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■新型コロナ、国内で過去最多の2810人が感染 東京都で過去2番目に多い572人感染、65歳以上103人 [健康ダイジェスト]

 国内では9日午後9時45分の時点で、東京都で572人、大阪府で427人、神奈川県で245人、愛知県で245人、北海道で197人、兵庫県で158人、埼玉県で145人、千葉県で93人、広島県で77人、京都府で75人、福岡県で54人、群馬県で49人、宮城県で43人、沖縄県で43人、鹿児島県で40人など、43都道府県と空港検疫で2807人の新型コロナウイルスへの感染が発表され、1日の発表としては11月28日の2678人を超えて最多となりました。
 245人の感染が確認された愛知県のほか、75人の京都府、77人の広島県、49人の群馬県、40人の鹿児島県、21人の大分県で、新規感染者がこれまでで最も多くりました。
 また、北海道で16人、大阪府で9人、埼玉県で5人、東京都で5人、兵庫県で1人、宮城県で1人、岐阜県で1人、愛媛県で1人、栃木県で1人、沖縄県で1人、神奈川県で1人の、合わせて42人の死亡の発表がありました。
 国内で感染が確認された人は、空港の検疫などを含め16万9445人、クルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせて17万157人となっています。亡くなった人は、国内で感染した人が2487人、クルーズ船の乗船者が13人の合わせて2500人です。
 厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や集中治療室などで治療を受けるなどしている重症者は、9日時点で、前日より19人増の555人となっています。
 東京都では9日、これまでで2番目に多い572人が新型コロナウイルスに感染していることが確認され、このうち65歳以上の高齢者が初めて100人を超えました。また、都は、感染が確認された5人が死亡したことを明らかにしました。
 東京都は9日、都内で新たに10歳未満から100歳以上までの男女合わせて572人が、新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表。1日の感染の確認としては、12月 5日の584人に次いで、これまでで2番目に多くなりました。また、水曜日としては、12月2日の500人を上回り、これまでで最も多くなりました。
 年代別では、10歳未満が12人、10歳代が37人、20歳代が130人、30歳代が116人、40歳代が80人、50歳代が71人、60歳代が46人、70歳代が37人、80歳代が30人、90歳代が12人、100歳以上が1人。65歳以上の高齢者は初めて100人を超え、103人。
 572人のうち、約44%相当の250人はこれまでに感染が確認された人の濃厚接触者で、約56%相当の322人はこれまでのところ感染経路がわかっていないということです。
 濃厚接触者の内訳は、「家庭内」が91人で最も多く、次いで「施設内」が72人、「職場内」が41人、「会食」が11人などとなっています。
 「施設内」の72人は、これまでで最も多くなりました。この中には9つの医療機関の入院患者や医療従事者合わせて39人や、4つの高齢者施設の利用者など合わせて11人が含まれています。
 9日までに都内で感染が確認されたのは、合わせて4万4927人になりました。
 また、都は、これまでに感染が確認されていた60歳代、70歳代、90歳代の男女合わせて5人が死亡したと明らかにしました。このうち70歳代と90歳代の男性2人は、入所していた特別養護老人ホームで、70歳代の女性は家庭内でそれぞれ感染したということです。
 これで都内で死亡した人は、528人になりました。
 東京都によりますと、都内で9日までに感染が確認された4万4927人のうち、入院中の人は、8日より30人減って1820人。入院患者のうち都の基準で集計した重症の患者は、8日より1人減って59人。
 自宅で療養している人は、8日より5人減って1073人。都が開設・運用している9つのホテルなどで療養している軽症や無症状の人は、8日より19人増えて804人。医療機関に入院するか、ホテルや自宅で療養するか調整中の人は、8日より171人増えて732人。
 一方、すでに退院した人や、自宅などでの療養が終わった人は、3万9970人となっています。

 2020年12月9日(水)

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■喫煙経験者は排尿障害が多く、若者でも顕著 横浜市大が大規模調査 [健康ダイジェスト]

