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■中国科学院海洋研究所、プラスチックを分解する海生菌類を発見 [健康ダイジェスト]

 中国科学院海洋研究所は25日、同所の孫超岷研究員率いる研究チームが、ポリエチレンなどさまざまなプラスチックを効果的に分解する海生菌類を発見したことを明らかにしました。一部のプラスチックは2週間以内に粉々に分解されるといいます。
 孫研究員によると、研究チームは2016年から山東省の青島近海でプラスチックごみを数千点集め、スクリーニングの結果、表面に海生菌類が付着したプラスチックごみを見付け、この海生菌類がポリエチレンの表面にコロニー(集落)を作る強い能力を持っていることを突き止めました。
 海生菌類を1カ月ほど培養すると、ポリエチレンの表面に分解によってできた穴がはっきりと見られました。ポリエチレンの分解期間を4カ月に延長したところ、プラスチックはしわしわに縮み、変色し、分解後の破砕片が元のプラスチックからはがれました。
 研究員らは、さまざまな手段を用い、あらゆる角度から、この海生菌類がポリエチレンを効果的に分解する力を持ち、分解効率は最大95%に達することを実証しました。
 研究チームは分解効率を高めるため、海生菌類の培養環境に工夫を重ね、分解効果を達成するまでの期間を従来の数カ月から1カ月に短縮しました。培養条件を改善したことで、海生菌類がポリエチレン以外の複数のプラスチックを効果的に分解することも可能になりました。
 孫研究員は、毒性試験を経て、海生菌類が環境に無害であることが証明されたほか、プラスチックを分解後、その培養物がさまざまな病原菌を効果的に抑制する活性物質を生成することができると語りました。
 研究チームは成果について、国家発明特許の保護を出願しました。

 2022年3月28日(月)




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■新型コロナ、全国で2万9881人感染 前週から2200人増 [健康ダイジェスト]

 28日は午後6時30分までに、東京都で4544人、神奈川県で3525人、埼玉県で3279人、千葉県で1860人、福岡県で1504人、茨城県で1239人、北海道で1200人、大阪府で1140人、愛知県で1084人など、全47都道府県と空港検疫で、新たに2万9881人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。前週の月曜日(21日)と比べて約2200人増えました。
 また、兵庫県で12人、神奈川県で9人、埼玉県で7人、長野県で6人、京都府で4人、千葉県で4人、大分県で3人、愛知県で3人、鹿児島県で3人、岡山県で2人、茨城県で2人、佐賀県で1人、北海道で1人、大阪府で1人、宮城県で1人、広島県で1人、愛媛県で1人、栃木県で1人、熊本県で1人、香川県で1人、高知県で1人の、合わせて65人の死亡の発表がありました。
 国内で感染が確認された人は、空港検疫などを含め641万5473人、クルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせて641万6185人となっています。
 感染して亡くなった人は、国内で感染が確認された人が2万7845人、クルーズ船の乗船者が13人で、合わせて2万7858人です。
 厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や集中治療室などで治療を受けるなどしている重症者は、前日より3人減って28日時点で691人となっています。
 神奈川県では28日、新たに3525人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表されました。前週の月曜日と比べて331人少なくなっています。
 また、60歳代から90歳代の男女、合わせて9人の死亡が確認されました。
 県の自主療養制度では、28日正午までに新たに230人に証明書が発行されました。
 医療提供体制について、すぐに受け入れが可能な即応病床の利用率は27日時点で全体で44・49パーセント、重症用は22・45パーセントとなっています。
 神奈川県内で発表された感染者は、これで59万417人となり、このうち2006人が死亡しています。

 2022年3月28日(月)




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■東京都で新型コロナに4544人感染、2日連続で前週同曜日上回る 2カ月ぶり死者ゼロ [健康ダイジェスト]

 東京都は28日、都内で新たに「10歳未満」から「100歳以上」までの合わせて4544人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。
 1週間前の月曜日と比べて689人増え、2日連続で前週の同じ曜日を上回りました。28日までの7日間平均は6565・0人で、前週の88・1%でした。
 都の担当者は、「7日間平均は減少が続いている一方で、一日ごとに見ていくと、ここ最近の何日かは前の週を上回っていて、やや下げ止まり気味とも捉えられる。花見の時期でもあり、人が多く集まる機会も増えると思うが、リバウンド警戒期間であることを意識して対策を心掛けてほしい」と話していました。
 28日に確認された4544人を年代別にみると、10歳未満が899人と最も多く、20歳代が814人、10歳代が809人で続きました。65歳以上の高齢者は226人でした。
 新規感染者のうち、医師の判断による臨床診断でみなし陽性とされたのは50人でした。
 ワクチンの接種状況別では、2回接種済みが1996人、未接種は1336人でした。
 感染経路がわかっているのは1607人で、このうち最も多い「家庭内」は1083人と67・4%を占めています。
 また、これまでの都の基準で集計した人工呼吸器か体外式膜型人工肺(ECMO)を使っている重症の患者は、28日時点で27日より1人増えて37人でした。
 死者は1月25日以来、約2カ月ぶりにゼロでした。
 東京都の累計の感染者は122万5293人となり、累計の死者は4141人となっています。

 2022年3月28日(月)




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■コロナ拡大の上海市、28日から順次ロックダウン 市内を東西2地域に分割 [健康ダイジェスト]

 中国の上海市当局は27日、新型コロナウイルスの感染拡大を抑え込むため、市内を東西2地域に分割して順次ロックダウン(都市封鎖)を行うと発表しました。東部で28日午前5時から4日間、西部で4月1日午前3時から5日まで実施します。
 人口約2490万人を抱える中国最大の経済都市である上海市では3月に入り、感染力の強い変異型「オミクロン型」の影響で感染が拡大。市中感染者は3月25、26日の2日連続で2000人を超え、パンデミック(世界的な大流行)が始まって以来、最多となっています。
 中国指導部が「ゼロコロナ」政策を維持する中、大規模な封鎖に踏み切り、新規感染者の大半を占める無症状者の洗い出しを図ります。経済などへの影響を最小限にするため、2地域に分けての封鎖を決めたとみられます。
 市当局はこれまで、港湾と金融ハブの稼働を維持することが国内・世界経済のために不可欠だとして、全面的な封鎖を回避してきました。
 ロックダウン期間中、対象地域の住民は外出を禁止されます。また、ガス、電気、交通機関、保健衛生、食料など生活に必要不可欠なサービスに従事する関係者を除き、すべての企業従業員と公的機関職員に在宅勤務を求めます。バス、タクシー、地下鉄も運行を停止します。
 中国の衛生当局によりますと、3月27日に中国本土で新たに確認した市中感染者は6215人。2020年3月末に無症状感染者の数も公表し始めて以来、最多となりました。

 2022年3月28日(月)




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