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■新型コロナ、国内でともに過去最多の3831人感染 63人死亡 東京都で過去2番目の884人感染 [健康ダイジェスト]

 国内では25日午後9時半の時点で、東京都で884人、神奈川県で466人、埼玉県で298人、大阪府で294人、愛知県で265人、兵庫県で232人、千葉県で213人、福岡県で143人、広島県で141人、京都で121人、北海道で97人、熊本県で68人、群馬県で53 人など、徳島県を除くすべての都道府県と空港の検疫で、合わせて3831人の新型コロナウイルスへの感染が発表されました。24日の3743人を上回って3日連続で過去最多を更新し、感染判明が3日続けて3000人を超えるのは初めて。
 また、兵庫県で15人、東京都で10人、北海道で8人、大阪府で8人、神奈川県で6人、愛知県で3人、京都府で2人、福島県で2人、静岡県で2人、千葉県で1人、埼玉県で1人、奈良県で1人、山梨県で1人、岐阜県で1人、熊本県で1人、長野県で1人の、合わせて63人の死亡の発表がありました。23日の56人を上回って過去最多となりました。
 国内で感染が確認された人は、空港の検疫などを含め21万4553人、クルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせて21万5265人となっています。
 感染して亡くなった人は、国内で感染した人が3186人、クルーズ船の乗船者が13人の、合わせて3199人です。
 厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や集中治療室などで治療を受けるなどしている重症者は、25日時点で、644人となっています。
 一方、症状が改善して退院した人などは、25日時点で、国内で感染した人が17万7793人、クルーズ船の乗客・乗員が659人の、合わせて17万8452人となっています。
 東京都は25日、これまでで2番目に多い884人が都内で新たに新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。また、感染が確認された10人が死亡したことを明らかにしました。
 新規感染者は1日としてはこれまでで2番目に多くなり、24日の888人に続いて2日連続の800人台です。さらに、11日連続で曜日ごとの最多を更新しました。
 884人の年代別では、10歳未満が23人、10歳代が47人、20歳代が246人、30歳代が175人、40歳代が154人、50歳代が109人、60歳代が52人、70歳代が36人、80歳代が36人、90歳代が6人。
 都の担当者は、「2日連続で非常に多い数字だ。20歳代と30歳代の若い世代がとても多いため、全体の数を減らすにはこの年代が減っていかなければならないと思う」と話しています。
 884人のうち、約34%に相当する304人はこれまでに感染が確認された人の濃厚接触者で、約65%に相当する577人はこれまでのところ感染経路がわかっていないということです。このほか、海外渡航歴がある人が3人いて、渡航先はイギリス、アメリカ、ブラジルだということです。
 また、濃厚接触者の内訳は「家庭内」が150人と最も多く、「施設内」が53人、「職場内」が40人、「会食」が30人などとなっています。
 このうち、「施設内」では9つの医療機関で患者と職員の合わせて10人、8つの高齢者施設で利用者や職員など合わせて25人が確認されました。
 これで都内で感染が確認されたのは、合わせて5万4902人になりました。
 一方、都の基準で集計した25日時点の重症の患者は、24日より8人増えて81人となり、今年5月に緊急事態宣言が解除された後では最も多くなりました。
 また、都は、感染が確認された10人が死亡したことを明らかにしました。これで都内で死亡した人は、合わせて597人になりました。

 2020年12月25日(金)

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■変異した新型コロナウイルス、日本国内で初確認 イギリスからの帰国者5人 [健康ダイジェスト]

