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■新型コロナ、世界の感染者8963万人 死者192万人 イギリス女王夫妻がワクチンを接種 [健康ダイジェスト]

 アメリカのジョンズ・ホプキンス大学の集計によりますと、新型コロナウイルスの感染が確認された人は、日本時間の10日午後3時の時点で、世界全体で8963万87人となりました。また、感染して亡くなった人は、192万6544人に上っています。
 感染者が最も多い国はアメリカで2213万2396人、次いで、インドが1045万284人、ブラジルが807万5998人、ロシアが334万4175人、イギリスが302万6342人となっています。
 感染して亡くなった人が最も多い国もアメリカで37万2428人、次いで、ブラジルが20万2631人、インドが15万999人、メキシコが13万3204人、イギリスが8万1000人となっています。
 イギリス王室は9日、94歳のエリザベス女王と99歳の夫のフィリップ殿下が、新型コロナウイルスのワクチンの接種を受けたことを明らかにしました。
 接種はロンドン郊外のウィンザー城で専属医によって行われ、誤情報やさらなる憶測を避けるために女王自身が公表を決めたということです。
 イギリスのメディアは、女王が接種したことで、一部にあるワクチンへの懸念や懐疑的な見方を取り除くことが期待されるなどと伝えています。
 イギリス王室では女王の長男で72歳のチャールズ皇太子が昨年3月に、検査で陽性反応を示しました。皇太子は一時的に自主隔離生活を送った後、「幸いなことに軽い症状で済んだ」と話しました。皇太子の長男で38歳のウィリアム王子も陽性反応を示したと報じられたものの、感染の正確な時期は公表されていません。
 イギリスでは、感染力が強いとされる変異した新型コロナウイルスの感染が拡大し、9日の感染者は5万9937人と、12日連続で5万人を超えています。
 また、死者は1035人で、これまでに亡くなった人は計8万人を超え、深刻な状況が続いています。
 病院に入院する患者も急増しており、ロンドンのあるイングランドでは一部の病院で患者を受け入れられず、別の病院に搬送するケースも出ていると伝えられています。
 イギリス政府は、ワクチンの接種を急ぐとともにテレビやラジオ、インターネットなどを通じて外出せずに家で過ごすよう市民に求めるキャンペーンを始めるなど対応に追われています。
 一方、ローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇は9日、カナレ5テレビで10日放送予定のインタビューの中で、ワクチン接種に反対するのは「自滅的」なことだと述べ、バチカンで新型コロナウイルスのワクチン接種が始まる翌週に自身も接種を受ける意向であることを明らかにしました。

 2021年1月10日(日)

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■新たな変異ウイルス、羽田空港で確認 ブラジルから帰国の4人から [健康ダイジェスト]

 1月2日に羽田空港に到着した男女4人が、イギリスや南アフリカで見付かったものとは異なる変異ウイルスに感染していたことがわかりました。このウイルスへの感染が国内の検疫の検査で確認されたのは、初めてです。
 厚生労働省の10日の発表によりますと、感染していたのは、2日にブラジル北西部のアマゾナス州から到着した10歳代から40歳代の男女合わせて4人です。
 羽田空港の検疫所で受けた新型コロナウイルスの検査で陽性となり、その後、国立感染症研究所で検体の遺伝子を解析した結果、変異ウイルスと確認されました。
 これまでにイギリスや南アフリカで見付かった変異ウイルスと共通の変異はあるものの、遺伝子の配列が異なるということです。
 このウイルスへの感染が国内の検疫の検査で確認されたのは初めてで、感染症研究所が世界保健機関(WHO)に通報するとともに、感染力やワクチンの有効性への影響などについて詳しく調べています。
 新たな変異ウイルスへの感染がわかった4人のうち、40歳代の男性は到着時は無症状でしたが、その後、呼吸状態が悪化して入院しています。また、30歳代の女性はのどと頭の痛みを訴えていて、10歳代の男性も熱が出ているということです。10歳代女性は無症状ということです。
 このほか、新たに男女3人がイギリスの変異ウイルスに感染していたことも、確認されました。
 このうち20歳代の男女2人は、いずれもイギリスでの滞在歴がなく、先月22日にイギリスから帰国して変異ウイルスへの感染が確認された30歳代の男性と食事をしていたということです。もう1人は、先月25日にイギリスから帰国した男性です。
 国内で変異ウイルスへの感染が確認されたのは、検疫での検査も含めて34人となりました。

 2021年1月10日(日)

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■新型コロナ、入院患者の症状は半年後まで続く 中国で1733人を追跡調査 [健康ダイジェスト]

