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■新型コロナ、国内で1316人感染 54人死亡 東京都で340人感染、18人死亡 [健康ダイジェスト]

 国内では10日午後6時30分の時点で、東京都で340人、埼玉県で135人、神奈川県で124人、千葉県で106人、大阪府で84人、北海道で65人、静岡県で50人、福岡県で49人、愛知県で44人、兵庫県で41人、宮城県で36人、茨城県で33人など、32都道府県と空港検疫で、新たに1316人の新型コロナウイルスへの感染が発表されました。
 また、東京都で18人、神奈川県で11人、千葉県で6人、愛知県で3人、三重県で2人、埼玉県で2人、大阪府で2人、沖縄県で2人、福岡県で2人、福島県で2人、茨城県で2人、北海道で1人、静岡県で1人の、合わせて54人の死亡の発表がありました。
 国内で感染が確認された人は、空港検疫などを含め44万3018人、クルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせて44万3730人となっています。
 感染して亡くなった人は、国内で感染した人が8419人、クルーズ船の乗船者が13人の、合わせて8432人です。
 東京都は10日、都内で新たに10歳未満から90歳代までの男女合わせて340人が、新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。
 10日までの7日間平均は265・1人で、前の週の95・4%となり、下げ止まりの傾向が続いています。
 新規感染者340人の年代別は、10歳未満が13人、10歳代が24人、20歳代が73人、30歳代が53人、40歳代が56人、50歳代が39人、60歳代が24人、70歳代が37人、80歳代が17人、90歳代が4人。
 都の担当者は、「昨日、今日と2日連続で、新たな感染の確認が前の週の同じ曜日を上回っている。7日間平均は前の週の90%を超える状態が1週間以上続いていて、かなり下げ止まりの状況だ。幅広い地域や年代で感染が確認されていて、また増加傾向にならないよう気を付けてもらうしかない」と話し、緊張感を持って対策を徹底してほしいと呼び掛けています
 新規感染者340人のうち、約49%に当たる166人は、これまでのところ感染経路がわかっていないということです。
 感染経路がわかっている濃厚接触者の内訳は、「家庭内」が最も多く85人、次いで、「施設内」が61人、「職場内」が14人、「会食」が9人などとなっています。
 このうち「施設内」では、15の医療機関で患者と職員合わせて37人、7つの高齢者施設で利用者と職員合わせて10人の感染が確認されています。同じ保育園で園児と職員合わせて6人の感染が確認された事例もあったということです。
 これで都内で感染が確認されたのは、合わせて11万4201人になりました。
 一方、10日時点で入院している人は、9日より28人減って1333人でした。「現在確保している病床に占める割合」は、26・7%です。
 このうち、都の基準で集計した10日時点の重症の患者は、9日と同じ39人で、重症患者用の病床の11・8%を使用しています。
 また、都は、感染が確認された60歳代から100歳以上までの男女合わせて18人が死亡したことを明らかにしました。感染経路は、医療機関が9人、高齢者施設が3人、家庭内が2人でした。
 これで都内で死亡した人は、合わせて1518人になりました。
 東京都の小池百合子知事は都庁で記者団に対し、「今日も感染者数が300人を超えている。7日間平均が前の週との比較で100%を超えると、下げ止まっていないことになるので、何とか皆さんの協力をいただきつつ、医療提供体制をさらに強化していきたい」と述べました。

 2021年3月10日(水)

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■ブラジルの新規感染者が世界最多に 新型コロナ変異ウイルス、世界に拡散 [健康ダイジェスト]

 アメリカのジョンズ・ホプキンス大学の集計によりますと、新型コロナウイルスの感染が確認された人は、日本時間の9日午後3時の時点で、世界全体で1億1714万8248人となりました。また、新型コロナウイルスが感染して亡くなった人は、世界全体で260万63人となりました。
 感染者が最も多い国は、アメリカで2904万4110人、次いで、インドが1124万4786人、ブラジルが1105万1665人、ロシアが428万4408人、イギリスが423万5989人となっています。
 感染して亡くなった人が最も多い国もアメリカで52万5752人、次いで、ブラジルが26万6398人、メキシコが19万923人、インドが15万7930人、イギリスが12万4801人となっています。
 ブラジルが新型コロナウイルスの新規感染者数でアメリカを抜き、世界最多となりました。ブラジル型の変異ウイルスは感染力が高く、すでに世界中に広がっています。各国・地域がワクチン接種により経済活動の正常化を目指す中、脅威の中心地となりつつあります。
 7日のブラジルの新規感染者数は8万人を超え、過去最多を更新しました。7日移動平均でも約6万7000人と、アメリカを抜いて世界最多となっています。累計感染者数は約1100万人と、世界で2番目のインドに迫っています。1日当たりの死者数も、増加傾向が止まりません。
 第2波の最大の要因は、変異ウイルス。1月にブラジルから日本への渡航者から検出されたブラジル型の変異ウイルスは、ブラジル北部の工業都市マナウスで発生したとされ、瞬く間全国に拡大。サンパウロ州のブタンタン研究所は「感染スピードは従来型よりも少なくとも30~50%速い」としており、サンパウロ大学やイギリスのオックスフォード大学などの研究チームは感染力を従来型の1・4〜2・2倍と分析しています。
 ブラジルでは7割を超える新規感染者を変異ウイルスが占める地域もあり、急速な感染拡大が医療崩壊を引き起こしつつあります。サンパウロ州では州全体の集中治療室(ICU)の占有率がコロナ禍が始まって以来、初めて80%を超えました。全国各地で医療崩壊を避けるための都市封鎖(ロックダウン)が始まったものの、なお予断を許さない状況です。
 ブラジル型の変異ウイルスは南米大陸のみならず、世界中に拡散しています。アメリカの疾病対策センター(CDC)は7日、オハイオ州で新たにブラジル型の変異ウイルス感染者が見付かったと発表しました。すでに9州で確認されており、水面下でさらに広がっている可能性があります。世界のウイルス研究者のデータ共有プラットフォーム「GISAIDG」によると、イタリアやベルギー、スイスなどヨーロッパに加え、トルコや韓国など含め22カ国で感染者が確認されています。
 欧米各国はブラジルとの人の往来を制限していますが、完全に防ぎ切るのは難しく、ブラジル型の変異ウイルスが世界中に伝播するリスクがあります。