 イギリスからの帰国者5人が変異した新型コロナウイルスに感染していることが25日、確認されました。変異した新型コロナウイルスへの感染者が国内で確認されたのは、初めてです。
 田村憲久厚生労働相が、25日午後9時すぎから記者会見し、発表しました。5人は、12月中旬から下旬にイギリスから帰国し、空港の検疫で新型コロナウイルスの陽性が確認されたため、国立感染症研究所で検体を解析した結果、変異した新型コロナウイルスが確認されたということです。
 厚労省によりますと、5人のうち2人は12月21日に羽田空港に帰国し、3人は12月21日に関西空港に帰国したということです。
 5人は、10歳未満から60歳代の男女で、4人は症状がなく1人はけん怠感の症状があるということです。
 イギリスで感染力が強いとされる変異した新型コロナウイルスが広がっていることを受けて、政府は、12月24日から、当分の間、イギリスからの新規の入国を拒否するなど、入国制限を強化していました。
 田村厚労相は記者会見で、「5人には明日から3日間は、ホテルで滞在してもらう。3日後に検査し、陰性ならば、公共交通機関を使わない形で、自宅などに戻ってもらう。帰国してから14日間は自宅に待機してもらい、その間、健康フォローアップを実施するよう準備に入っている」と述べました。
 イギリスを中心に感染が広がっている変異したウイルスについて、国立感染症研究所は12月22日の時点での情報をまとめて公表しています。
 それによりますと、変異株ではウイルスが細胞に感染する際の足場となる「スパイクタンパク質」と呼ばれる部分の遺伝子に9つの変異があるということです。
 ウイルスの特徴としては、イギリスの解析でこれまでのウイルスよりも最大で70%、感染しやすくなっている可能性があるということです。
 症状への影響については、現時点で、この変異株に関係した重症化のデータはないものの、変異したウイルスへの感染が確認された人の大部分が重症化の可能性が低い60歳未満のため、評価には注意が必要だということです。
 ワクチンの有効性への影響は、現時点では不明だとしています。
 ウイルスに詳しい北里大学の中山哲夫特任教授は、変異した新型コロナウイルスが国内で確認されたことについて、「人の動きがある以上、イギリスで流行しているウイルスが国内で見付かることはおかしくない。全員、症状が出るわけではないので、水際でせき止めるのは難しい。春に流行した際も気が付かないうちにヨーロッパで流行していたウイルスが国内に入り込んでいて、気付いた時にはもう遅かった。それと同じようなことが今回も起きている可能性がある」と指摘しました。
 また、変異したウイルスについては「まだ、わかっていないことも多いが、さまざまな報告をみると感染する力が高くなっているようだ。このウイルスで症状に違いがあるかどうかはわかっていないが、感染者数が増えれば、その分、重症の患者も増える可能性がある」と話しています。
 そして、中山特任教授は、気が付いた時には、変異したウイルスがすでにまん延していることもあり得るとした上で、「これから年末年始で集まる機会があるかもしれないが、『密』にならないようにして、外出を控えるなど、今まで以上に自粛の意識を持ってほしい」と話しています。

 2020年12月25日(金)

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■ドイツでも新型コロナ変異種の感染確認 イギリスから入国の女性 [健康ダイジェスト]

 ドイツは24日、イギリスで猛威を振るっている新型コロナウイルスの変異種がドイツ国内で初めて確認されたと発表しました。イギリスのロンドンから航空機でドイツに入国した女性が、変異種に感染していることが検査で明らかになりました。
 ドイツ南部バーデン・ビュルテンベルク州保健当局は、「これはドイツで初めて確認された(変異種)感染例だ」と発表しました。
 感染が確認された女性は20日、ロンドンのヒースロー空港からフランクフルト空港に到着。到着時に空港で受けた検査で新型コロナウイルス陽性が判明し、親族が運転する車で自宅に移動し、隔離しています。女性は翌21日に軽い症状が出始め、再度受けた検査でも陽性反応が示されました。
 バーデン・ビュルテンベルク州保健当局によると、検査で採取したこの女性の検体サンプルは専門の機関に送られて、より詳細な分析にかけられ、24日にウイルス変異種B.1.1.7が検出されました。
 イギリスで変異種が確認されたことを受け、ドイツは21日にイギリスからの航空機の到着を禁止し、22日に禁止期間を来月6日まで延長していました。
 一方、変異した新型コロナウイルスが見付かった南アフリカの保健当局は、現在起きている第2波の感染は第1波よりも速く広がっているとして、国民に対策の徹底を呼び掛けています。
 南アフリカでの新型コロナウイルスの感染は、今年7月にピークを過ぎた後は落ち着いていましたが、11月下旬から再び感染者数が増えていて、12月23日には1日当たりの感染者数が1万4000人余りとなり、地元メディアはこれまでで最も多いと伝えています。
 保健当局が先週、変異した新型コロナウイルスが見付かったことを明らかにし、現在の第2波の感染の背景にはこの変異したウイルスがあるという見方を示しています。
 ズウェリ・ムキゼ保健相は第2波について「第1波よりも極めて速く感染が広がっている」とした上で、今後数日以内に第1波のピークを超えるという見通しを示しました。
 南半球にある南アフリカでは、クリスマスと新年を前に夏のホリデーシーズンを迎えており、外出や会食の機会が増えています。
 ムキゼ保健相は「ホリデーシーズンでも感染対策の必要性は高く、怠ることはできない」と述べ、国民に対して改めて対策の徹底を呼び掛けました。
 変異した新型コロナウイルスはイギリスなどでも見付かっていますが、世界保健機関(WHO)は、南アフリカで見付かったウイルスはイギリスのものとは異なるという見解を示しています。