 新型コロナウイルス感染症で入院した患者の4分の3以上に半年後も何かしらの症状があることが、8日に発表された研究論文で明らかになりましたた。専門家らは、新型コロナウイルス感染症の長期的な影響についてさらなる調査が必要であると指摘しています。
 論文はイギリスの医学誌「ランセット」に掲載されたもので、新型コロナウイルス感染症がもたらす長期的な症状を追跡した数少ない研究の1つ。調査は、中国・武漢の金銀潭医院を昨年1月から5月に退院した患者1733人を対象に行われました。患者の平均年齢は、57歳。
 調査員らは昨年6月から9月にかけて患者の元を訪れ、各自の症状と体調について質問し、回答を得ました。また、身体検査と臨床検査も行いました。
 その結果、追跡調査に参加した患者1655人中1265人、率にして76%が、引き続き症状を訴えていることがわかりました。
 63%が倦怠(けんたい)感や筋力の低下を報告し、26%が睡眠障害を訴えました。
 さらに調査では、最も症状が重い時に血中の抗体価を記録していた患者94人に6カ月後、再び検査を実施したところ、中和抗体価が52・5%減少していました。
 論文の著者らは、これが新型コロナウイルス感染症に再感染するリスクを示すと指摘している一方、時間の経過に伴う免疫の変化を明らかにするためには、より大規模なサンプルが必要だとしています。
 世界保健機関(WHO)は、若者や入院の必要がなかった人でも、新型コロナウイルスが重篤な影響を長期的にもたらす恐れがあると警告しています。

 2021年1月10日(日)

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■東京都で2268人が新型コロナに感染、8人死亡 3日連続で感染者が2000人を超える [健康ダイジェスト]

 東京都は9日、都内で新たに10歳未満から100歳以上の男女合わせて2268人が、新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。
 都内では7日は2447人、8日は2392人が確認されており、9日はそれらに次ぐ3番目の多さで、初めて3日連続で2000人を超えました。
 年代別では、10歳未満が56人、10歳代が132人、20歳代が654人、30歳代が437人、40歳代が337人、50歳代が302人、60歳代が151人、70歳代が117人、80歳代が64人、90歳代が17人、100歳以上が1人。10歳未満と、60歳代、70歳代は、それぞれ最多となりました。重症化リスクの高い65歳以上の高齢者は計266人で、こちらも最多です。
 約36%に当たる816人はこれまでに感染が確認された人の濃厚接触者で、約64%に当たる1452人はこれまでのところ感染経路がわかっていないということです。
 濃厚接触者の内訳は、「家庭内」が486人と過去最多となったほか、「会食」が79人、「職場内」が45人、「施設内」が40人などとなっています。
 「会食」では、およそ20人が参加したシェアハウスでのカウントダウンパーティーで、住人の20歳代の男女が感染したケースや、元日に親族で集まった30歳代から70歳代の男女5人が感染したケースなどが報告されています。このほか、年末に旅行に出掛けた大学生6人が感染したケースもあったということです。
 都の担当者は、「年末年始の会食の場で感染した人が多く、そこから家庭内にも広がっている。検査件数を見ても明日以降、急激に減る状況ではなく、この3連休もできるだけ外出を自粛していただかないとこの状況がずっと続くことになる。年末と比べて感染者が倍になっていることを念頭に置いて行動してほしい」と話しています。
 これで都内で感染が確認されたのは、合わせて7万3450人になりました。
 一方、9日時点で入院している人は8日より59人少ない3119人で、「現在確保している病床に占める割合」は77・9%となっています。
 このうち、「人工呼吸器か体外式膜型人工肺(ECMO)を使用」とする都の基準で集計した9日時点の重症の患者は、これまでで最も多い8日と同じ129人で、重症患者用の病床の51・6%を使用しています。
 また、感染が確認されている人のうち、自宅で療養している人は8日より435人増えて6370人となり、過去最多となりました。都が確保したホテルなどで療養している人は8日より39人増えて、1000人です。
 このほか、医療機関に入院するか、ホテルや自宅で療養するか調整中の人は1077人増えて6737人となり、過去最多となりました。
 また、都は、これまでに感染が確認されていた60歳代から90歳代の男女合わせて8人が死亡したことを明らかにしました。このうち6人は院内感染で、残りの2人は家庭内感染だったということです。
 これで都内で死亡した人は、合わせて682人になりました。

 2021年1月10日(日)

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■新型コロナ、国内で7779人感染 58人死亡 神奈川県で999人感染、3日連続で最多更新 [健康ダイジェスト]