 2021年3月10日(水)

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■ワクチン接種完了者同士、マスクなしでの集まり可能に アメリカCDCが新指針 [健康ダイジェスト]

 アメリカの疾病対策センター(CDC)は8日、新型コロナウイルスのワクチンを接種した人のマスクの着用などに関する新たな指針を公表しました。
 それによりますと、接種を完了した人同士であれば、屋内でマスクなしで集まってもリスクは低いとしています。また、高齢者が子供や孫の家庭を訪れることを念頭に、接種した人が接種していない人と会う場合でも、相手が単一の世帯であればマスクを着用せずに面会できるとしています。
 一方で、接種をすませていない複数の世帯が集まる場や、重症化のリスクの高い人と接する時、公共の場所では、マスクの着用やソーシャル・ディスタンシング(対人距離の確保)が必要だとしており、大規模な催しへの参加も避けるべきだとしています。
 この理由についてCDCのロシェル・ワレンスキー所長は、ワクチンの接種を完了してもわずかに感染の可能性があり、無症状で感染を広げる恐れも否定できないとしており、相手側のリスクも踏まえ「接種していない人との接触は慎重に判断すべきだ」と強調しています。
 アメリカでは、成人人口のおよそ23%に当たる約5900万人が少なくとも1回のワクチン接種を受けました。接種が完了したと見なされるのは、アメリカのファイザー製やモデルナ製など2回接種のワクチンでは2回目の接種から2週間後、アメリカのジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)製など1回接種のワクチンでは接種から2週間後。
 CDCの新たな指針の公表を受け、加藤勝信官房長官は閣議の後の記者会見で、「政府として、これまでも国民にマスク着用の徹底をお願いしているところであり、現時点で、ワクチンを接種した人に対してもマスクの着用を始めとした基本的な感染防止対策の徹底をお願いしている。今後も最新の科学的な知見を踏まえ、専門家の意見を聴きつつ、厚生労働省を中心に必要な検討は行っていきたい」と述べました。

 2021年3月10日(水)

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■医療従事者9人、新型コロナワクチン接種でアナフィラキシー 5人が入院 [健康ダイジェスト]

 厚生労働省は9日、新型コロナウイルスのワクチン接種を受けた医療従事者9人が、重いアレルギー症状のアナフィラキシーとして報告されたと発表しました。国内でこの症状の報告は、計17人となりました。厚労省は今後、専門家の意見を聞き、接種との因果関係を調べます。
 厚労省によると、9人は20~50歳代の女性。8日に、アメリカの製薬大手ファイザーなどが開発した新型コロナウイルスのワクチン接種を受け、30分後までを中心に、じんましんや手足のしびれ、息苦しさ、吐き気などの症状が出ました。投薬を受けるなどして全員症状は改善したものの、経過観察のため少なくとも5人が入院。うち40歳代の女性は、入院して症状が治まった後、再び発症しました。医療機関からの報告では、9人とも接種と「関連あり」とされました。
 8人は食物や医薬品によるアレルギーのほか、ぜんそくや高血圧といった基礎疾患などがあったということです。
 9日午後5時までに国内でワクチン接種を受けた人は、計10万7558人。約6300人に1人の割合で、アナフィラキシーとして報告されています。
 報告された17人は全員が女性んで、厚生労働省の専門家部会の部会長を務める東京医科歯科大学の森尾友宏教授は「全例が女性だが、アナフィラキシーに該当するかを含め、個々の症例の詳細を評価する必要がある。一部の症例では、初期症状が投薬などで安定しても、再度、症状が出現することがあるので、十分な注意が必要だ」とコメントしています。

 2021年3月10日(水)

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