SSブログ

■新型コロナ、国内で新たに1065人感染 東京都237人、北海道84人 [健康ダイジェスト]

 国内では7日午後6時15分の時点で、東京都で237人、埼玉県で123人、神奈川県で119人、千葉県で113人、北海道で84人、大阪府で76人、兵庫県で41人、福岡県で35人、宮城県で32人など30都道府県と空港検疫で、新たに1065人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
 1日当たりの感染者が1000人を超えるのは、5日連続。北海道では84人の新規感染者が確認され、2月11日の92人以来、24日ぶりに80人を上回りました。
 また、埼玉県で8人、千葉県で5人、北海道で2人、岐阜県で2人、福岡県で2人、兵庫県で1人、大阪府で1人、奈良県で1人、愛知県で1人、福島県で1人、静岡県で1人の、合わせて25人の死亡の発表がありました。
 国内で感染が確認された人は、空港検疫などを含め43万9981人、クルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせて44万693人となっています。
 感染して亡くなった人は、国内で感染した人が8263人、クルーズ船の乗船者が13人の、合わせて8276人です。
 東京都は7日、都内で新たに10歳未満から90歳代までの男女合わせて237人が、新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。新規感染者は2日連続で300人を下回り、329人だった1週間前の日曜日より92人減りました。
 新たな感染確認の7日までの7日間平均は254・1人で、前の週の91・6%となりました。
 都の担当者は、「7日間平均を前の週の7割以下にするという目安を達成できておらず、直近の状況をみても、下げ止まっているという認識だ。さらに下げるのは非常に難しく、なかなか大変だと承知しているが、緊急事態宣言は今月21日まで続くので、それまでにもっと感染者数を減らしたい。人との接触を減らすため、不要不急の外出自粛を徹底してほしい」と呼び掛けています。
 新規感染者237人の年代別は、10歳未満が9人、10歳代が9人、20歳代が44人、30歳代が34人、40歳代が40人、50歳代が40人、60歳代が22人、70歳代が18人、80歳代が17人、90歳代が4人。
 感染経路がわかっている濃厚接触者の内訳は、「家庭内」が最も多く61人、次いで、「施設内」が43人、「職場内」が6人、「会食」が4人などとなっています。
 都の担当者は、「家庭内の割合が非常に高い。外から家庭にウイルスを持ち込まないことが極めて重要で、いったん持ち込んでしまうと家族の人数に応じて広がってしまう」と話し、警戒を強めています。
 「施設内」では、10の医療機関で患者と職員合わせて31人、8つの高齢者施設で利用者と職員合わせて11人の感染が確認されました。
 新規感染者237人のうち、約49%に当たる116人は、これまでのところ感染経路がわかっていないということです。
 これで都内で感染が確認されたのは、合わせて11万3455人になりました。
 一方、7日時点で入院している人は、6日より25人増えて1418人でした。「現在確保している病床に占める割合」は、28・4%です。
 入院している人のうち、都の基準で集計した7日時点の重症の患者は、6日より1人増えて52人で、重症患者用の病床の15・8%を使用しています。
 また、7日に都内で死亡が確認された人はいませんでした。

 2021年3月7日(日)

nice!(7)  コメント(0) 
共通テーマ:健康

■北海道で新型コロナ変異ウイルス疑い9人確認 北海道での疑い例は初めて [健康ダイジェスト]

 北海道で変異した新型コロナウイルスに感染した疑いのある人が9人いることがわかりました。道内で変異ウイルスの疑いが確認されたのは、初めてです。
 札幌市と小樽市によりますと、道外から札幌市に仕事で訪れた感染者とその濃厚接触者10人の検体を調べたところ、5日までに変異ウイルスに感染した疑いのある感染者が、合わせて9人いることがわかりました。道内で変異ウイルスへの感染が疑われる事例が確認されたのは、初めてです。
 現在、東京の国立感染症研究所で詳しい解析を行っており、変異ウイルスか確認されるまでに1週間ほどかかる見通しです。変異ウイルスへの感染は全国に拡大しており、道や札幌市は2月28日から変異ウイルスの簡易検査を行っていました。
 札幌市の秋元克広市長は新型コロナウイルス感染の再拡大防止に向けた重点対策の1つとして、変異ウイルス検査を挙げ、「変異ウイルスは感染力が強いといわれているのでできるだけ早く察知をして、水際的な対応が必要」と述べました。

 2021年3月7日(日)

nice!(5)  コメント(0) 
共通テーマ:健康

■新型コロナワクチン接種でアナフィラキシー、国内2人目の報告 医療従事者の20歳代女性 [健康ダイジェスト]

