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■新型コロナワクチン2回接種後の陽性反応は0・01% イスラエルの速報値 [健康ダイジェスト]

 世界でも特に速いペースで新型コロナウイルスのワクチン接種を進めている中東イスラエルの保険機関は、アメリカの製薬大手ファイザーなどが開発したワクチン接種を2回受けた人について、初期段階の状況を公表しました。これまでに検査で陽性反応が出た人は0・01%にとどまったということで、「勇気付けられる結果だ」としています。
 イスラエルでは26日までに、1回目のワクチン接種をした人が人口のおよそ3割に当たる270万人に上り、このうちおよそ140万人は2回目のワクチン接種を終えるなど、世界的にも速いペースで接種を進めています。
 このうち、アメリカの製薬大手ファイザーとドイツの製薬ベンチャーのビオンテックが共同開発したワクチンの接種を進めている、保険組織「健康維持機構」の1つである保険機関「マッカビ」は、2回目の接種を終えた12万8600人について、初期段階の状況を公表しました。
 2回目の接種から1週間以上経過した後の状況を調べたところ、検査で陽性反応が出た人は20人、割合にして0・01%だったということです。20人には、いずれもせきや頭痛、けん怠感などの症状が現れましたが、入院した人や38・5度以上の高熱が出た人はいないということです。また、このうち10人には、基礎疾患があったということです。
 ワクチンを共同開発したファイザーとビオンテックの臨床試験(治験)では、95%の予防効果が確認されています。
 こうした結果についてマッカビは、「初期段階のデータにすぎないが、非常に勇気付けられる結果だ」とコメントしています。
 人口900万人のイスラエルでは、27日までに61万7168人が新型コロナウイルスに感染し、4513人が死亡しており、3度目となる厳しい外出制限が1月末まで出されています。
 ワクチン接種は、昨年12月19日から医療従事者や60歳以上の高齢者を対象に始まり、政府は3月末までに16歳以上のすべての国民に対して接種を終えたいとしています。

 2021年1月27日(水)

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■新型コロナ、世界の感染者1億人を超える 約2カ月半で倍増 [健康ダイジェスト]

 アメリカのジョンズ・ホプキンス大学の集計によりますと、新型コロナウイルスの感染が確認された人は日本時間の27日午前6時30分の時点で、世界全体で1億人を超え1億6万3707人となりました。
 27日午前11時の時点では、1億21万6403人となりました。また、感染して亡くなった人は、世界全体で215万4967人となっています
 感染者は昨年11月上旬に5000万人を超えてから、約2カ月半で倍増。約77億人の世界人口の1・3%近くが、これまでに感染したことになります。
 また、今年に入って1日当たりの新規感染者数は、約66万8250人となっています。平均7・7秒ごとに1人が感染した計算になります。
 先進国を中心に50カ国以上で医療従事者や高齢者などを対象にしたワクチン接種が始まっていますが、変異ウイルスも広がるなど、世界規模での流行収束の見通しが立たない状況が続いています。
 感染者の割合を地域別にみますと、南北アメリカ大陸が4000万人以上と全体の40%以上を占めていて、感染者が2500万人超と最も多いアメリカでは、この1週間の平均で1日当たり17万人ほどの感染者が新たに確認されています。
 一方、ワクチンの接種は先進国を中心に進んでいますが、各国の政府などが公表したデータをまとめているイギリス・オックスフォード大学の研究者などが運営するウェブサイト「アワ・ワールド・イン・データ」によりますと、1月26日の時点で全世界で接種された新型コロナウイルスのワクチンは合わせておよそ6900万回分で、少なくとも1回は接種を受けた人の数もおよそ6300万人と世界の人口からみると一部にとどまっています。
 新型コロナウイルスはイギリスで変異したウイルスが見付かり、その後、ヨーロッパや中東、アジアなど世界各地でこの変異ウイルスが確認されたほか、南アフリカでも別の変異ウイルスが見付かるなどしていて、感染拡大に歯止めがかからない状況が続いています。
 アメリカのジョンズ・ホプキンス大学の集計によりますと、日本時間の27日午前11時の時点で、感染者が最も多いのはアメリカで2543万4766人、次いで、インドが1067万6838人、ブラジルが893万3356人、ロシアが371万6228人、イギリスが370万268人となっています。
 感染して亡くなった人が最も多いのもアメリカで42万5038人、次いで、ブラジルが21万8878人、インドが15万3587人、メキシコが15万273人、イギリスが10万359人となっています。
 変異した新型コロナウイルスの感染が広がっているイギリスでは、感染して亡くなった人がこれまでに10万人を超え、依然として深刻な状況が続いています。
 イギリスでは感染力が強いとされる変異した新型コロナウイルスの感染が先月から急速に広がり、今月に入り1日当たりの感染者は6万人を超えた日もあります。
 イギリス政府の発表によりますと、26日、1日に報告された死者は1631人で、累計で10万162人となり、ヨーロッパでは初めて10万人を超えました。
 ボリス・ジョンソン首相は26日の記者会見で、「この厳しい数字に含まれる悲しみは計り知れないものだ。多くの人たちが家族や親族の死に立ち会って別れを告げることさえできなかった」と述べました。さらに「私は政府が行ったすべてに対する責任を負う」と述べる一方、「我々はできる限りのことをしてきた」とも訴えました。
 イギリスの新型コロナによる累計死者数は昨年4月中旬に1万人に達し、11月中旬に5万を超えました。その後、感染力が強い変異種の拡大により死者が急増し、1月は26日時点で約2万6000人の死亡が確認されています。
 イギリスでは1日当たりの感染者は減少傾向にありますが、死者や入院患者の数は、昨年春のピーク時を大きく上回る水準が続いていて、会見に同席したクリス・ウィッティ首席医務官は死者が大きく減少するにはまだ時間がかかるという見方を強調しました。

