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■新型コロナ、世界の感染者9159万人 死亡196万人 アメリカの1日の死者4500人に迫る [健康ダイジェスト]

 アメリカのジョンズ・ホプキンス大学の集計によりますと、新型コロナウイルスの感染が確認された人は、日本時間の13日午後3時の時点で、世界全体で9159万4383人となりました。また、感染して亡くなった人は、196万2219人となっています。
 感染者が最も多いのはアメリカで2283万8110人、次いで、インドが1049万5147人、ブラジルが819万5637人、ロシアが341万2390人、イギリスが317万3291人。
 感染して亡くなった人が最も多いのもアメリカで38万670人、次いで、ブラジルが20万4690人、インドが15万1529人、メキシコが13万5682人、イギリスが8万3342人。
 アメリカでは、日本時間の13日午前10時30分(アメリカ東部時間12日午後8時30分)の時点で、過去24時間に確認された新型コロナウイルスによる死者が4500人に迫る4470人となり、初めて4000人を超え過去最多となりました。新規感染者は、23万5000人超でした。
 インドネシアのジョコ・ウィドド大統領(59歳)は13日、同国で最初に新型コロナウイルスワクチンの接種を受けました。首都ジャカルタの大統領府で行われたワクチン接種はテレビで生中継され、大統領のほかに、保健相や政府高官、財界・宗教界の指導者が接種を受けました。
 ジョコ大統領は接種後、「何ともなかった」と笑いながら感想を述べました。今回の接種は1回目で、2回目は後日行われる予定。
 インドネシア当局は今週、中国の製薬大手の科興控股生物技術(シノバック・バイオテック)が開発した新型コロナウイルスワクチンを承認しました。インドネシアで行われた治験での有効性は65・3%と、比較的低くなりました。
 また、イスラム教徒が大半を占めるインドネシアでは、ワクチン接種に懐疑的な人向けに、国内最大の宗教団体「ナフダトゥル・ウラマー」がワクチンはイスラムの戒律に則った「ハラル(許されている事)」であると認めました。
 ワクチン接種は医療従事者とリスクが高い人が優先で、今後1年3カ月で約1億8200万人の接種を目指しています。
 インドネシアは、イギリスのアストラゼネカやアメリカのファイザー、中国の中国医薬集団(シノファーム)など、複数の製薬会社のワクチン約3億3000万回分をすでに確保しています。
 インドネシアの新型コロナウイルスの累計感染者数は約85万人、累計死者数は約2万5000人とされているものの、検査数が少ないことから、実数ははるかに多いと考えられています。

 2021年1月13日(水)

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■全国のインフルエンザ患者報告数、全国で69人 3日までの1週間で [健康ダイジェスト]

 厚生労働省によりますと、1月3日までの1週間に、全国およそ5000カ所の定点医療機関から報告があったインフルエンザの患者数は、前の週と同じ合わせて69人で、例年と比べて大幅に感染者が少ない状態が続いています。
 患者が報告された地域は、全国25の都道府県で、前の週から3減りました。都道府県別では、三重県で9人、愛知県で7人、滋賀県で6人、神奈川県で5人、大阪府で4人、岡山県で4人などが報告されています。
 インフルエンザは1定点医療機関当たりの1週間の患者数が全国で1人を超えると「全国的な流行期」入りとされていますが、今の時点では0・01人と大きく下回っています。
 国立感染症研究所などによりますと、毎年この時期には1万人から10万人程度の報告があるということで、インフルエンザが年明けの1月以降まで全国的な流行期入りしなかったのは、2015年から2016年にかけてのシーズン以来5年ぶりだということです。
 2020年の同じ時期の6万4500人余りと比べると、およそ1000分の1にとどまっています。
 感染症が専門で国立病院機構三重病院の谷口清州臨床研究部長は、「インフルエンザの流行分析を20年間、続けてきた中で、これだけ患者が少ないシーズンは経験がない。インフルエンザについては、多くの人が基礎免疫を持っていることに加え、マスクの着用、手洗いなど対策が根付いたことなどが、患者が少ない要因だと考えられる。また、新型コロナウイルスの広がりによって、ほかのウイルスが侵入できなくなる『ウイルス干渉』という現象が起き、インフルエンザの患者が減っている可能性もある。インフルエンザが今後、大きな流行になるとは考えにくい状況だと思うが、インフルエンザも新型コロナも感染予防の対策は同じなので、一人一人が引き続き取り組んでほしい」と話しています。

 2021年1月13日(水)

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■アメリカ西海岸で流行の新型コロナウイルス、国内患者から発見 慶応大学が調査 [健康ダイジェスト]