 横浜市立大学は11月27日、喫煙と排尿障害に関する大規模な臨床研究を行い、喫煙が日本人における排尿症状が悪化する要因であることを明らかにしたと発表しました。
 同成果は、横浜市大附属市民総合医療センター泌尿器・腎移植科の河原崇司診療講師、同・上村博司診療教授、横須賀共済病院泌尿器科の伊藤悠城医師の共同研究チームによるもの。
 尿意切迫感と頻尿を主症状とする過活動膀胱は、日本人の40歳以上の男女8人に1人が罹患するとされる疾患で、加齢を始め、さまざまな因子で罹患率が上昇することが報告されており、そのリスクの中に喫煙も含まれています。ただし、喫煙と排尿症状の関連を示す大規模な研究は、これまで行われてきませんでした。
 そうした中で今回の研究は、世界でも初めてとなる喫煙と排尿障害を調べる大規模な調査であると同時に、2004年以降行われてこなかった日本人成人男性の排尿症状についても調査する大規模な臨床研究として行われました。
 今回の研究では、日本人男性1万人に対して喫煙および排尿障害に関するインターネットを用いたアンケートを実施し、最終的に9042人からの回答を得られました。
 アンケートの結果、過活動膀胱、尿意切迫感、夜間頻尿のいずれも年齢が高いほど多い傾向で、各年齢群で「喫煙習慣がない群」(3545人)と比較して、「喫煙習慣があるが、禁煙中群」(3060人)と「喫煙習慣のある群」(2437人)は、高い罹患率を示していることが明らかとなりました。
 中でも、20歳代や30歳代などの若年者においても、喫煙による排尿症状に与える影響が顕著であることが明らかとなったといいます。高齢、糖尿病、高血圧など、若年者はほかの因子が少ない分、喫煙の影響が強く出たと考えられるとしています。
 河原講師は、「若い人でも排尿の症状で悩む人は多い。喫煙のリスクを考える切っ掛けになればよい」と話しています。
 共同研究チームは今後、今回の研究をもとにして、喫煙が排尿症状に与える影響のメカニズム解析など、基礎研究を進めていく予定としています。また、喫煙者による禁煙行動による排尿障害の改善なども検討していくといいます。

 2020年12月9日(水)

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■新型コロナワクチン接種に「同意する」は7割 日本含む世界15カ国調査 [健康ダイジェスト]

 新型コロナウイルスのワクチンについて、日本を含む世界15カ国で調査を行ったところ、「接種に同意する」と答えた人は平均でおよそ7割だったことが、明らかになりました。
 スイスのダボス会議の主催団体として知られる「世界経済フォーラム」と、フランスの民間の調査会社「イプソス」は、今年10月8~13日にかけ、日本やアメリカなど15カ国の1万8526人を対象に、新型コロナウイルスワクチンに関する意識調査をインターネットで実施しました。
 それによりますと、ワクチンの接種に「同意する」と答えた人は15カ国の平均で73%、「同意しない」と答えた人は27%でした。
 同意しない理由については、「副作用への懸念」が34%、「臨床試験の進行が速すぎる」が33%、「効果が期待できない」が10%、「ワクチン自体に反対」が10%でした。
 ワクチンの接種に同意すると答えた人の国別の割合をみますと、インドが87%、中国が85%と8割を超えたのに対し、イギリスは79%、日本は69%、ドイツは69%、アメリカは64%で、フランスは54%と最も低く、国ごとの意識の違いが浮き彫りになりました。
 フランスでは、過去の薬事スキャンダルなどから、ワクチンへの抵抗感が強いとみられます。ドイツでは、極右勢力が反ワクチンや反社会規制を掲げており、デモなどの過激化が懸念されています。
 また、日本では、同意しない理由のうち、「副作用への懸念」と答えた人が62%と、ほかの国と比べて多く、副作用への懸念が最も低かったアメリカの2倍以上となりました。
 日本では、このほかに「臨床試験の進行が速すぎる」、「効果が期待できない」と答えた人がそれぞれ13%、「私がコロナにかかるリスクは低い」と答えた人が4%などとなっています。
 アメリカでは、同意しない理由のうち、「臨床試験の進行が速すぎる」が最も多い38%で、「副作用への懸念」の24%が続きました。
 新型コロナワクチンの接種を巡っては、腕の痛みや筋肉痛、発熱などインフルエンザのような症状の副作用を引き起こす可能性も指摘されています。
 世界経済フォーラムは、8月に実施した調査と比較して同意する人の割合が4ポイント下がったとした上で、「ワクチンの接種がまさに始まろうとしているタイミングで、信頼性が下がったことは注目すべきことであり悲しいことだ。人々が接種しなければワクチンは機能しない。政府や企業が協力し、信頼を得ることが不可欠だ」とコメントしています。

 2020年12月9日(水)

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■大阪府のアンジェス、国内500人を対象に臨床試験開始 国産コロナワクチン [健康ダイジェスト]