 2021年1月27日(水)

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■新型コロナ、東京都で再び1000人超の1026人感染 国内で3852人感染、104人死亡 [健康ダイジェスト]

 国内では26日午後10時の時点で、東京都で1026人、神奈川県で394人、大阪府で343人、千葉県で340人、埼玉県で253人、愛知県で215人、福岡県で155人、兵庫県で153人、京都府で113人、北海道で106人など、全47都道府県と空港検疫で、合わせて3852人の新型コロナウイルスへの感染が発表されました。
 厚生労働省の発表によると、ベトナムと南アフリカから入国し、空港検疫で感染が判明していた30歳代の女性2人から、イギリスと南アフリカで流行している変異種が見付かりましたた。国内で変異種の感染が確認された人は、計53人となりました。
 国内ではまた、大阪府で14人、東京都で13人、神奈川県で13人、埼玉県で9人、兵庫県で7人、愛知県で7人、千葉県で5人、北海道で4人、京都府で3人、静岡県で3人、山口県で2人、岐阜県で2人、新潟県で2人、栃木県で2人、熊本県で2人、福島県で2人、茨城県で2人、鹿児島県で2人、宮崎県で1人、岡山県で1人、岩手県で1人、広島県で1人、滋賀県で1人、福井県で1人、福岡県で1人、群馬県で1人、長野県で1人、香川県で1人の、合わせて104人の死亡の発表がありました。亡くなった人は、1月22日の108人に次いで2番目に多くなりました。
 国内で感染が確認された人は、空港の検疫などを含め37万2332人、クルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせて37万3044人となっています。感染して亡くなった人は、国内で感染した人が5298人、クルーズ船の乗船者が13人の、合わせて5311人です。
 厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や集中治療室などで治療を受けるなどしている重症者は、26日時点で、前日より21人減の996人となっています。一方、症状が改善して退院した人などは、26日時点で、国内で感染した人が30万1540人、クルーズ船の乗客・乗員が659人の、合わせて30万2199人となっています。
 東京都は26日、都内で新たに10歳未満から100歳以上までの男女合わせて1026人が、新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。
 都内の1日の感染確認は24日、25日と1000人を下回っていたものの、再び1000人を超えました。
 これについて都の担当者は、「1週間平均では少しずつ減ってきているが、1日1000人前後は決して少なくない。感染者全体や感染経路がわからない人の数がまだ一定数いるため、今後、急激に減ることは基本的にないと思う。引き続きステイホームをして接触機会を減らしてほしい。みんなの努力が感染者の減少につながるので少し減ってきたといっても油断しないでほしい」と話しています。
 年代別は、10歳未満が27人、10歳代が45人、20歳代が189人、30歳代が164人、40歳代が145人、50歳代が142人、60歳代が96人、70歳代が95人、80歳代が86人、90歳代が35人、100歳以上が2人。
 1026人のうち、約45%に当たる466人はこれまでに感染が確認された人の濃厚接触者で、約55%の560人はこれまでのところ感染経路がわかっていないということです。
 濃厚接触者の内訳は、「家庭内」が最も多く230人、「施設内」が150人、「職場内」が30人、「会食」が18人などとなっています。
 「施設内」では、22の医療機関で患者と職員合わせて86人、28の高齢者施設で利用者と職員合わせて62人が、感染確認されました。
 これで都内で感染が確認されたのは、合わせて9万5534人になりました。
 また、26日時点で入院している人は、25日より39人増えて2847人となりました。「現在確保している病床に占める割合」は、71・2%。
 このうち、都の基準で集計した26日時点の重症の患者は、25日と同じ148人で、重症患者用の病床の59・2%を使用。
 感染が確認された人のうち、自宅で療養している人は、25日より553人減って7510人でした。都が確保したホテルなどで療養している人は、25日より76人減って800人。医療機関に入院するか、ホテルや自宅で療養するか調整中の人は、25日より28人減って5540人。
 また、都は、感染が確認された70歳代から90歳代の男女13人が死亡したことを明らかにしました。このうち3人は入院していた病院内で、2人は家庭内で、1人は高齢者施設でそれぞれ感染したということです。
 これで都内で死亡した人は、800人を超えて809人になりました

 2021年1月26日(火)

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