 新型コロナウイルスの遺伝子を解析している慶応大学の研究チームの調査で、現在、日本で流行しているのとは異なる系統のウイルスが、国内の患者から見付かっていたことがわかりました。
 調査を行っているのは慶応大学医学部の小崎健次郎教授らの研究チームで、全国13カ所の病院で検査を受けた患者から集められた新型コロナウイルスの遺伝子を詳しく調べています。
 その結果、昨年11月、関東地方の病院で感染が確認された患者から、アメリカの西海岸などで流行している「20C」と呼ばれる系統の新型コロナウイルスが検出されたということです。
 検出されたウイルスは感染力などの性質が変化しているという報告はないということで、研究チームではこの患者に海外への渡航歴がないことなどから市中で感染した可能性があるとしています。
 国内では、昨年の第1波の流行の後に残った2つの系統のウイルスが流行の主流となっており、これとは異なる「20C」の系統は昨年5月以降、検疫以外では見付かっていないということです。
 新型コロナウイルスを巡っては、イギリスや南アフリカなどで見付かった感染力が強いとされる変異したウイルスに対し、水際対策が強化されていますが、研究チームでは海外から新しいウイルスが持ち込まれるリスクがあることが改めて確認されたとしています。
 小崎教授は、「遺伝子の解析から、これまでの水際対策はうまくいっていたとみられるが、海外からウイルスが入ってきているのも事実だ。全国的にウイルスの遺伝子の解析を進めて今後の状況を的確かつ迅速に把握する必要がある」と話しています。
 ウイルスの遺伝子は人などの細胞内で増殖しながら、絶えず小さな変異を繰り返していて、多くの場合はウイルスの性質が変化することはありません。
 一方で、新型コロナウイルスでは、ウイルスの性質に影響を与える可能性がある3つのタイプの変異ウイルスが確認されています。
 1つは、昨年、イギリスで確認された変異ウイルスで、感染のしやすさが最大70%程度増加している可能性が指摘されています。症状の重さやワクチンが十分に効くかなどについては、現在調査が進められています。世界保健機関(WHO)によりますと、1月5日現在、日本を含む世界の40の国や地域の空港検疫などでこの変異ウイルスが検出されているということです。
 もう一つは、南アフリカで確認された変異ウイルスで、遺伝子にイギリスで見付かったものと同じ変異があることがわかっていますが、異なる系統だということです。症状の重さや感染のしやすさなどについては、現在調査が行われています。WHOによりますと、1月5日現在、南アフリカ以外に日本を含む6つの国や地域の空港検疫などで検出されているということです。
 さらに、1月初め、日本の空港検疫で、ブラジルのアマゾナス州から到着した4人からイギリスや南アフリカとは異なる変異ウイルスが検出されました。
 ブラジル保健省が日本政府に対し、4人の国籍やブラジル国内での移動経路などの情報を求め、調査を行っているということです。
 ブラジルは世界で3番目に多い800万人以上が新型コロナウイルスに感染し、今年に入ってから新たな感染者の数は増加傾向になっています。
 中でもアマゾナス州は感染状況が深刻な地域で、1月2日からは、生活必需品を売る店舗を除き、すべての店を閉鎖する措置をとっています。

 2021年1月13日(水)

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■新型コロナ集団免疫、2021年内の獲得はなし WHOが警鐘 [健康ダイジェスト]

 世界各国で新型コロナウイルスのワクチン接種が始まる中、世界保健機関は11日、世界の多くの人が免疫を持つことで感染が広がりにくくなる、いわゆる「集団免疫」の状態を2021年中に獲得することはないと警鐘を鳴らしました。
 ワクチンにより数カ月後にようやく通常の生活に戻れるようになるとの期待が世界で高まっているものの、WHOの主任科学者、ソーミャ・スワミネイサン氏は、新型ウイルスの拡大を止めるのに十分な量のワクチンを生産し、接種するのには時間がかかるとの見解を示しました。
 スワミネイサン氏はスイス・ジュネーブのWHO本部からインターネット上で開かれた記者会見で、「2021年内にはいかなるレベルの集団免疫にも達しない」と明言。一部の国だけで免疫を持つ人が増えても世界全体の人々を守ることにはつながらないとして、引き続き、ウイルスの流行を抑えるために、対人距離の確保や手洗い、マスク着用などの対策を続ける必要があると強調しました。
 スワミネイサン氏はまた、全く新しいウイルスに対する、安全で効果的なワクチンが1年足らずで複数開発されたことについて、想像も及ばない事態に科学者らが対処し「信じられないほどの進歩」を遂げたと称賛。ただし、ワクチン接種の普及には「かなり時間がかかる」とも強調しました。「ここでは数百万回規模ではなく、数十億回規模の話をしており、ワクチンの生産量の評価に時間がかかる」とし、人々に「少しだけ我慢して」と呼び掛けました。
 スワミネイサン氏はまた、ゆくゆくは「ワクチンが届く。ワクチンはすべての国に行き渡る」と述べました。
 また、テドロス・アダノム事務局長は、中国政府がWHOの国際的な調査チームを14日に受け入れると発表したことを歓迎し、中国側との連携がスムーズにいくかどうか見守る考えを示しました。