 厚生労働省は6日、新型コロナウイルスのワクチンの接種を受けた20歳代の女性について、「アナフィラキシー」と呼ばれる重いアレルギー症状が報告されたと明らかにしました。ワクチン接種後のアナフィラキシーの報告は2人目で、女性はすでに回復しているということです。
 厚労省によりますと、アナフィラキシーが報告されたのは20歳代の医療従事者の女性です。
 5日にアメリカの製薬大手ファイザーなどが開発した新型コロナウイルスのワクチン接種を受けたところ、25分程度でじんましんが現れ、その後せきや発熱、血圧の低下、息苦しさなどの症状が確認されました。
 女性はアドレナリンを投与する治療を受けて回復しましたが、医療機関は「接種と関連がある」と報告しています。
 女性に基礎疾患があるかは不明で、厚労省は過去に重いアレルギー症状がみられた人は接種後30分程度、そのほかの人も少なくとも15分は経過を観察するよう求めていました。
 厚労省の医薬品安全対策に関する専門調査会の会長で、埼玉県立小児医療センターの岡明病院長は、「接種後15分が経過してから症状が出ているが、治験などでも頻度は低いが同様の報告があり、15分経過した後も注意が必要だ。情報を収集した上で、アナフィラキシーに該当するかや接種後の対応方法などを検討したい」としています。
 国内では5日午後5時までに4万6469人の医療従事者が接種を受けており、アナフィラキシーが報告されたのは2人目です。
 1人目のアナフィラキシーは、5日にワクチン接種を受けた30歳代の医療従事者の女性。5分以内にせきが出て呼吸が早まり、まぶたのはれや全身のかゆみなどの症状が出たものの、アドレナリンの投与後に症状は改善しました。女性には、ぜんそくや甲状腺機能低下症などの基礎疾患があったということです。

 2021年3月7日(日)

nice!(4)  コメント(0) 
共通テーマ:健康

■新型コロナ、世界の感染者1億1629万人 死者258万人 変異ウイルス拡大のブラジル、主要都市で都市封鎖相次ぐ [健康ダイジェスト]

 アメリカのジョンズ・ホプキンス大学の集計によりますと、新型コロナウイルスの感染が確認された人は、日本時間の7日午前3時の時点で世界全体で1億1629万7977人となりました。また、感染して亡くなった人は、世界全体で258万3482人となりました。
 感染者が多い順にアメリカ2890万8575人、インド1119万2045人、ブラジル1086万9227人、ロシア426万3785人、イギリス422万5830人となっています。
 感染して亡くなった人が多い順にアメリカ52万3238人、ブラジル26万2770人、メキシコ18万9578人、インド15万7656人、イギリス12万4653人となっています。
 ブラジルのサンパウロやリオデジャネイロなど主要都市で、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、医療崩壊を避けるための都市封鎖(ロックダウン)が始まりました。全国規模の封鎖措置は、2020年前半以来、2回目となります。
 同国で猛威を奮う感染力の高い変異ウイルスにはワクチンの効果が限定的だとの研究結果もあり、状況は悪化の一途をたどっています。
 リオデジャネイロ市は5日から夜間の外出を制限し、従わない場合は罰金を科しました。サンパウロ州は6日から2週間の間、州全域を緊急事態を示す「ファゼ・ベルメリャ(フェーズ・レッド)」として、食品スーパーや薬局など一部の業種を除き、商店の営業を原則禁止し、午後8時から午前5時まで外出を禁止するとしました。全国各地で同様の措置がとられており、飲食店の営業は大幅に制限されています。
 ブラジルは現在、同国アマゾナス州マナウス由来の変異ウイルスの感染が急拡大しています。3月に入り1日当たりの新規感染者数は7万人を超え、3日には1日の死者数が1910人と過去最多を更新し、7日移動平均でも昨年記録した第1波のピークを大きく上回る状況。
 政府によりますと、病院の集中治療室(ICU)の占有率は5日時点で、27の州のうち20の州で80%を超え、12の州では90%以上に上っています。患者の受け入れを拒否する病院も相次いでおり、保健省は「月内に1日当たりの死者数は3000人に達する」との見方を示しています。
 ウイルスを研究するフィオクルス財団が4日に発表した調査によると、北東部セアラ州では、新規感染者のうち7割以上からブラジル型の変異ウイルスが検出されました。南部パラナ州も同様で、すでに国中にまん延しています。
 この変異ウイルスは重症化しやすい上、ワクチンの効果が限定的だとの見方も浮上しています。サンパウロ大学などの研究者らが発表した査読前の論文によると、同国で現在主流となっている中国科興控股生物技術(シノバック・バイオテック)製のワクチンを接種した8人が保有する抗体は、変異ウイルスを効率的に中和できなかったといいます。ブラジルでは、感染歴がある人が変異ウイルスに再び感染する例が相次いでいます。
 危機的な状況にもかかわらず、ジャイール・ボルソナロ大統領は新型コロナを「ただの風邪」と呼ぶ姿勢を崩していません。3日には「もし我々がずっと家にいて経済を後回しにすれば、ブラジルの将来はどうなることか」と述べ、各州や市が導入する都市封鎖を批判しました。

 2021年3月7日(日)

nice!(2)  コメント(56) 
共通テーマ:健康