 新型コロナウイルスに対するワクチンの臨床試験を進めている大阪府のバイオベンチャー企業が、500人を対象にした次の段階の臨床試験(治験)を始めたと発表しました。
 これは、大阪大学の研究者が設立した大阪府茨木市のバイオベンチャー企業「アンジェス」が、8日に発表しました。
 この会社は、今年6月から新型コロナウイルス向けのワクチン開発で、数十人規模の人に実際に投与する臨床試験を始めており、会社の発表によりますと、投与する人数を増やした次の段階の試験を11月下旬に始めたということです。
 臨床試験は、関西と関東の8施設で行われ、健康な成人500人を対象に2週間の間隔を空けたグループと、4週間の間隔を空けたグループで、それぞれ2回投与して安全性や、どれだけ抗体ができるかなどを調べるということです。
 また、それぞれのグループのうち、50人はワクチンに似せた偽薬(プラセボ)を投与し、開発中のワクチンとの比較を行うということです。
 この臨床試験を2021年3月ころに完了した後、新型コロナウイルスの発症を予防する効果を検証するため、さらに数万人規模の人が参加する最終段階の臨床試験を実施する計画だということです。
 会社では、これまでに行った臨床試験の結果について、今後、公表する予定だとしています。

 2020年12月9日(水)

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■自衛隊看護官、活動本格化 旭川市でクラスター発生の2施設支援 [健康ダイジェスト]

 新型コロナウイルスの感染が拡大している北海道旭川市で9日午前、陸上自衛隊がクラスター(感染者集団)が発生した病院や障害者施設に入り、医療支援活動を本格的に始めました。看護師や准看護師の資格を持つ看護官ら2チーム計10人が、今後2週間にわたって活動します。
 派遣されたのは、陸上自衛体第3師団(旭川市)を中心とした医療チーム。高齢者が多く入院する「吉田病院」と、重症心身障害児者施設の「北海道療育園」に入りました。吉田病院では計195人、北海道療育園では計45人が感染し、大規模なクラスターとなっています。介助が必要な患者が多く、現地では医療従事者の人手不足が深刻になっており、看護官は医師の補助や看護に当たります。
 旭川市ではこの2施設のほか、基幹病院の旭川厚生病院など計9カ所でクラスターが発生。旭川厚生病院では計247人が感染し、国内の医療機関では最大規模のクラスターとなっています。
 旭川市の西川将人市長は7日、道を通じて自衛隊に災害派遣を要請し、8日夕に鈴木直
道知事が正式に派遣を要請。防衛省は直ちに、支援を決定しました。
 自衛隊が医療支援に当たるのは、8月に沖縄県内の医療機関を対象に実施して以来。

 2020年12月9日(水)

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■新型コロナ、世界の感染者6787万人 死者155万人 アメリカ・ロサンゼルス郡の感染リスク、ヒスパニック系は白人の2倍 [健康ダイジェスト]

 アメリカのジョンズ・ホプキンス大学の集計によりますと、新型コロナウイルスの感染が確認された人は、日本時間の9日午前3時の時点で、世界全体で6787万8809人となりました。また、感染して亡くなった人は、155万579人に上っています。
 感染者が最も多い国はアメリカで1498万6923人、次いでインドが970万3770人、ブラジルが662万3911人、ロシアが249万2713人、フランスが234万9158人です。
 感染して亡くなった人が最も多い国もアメリカで28万4440人、次いでブラジルが17万7317人、インドが14万958人、メキシコが11万74人、イギリスが6万2130人となっています。
 アメリカのカリフォルニア州ロサンゼルス郡では、ヒスパニック系の人たちの新型コロナウイルス感染リスクが、白人の約2倍となっていることが、最新の公式統計で明らかになりました。社会にとって不可欠な対面で行う仕事に就き、密集して暮らしているヒスパニック系の人たちは、新型ウイルスにさらされる機会が多いためです。
 比較のため年齢で調整したロサンゼルス郡の健康データによると、11月半ばまでの10万人当たりの1日の新規感染者は、ヒスパニック系274人に対し、白人125人でした。
 国勢調査のデータによると、アメリカで最も人口が多いロサンゼルス郡は人口約1000万人のうち48%超がヒスパニック系で、非ヒスパニック系の白人は26%でした。新型ウイルス感染リスクの大きな差は、ロサンゼルス郡での流行の深刻さを浮き彫りにしています。
 カリフォルニア州は新型ウイルス流行の第3波に見舞われており、6日にはロサンゼルス郡だけで1万人超の新規感染者が記録されるなど、感染者は記録的な数に上っていて、集中治療室(ICU)の病床不足が深刻化し、12月20日までの自宅待機命令が出されています。
 ヒスパニック系は、社会にとって不可欠でリモートワークが不可能な食料品店、工場、農業などで働いている人が多いため、概して新型ウイルスにさらされやすいと専門家らは指摘しています。
 ロサンゼルス郡では、人口密度が高いため新型ウイルスの感染が広がりやすい労働者階級の地区に暮らすヒスパニック系の人たちの割合は、突出して高くなっています。
 11月末時点の10万人当たり死亡率も、ヒスパニック系は3人で、黒人の1・7人、アジア系の1・2人、白人の0・91人と比べて、著しく高くなりました。
 
 2020年12月9日(水)

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