市の飛鳥病院では17日、29人について感染確認が報告されたということです。
 都内で感染が確認されたのは、累計で8万5470人になりました。
 一方、17日時点で入院している人は、16日より13人減って3045人となりました。「現在確保している病床に占める割合」は、76・12%となっています。
 このうち、都の基準で集計した17日時点の重症の患者は、16日より2人増えて138人で、重症患者用の病床の55・2%を使用しています。
 また、感染が確認されている人のうち、自宅で療養している人は、16日より612人増えて9043人となり、初めて9000人を超えて過去最多となりました。都が確保したホテルなどで療養している人は、16日より28人減って831人です。このほか、医療機関に入院するか、ホテルや自宅で療養するか調整中の人は、196人増えて7727人で、これも過去最多となりました。
 また、都は、これまでに感染が確認されていた70歳代から90歳代の男女5人が死亡したことを明らかにしました。このうち、2人は高齢者施設での感染で、1人は家庭内感染だったということです。
 これで都内で死亡した人は、合わせて725人になりました。

 2021年1月18日(月)

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■新型コロナ、世界の感染者9474万人 死者202万人 ブラジルで中国・イギリス製ワクチンの接種始まる [健康ダイジェスト]

 アメリカのジョンズ・ホプキンス大学の集計によりますと、新型コロナウイルスの感染が確認された人は、日本時間の18日午前3時の時点で、世界全体で9474万4048人となりました。また、感染して亡くなった人は、202万6396人となっています。
 感染者が最も多いのはアメリカで2380万9961人、次いでインドが1055万7985人、ブラジルが845万5059人、ロシアが353万379人、イギリスが340万5701人となっています。
 感染して亡くなった人が最も多いのもアメリカで39万6353人、次いでブラジルが20万9296人、インドが15万2274人、メキシコが14万241人、イギリスが8万9427人となっています。
 ブラジルの薬事当局である国家衛生監督庁は17日、中国の製薬会社の科興控股生物技術(シノバック・バイオテック)とイギリスの製薬大手アストラゼネカが開発した新型コロナウイルスのワクチン2種類について、緊急利用を認めると発表し、これを受けてサンパウロ州ではシノバック・バイオテックのワクチンの接種が他の地域に先駆けて医療従事者らを対象に始まりました
 ブラジルのジャイル・ボルソナロ大統領はアストラゼネカのワクチンを支持しており、過去には政治的に対立するサンパウロ州のジョアン・ドリア知事が推進する中国製ワクチンについて、「ブラジル人は(実験用の)モルモットにならない」と批判。国家衛生監督庁の判断が注目を集めていました。
 国家衛生監督庁は17日、複数の専門家の議論の末、全会一致で2種類のワクチンを承認すると発表。16日にはロシア製のワクチン「スプートニクⅤ」の緊急利用の申請を却下したため、当面は2種類のワクチンを接種することで集団免疫の獲得を目指します。
 ブラジル政府によりますと、シノバック・バイオテックのワクチンは、欧米のワクチンに比べて値段が安く、中国側もデータの提供などに協力的で、安全性も確保されているということです。
 ブラジルの新型コロナウイルス累計感染者数は、16日時点で約845万人で世界で3番目、死者数は約21万人で2番目。2020年12月から感染再拡大が始まっており、北部の工業都市マナウスで医療崩壊が発生するなど、深刻な事態となっています。

 2021年1月18日(月)

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