 2020年12月25日(金) 

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■世界の新型コロナ感染者7936万人、100人に1人が感染 カリフォルニア州の感染者が累計200万人超 [健康ダイジェスト]

 アメリカのジョンズ・ホプキンス大学の集計によりますと、新型コロナウイルスの感染が確認された人は、日本時間の25日午後3時の時点で、世界全体では7936万8142人となりました。国連が推計する2020年の世界人口は約78億人で、100人に1人が感染した計算になります。
 また、感染して亡くなった人は、174万2271人に上っています。
 感染者が最も多いのはアメリカで1865万454人、インドが1014万6845人、ブラジルが742万3945人、ロシアが293万4695人、フランスが258万4333人です。
 感染して亡くなった人が最も多いのもアメリカで32万9023人、ブラジルが18万9982人、インドが14万7092人、メキシコが12万1172人、イタリアが7万900人となっています。
 新型コロナウイルスの感染拡大が続くアメリカでは、西部カリフォルニア州で感染者数が全米50州の中で初めて、累計で200万人を超え、州知事は改めて感染防止を徹底するよう呼び掛けました。
 ジョンズ・ホプキンス大学の集計によりますと、アメリカでは23日に報告された1日当たりの新たな感染者が22万8131人と、20万人前後となる日が約3週間続いています。
 特に感染者数が増加しているのがカリフォルニア州で、ギャビン・ニューサム知事は24日、ツイッターで州内の感染者数が全米50州の中で初めて累計で200万人を超えたことを明らかにしました。
 そして、「今日はクリスマスイブだ。しかし、州内で昨日1日で351人が亡くなったという現実がある。そして200万人という現実とも真剣に向き合わなければならない」というメッセージを投稿し、改めて感染防止を徹底するよう呼び掛けました。
 アメリカでは秋以降、再び感染者が急増し、現在、最も感染が拡大しているカリフォルニア州では、ロサンゼルスを含む南部で集中治療室(ICU)の病床の空きがゼロになるなど深刻な状況となっています。
 一方、新型コロナウイルスワクチンの接種が進むアメリカでは、これまでに1回目の接種を受けた人が100万人を超えました。同国史上最大のワクチン接種計画で1つの大台に乗せた形ですが、その一方で当局は、当初の予定からは遅れが出ていると認めました。
 アメリカ国内では新規感染者が増え続けていて、死者は32万人を上回り、今年の死因の第3位になるとみられています。
 疾病対策センター(CDC)のロバート・レッドフィールド所長は、12月14日にワクチンの大規模接種が始まって以来、合わせて100万回の接種が報告されていると発表。
 一方で、政府のワクチン開発計画「ワープ・スピード作戦」のモンセフ・スラウイ首席顧問は、12月中に2000万人に接種するという目標については「達成されそうにない」と認めました。
 とはいえ、来年第1四半期中に1億人、第2四半期にさらに1億人に接種することは計画通り可能だと自信を示しました。
 アメリカの感染症対策の権威で、国立アレルギー感染症研究所(NIAID)所長のアンソニー・ファウチ氏は、ワクチン接種が順調に進めば、アメリカで来夏までに集団免疫を獲得できる可能性があると述べています。
 健康情報サイト「WebMD」で23日に公開されたインタビューで、ファウチ氏は「夏の半ばか終わりまでに、正しく行っていけば、人口の70~85%にワクチンを接種できるだろう。これが実現した時、全米を覆う保護の傘ができる」と語りました。

 2020年12月25日(金)

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