 国内では9日午後8時の時点で、東京都で2268人、神奈川県で999人、大阪府で647人、埼玉県で518人、千葉県で477人、愛知県で361人、福岡県で327人、兵庫県で324人、北海道で215人、栃木県で138人、京都府で126人、静岡県で116人、茨城県で109人、岐阜県で105人など、全47都道府県と空港検疫で合わせて7779人の新型コロナウイルスへの感染が発表されました。7000人を超えたのは、3日連続です。
 また、大阪府で10人、兵庫県で9人、東京都で8人、千葉県で5人、北海道で4人、神奈川県で4人、京都府で3人、熊本県で3人、愛知県で2人、三重県で1人、大分県で1人、山形県で1人、岐阜県で1人、広島県で1人、滋賀県で1人、茨城県で1人、静岡県で1人、香川県で1人、高知県で1人、の合わせて58人の死亡の発表がありました。
 国内で感染が確認された人は、空港の検疫などを含め28万2662人、クルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせて28万3374人となっています。
 感染して亡くなった人は、国内で感染した人が4021人、クルーズ船の乗船者が13人の、合わせて4034人となり、4000人を超えました。死亡の発表が1000人を超えたのは国内初の感染確認から半年後の昨年7月中旬で、2000人を超えたのはそのおよそ4カ月後の11月下旬、3000人を超えたのはおよそ1カ月後の先月22日でした。その後、20日足らずで4000人を超えたことになります。
 自治体別の累計感染者は、東京都が7万3450人、大阪府が3万3920人、神奈川県が2万6616人、愛知県が1万9095人、埼玉県が1万7410人、北海道が1万4529人、千葉県が1万3815人、兵庫県が1万1819人、福岡県が1万1063人。
 厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や集中治療室などで治療を受けるなどしている重症者は、9日時点で、827人となっています。
 一方、症状が改善して退院した人などは、9日時点で、国内で感染した人が21万7369人、クルーズ船の乗客・乗員が659人の、合わせて21万8028人となっています。
 神奈川県内では9日、過去最多となる999人が新型コロナウイルスに感染したことが確認されたと発表されました。1日の発表数が900人を超えるのは、これが初めてで、8日の838人を上回り3日連続で過去最多を更新しました。
 感染者の内訳は、横浜市が461人、川崎市が226人、県の発表分が199人、相模原市が53人、横須賀市が33人、藤沢市が27人で、横浜市と川崎市と相模原市がそれぞれ過去最多の人数です。
 年代別では、10歳未満が40人、10歳代が66人、20歳代が245人、30歳代が166人、40歳代が145人、50歳代が148人、60歳代が72人、70歳代が56人、80歳代が43人、90歳代が16人、100歳以上が2人となっています。
 症状別では、重症が2人、中等症が17人、軽症か無症状が942人、調査中が38人。全体の約6割に当たる606人は、感染経路がわからないということです。
 横浜市では、市内の介護老人保健施設で利用者2人の感染が確認され、関連する感染者は合わせて6人となり、市は新たなクラスターが発生したとしています。
 このほか、すでに19人が感染している市内の別の介護老人保健施設では、新たに職員3人と利用者12人の感染が確認され、関連する感染者は34人となりました。
 県発表分では、綾瀬市内の高齢者の入居型施設で80歳代から100歳代の入居者4人の感染が確認され、この施設に関連する感染者は8人となり、県は新たなクラスターが発生したとしています。
 また、すでにクラスターとなっている海老名市の「オアシス湘南病院」では職員1人の感染が確認され、関連する感染者は24人となりました。
 川崎市では、すでにクラスターとなっている病院と老人ホームの合わせて4つの施設で、新たに13人の感染が確認されています。
 相模原市では、年末に横浜市の飲食店で開かれた会食に参加した10歳代から40歳代の男女6人の感染が確認され、市は、会食によるクラスターが発生したとしています。
 また、すでにクラスターとなっている高齢者のグループホームで新たに入所者5人の感染が確認され、関連する感染者は24人となりました。
 9日は、4人の死亡も発表されました。横浜市の80歳代の男性と、川崎市の80歳代と90歳代の女性、大磯町の70歳代の女性で、いずれも入院していた医療機関で死亡が確認されました。
 県内では8日の時点で入院患者が748人、自宅やホテルなどで療養している人が3455人で、いずれもこれまでで最も多くなっています。
 8日の時点ですぐに使える重症患者用の病床は91床で、このうち86床が使用され、使用率は94%でした。また、軽症や中等症用の病床の数は782床で、このうち559床が使用され、使用率は84%に上っています。
 神奈川県内で発表された感染者はこれで2万6616人となり、このうち315人が死亡しています。

 2021年1月9日(土)

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