 2021年1月12日(火)

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■新型コロナ、東京都で火曜日として2番目に多い970人感染 国内で4539人感染、64人死亡 [健康ダイジェスト]

 国内では12日午後10時30分の時点で、東京都で970人、神奈川県で906人、千葉県で415人、大阪府で374人、埼玉県で261人、福岡県で199人、兵庫県で161人、北海道で145人、愛知県で132人、京都府で108人、栃木県で83人など、福井県と島根県を除く45都道府県と空港検疫で、合わせて4539人の新型コロナウイルスへの感染が発表されました。
 また、大阪府で10人、兵庫県で9人、愛知県で9人、埼玉県で5人、栃木県で4人、神奈川県で4人、北海道で3人、千葉県で3人、福岡県で3人、奈良県で2人、広島県で2人、東京都で2人、群馬県で2人、静岡県で2人、山口県で1人、山形県で1人、岐阜県で1人、鳥取県で1人の、合わせて64人の死亡の発表がありました。
 国内で感染が確認された人は、空港の検疫などを含め29万8172人、クルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせて29万8884人。感染して亡くなった人は、国内で感染した人が4179人、クルーズ船の乗船者が13人の、合わせて4192人。
 厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や集中治療室などで治療を受けるなどしている重症者は、12日時点で、前日より17人増の881人となり、9日連続で過去最多を更新しました。
 一方、症状が改善して退院した人などは、12日時点で、国内で感染した人が22万5396人、クルーズ船の乗客・乗員が659人の、合わせて22万6055人となっています。
 東京都は12日、都内で新たに10歳未満から90歳代までの男女合わせて970人が、新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。
 1日当たりの感染者数は1月4日の884人以来、8日ぶりに1000人を下回りましたが、火曜日としては、先週の1月5日の1278人に次いで2番目に多くなりました。
 都の担当者は、「1000人を下回ったのは、11日までの3連休に医療機関が通常より閉まっていたことが影響したと考えられる。連休明けとしては非常に数が多い。減少傾向といえる状況ではなく、引き続き『ステイホーム』を心掛けてほしい」と話しており、連休後も不要不急の外出自粛を徹底するよう呼び掛けています。
 年代別では、10歳未満が23人、10歳代が54人、20歳代が249人、30歳代が184人、40歳代が128人、50歳代が138人、60歳代が76人、70歳代が70人、80歳代が37人、90歳代が11人。
 970人のうち、約38%に当たる367人はこれまでに感染が確認された人の濃厚接触者で、約62%の603人はこれまでのところ感染経路がわかっていないということです。
 濃厚接触者の内訳は、「家庭内」が最も多く185人、「施設内」が44人、「会食」が34人、「職場内」が25人などとなっています。
 このうち「施設内」では、5つの医療機関で患者と職員合わせて13人が、また、14の高齢者施設で利用者と職員合わせて22人が感染したということです。
 これで都内で感染が確認されたのは、合わせて7万7133人になりました。
 一方、12日時点で入院している人は、11日より72人増えて3427人で、過去最多となりました。「現在確保している病床に占める割合」は、およそ86%です。
 また、都の基準で集計した12日時点の重症の患者は、11日より13人増えて144人で、これまでで最も多くなりました。重症患者向けの病床のおよそ58%を使用しています。
 都によりますと、144人の年代別では、70歳代が55人と最も多く、高齢者の割合が高くなっていますが、20歳代の男性1人が含まれているということです。
 感染が確認されている人のうち、自宅で療養している人は、11日より958人増えて8452人となり、過去最多となりました。都が確保したホテルなどで療養している人は、11日より34人減って1009人。医療機関に入院するか、ホテルや自宅で療養するか調整中の人は、11日より890人減って6141人。
 また、都は、感染が確認された80歳代と90歳代の男性2人が死亡したことを明らかにしました。このうち90歳代の男性は、クラスター(感染者集団)が発生した有料老人ホームに入所していたということです。
 これで都内で死亡した人は、合わせて691人になりました。

 2021年1月12日(火)

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