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■新型コロナ、国内で最多の3271人感染 最多の56人死亡 東京都で過去2番目に多い748人感染 [健康ダイジェスト]

 国内では23日午後10時の時点で、東京都で748人、神奈川県で346人、大阪府で312人、愛知県で239人、埼玉県で230人、兵庫県で169人、福岡県で156人、千葉県で142人、広島県で123人、北海道で114人、京都府で88人、岐阜県で56人、宮城県で51人など、全国で合わせて3271人の新型コロナウイルスへの感染が発表されました。3271人の感染発表は、17日の3211人を上回り過去最多となりました。
 また、北海道で10人、東京都で10人、大阪府で8人、神奈川県で5人、兵庫県で3人、埼玉県で3人、広島県で3人、愛知県で3人、福島県で3人、静岡県で2人、千葉県で1人、宮城県で1人、岐阜県で1人、沖縄県で1人、福岡県で1人、茨城県で1人、の合わせて56人の死亡の発表がありました。56人の死亡発表は、15日と16日の53人を上回り過去最多となりました。
 国内で感染が確認された人は、空港の検疫などを含め20万6988人、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客・乗員が712人で、合わせて20万7700人となっています。感染して亡くなった人は、国内で感染した人が3069人、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗船者が13人の、合わせて3082人です。
 厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や集中治療室などで治療を受けるなどしている重症者は、619人となっています。症状が改善して退院した人などは、国内で感染した人が17万2115人、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客・乗員が659人の、合わせて17万2774人となっています。
 東京都は23日、都内で新たに10歳未満から90歳代までの男女合わせて748人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。また、都は、これまでに感染が確認されていた10人が死亡したことを明らかにしました。
 新規感染者の1日の発表人数としては、6日前の17日の821人に次いで、これまでで2番目に多くなりました。また、700人を超えるのは、736人だった4日前の19日以来です。さらに、9日連続で曜日ごとの最多を更新しました。
 23日までの7日間の平均も、15日連続で最多を更新して640人になりました。
 23日の新規感染者748人は、年代別に、10歳未満が14人、10歳代が24人、20歳代が193人、30歳代が141人、40歳代が130人で最多、50歳代が120人で最多、60歳代が54人、70歳代が34人、80歳代が33人で最多、90歳代が5人です。
 748人のうち、約37%に当たる278人はこれまでに感染が確認された人の濃厚接触者で、約63%の470人はこれまでのところ感染経路がわかっていないということです。
 濃厚接触者の内訳は、「家庭内」が112人と最も多く、「施設内」が57人、「職場内」が55人、「会食」が19人などとなっています。
 都の担当者は、「感染確認が増加していることを深刻に受け止める必要がある。クリスマスや年末年始は人が集まるところには行かず、いつもと同じ人と過ごしてほしい。感染対策の徹底が必要だということを肝に銘じて十分に注意してほしい」と話しています。
 これで都内で感染が確認されたのは、合わせて5万3130人になりました。
 また、都は、これまでに感染が確認されていた60歳代から90歳代までの男女合わせて10人が死亡したことを明らかにしました。このうち5人は、同じ医療機関の入院患者で院内で感染したということです。
 これで都内で死亡した人は、合わせて578人になりました。
 東京都によりますと、都内で23日までに感染が確認された5万3130人のうち入院中の人は、22日より10人増えて2103人となりました。入院患者のうち都の基準で集計した重症の患者は、22日より5人増えて69人でした。
 都は、23日の時点で、重症の患者向けの病床を200床確保していますが、これを250床にするよう医療機関に要請しているほか、2800床確保している中等症以下の患者向けの病床は3750床にするよう要請しています。
 また、自宅で療養している人は、22日より61人増えて1886人となり、これまでで最も多くなりました。都が開設・運用しているホテルなど10の施設で療養している軽症や無症状の人は、22日より4人減って983人となりました。医療機関に入院するかホテルや自宅で療養するか調整中の人は、22日より119人増えて1055人です。
 すでに退院した人や、自宅などでの療養が終わった人は4万6525人となっています。
 一方、東京都文京区にある都立駒込病院で、外科の医師1人と看護師2人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。この影響で、駒込病院ではほかの医師2人も自宅待機となったことから、23日から来年1月8日まで外科の一部の外来診療を停止します。
 また、府中市にある都立神経病院ではリハビリテーションを行う作業療法士2人の感染が確認されました。神経病院では入院患者に対するリハビリを年内いっぱいは中止するということです。

 2020年12月23日(水) 

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■「基礎疾患」は慢性の呼吸器疾患、心臓病、がん、肥満などに 新型コロナワクチンの優先接種で政府分科会 [健康ダイジェスト]

 厚生労働省の新型コロナウイルス感染症対策分科会は23日、新型コロナワクチンの優先接種の対象者や接種の進め方について取りまとめ案を提示しました。感染者に頻繁に接する機会がある医療従事者らにまず接種し、次に高齢者、その次に高齢者以外で基礎疾患のある人と高齢者施設の職員らに対象を広げます。
 高齢者は「65歳以上」とし、基礎疾患については慢性の呼吸器疾患や心臓病、腎臓病、がんなどと、肥満の程度を示す「体格指数(BMI)」が30以上で通院・入院している人らを対象とする方向で調整します。意見募集した上で、来年1月中に最終案を確定します。
 アメリカの製薬大手ファイザーは18日、開発したワクチンの薬事承認を厚生労働省に申請。同省は来年2月までに承認の可否を判断する方針で、こうした動きも踏まえて全国の自治体にワクチンの接種体制の構築に向けたスケジュールを示しました。
 それによると、最優先する医療従事者や救急隊員、保健所職員らで感染者に頻繁に接する機会がある人(約300万人)については、来年3月中に優先接種を始められる体制を確保。これに先立ち、ワクチン接種による体調の変化の有無などを調査するため、2月下旬~3月上旬に医療従事者約1万人を対象に先行接種できるようにします。
 3月下旬~4月上旬には、65歳以上の高齢者(3000万~4000万人程度)向けに優先接種を開始できるよう体制を構築。基礎疾患のある人(約820万人程度)への接種は、高齢者への接種の進み具合を確認しながら4月以降に進めます。

 2020年12月23日(水)

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■24日以降、イギリスからの新規入国拒否へ 政府が水際対策を強化 [健康ダイジェスト]

 イギリスで感染力が強いとされる変異した新型コロナウイルスが広がっていることを受けて、加藤勝信官房長官は、24日以降、当分の間、イギリスからの新規の入国を拒否するなど、入国制限を強化する新たな措置を実施すると明らかにしました。
 新型コロナウイルスの感染が世界的に拡大する中、イギリスでは、感染力が強いとされる変異したウイルスが広がっており、周辺の国々は、イギリスからの旅客機の受け入れを禁止するなど対応に乗り出しています。
 これを受けて、加藤官房長官は、23日午前の記者会見で、イギリスからの入国制限を強化する新たな措置を実施すると明らかにしました。
 それによりますと、24日以降、当分の間、イギリスからの新規の入国を拒否するほか、日本に住んでいる日本人や外国人がイギリスに7日間以内の短期出張をした場合は、帰国や入国の際、一定の条件のもとで、免除している14日間の待機を改めて要請するとしています。
 さらに、12月27日から当分の間、日本人の帰国者についても、出国前の72時間以内の検査の証明を求めるとしています。
 加藤官房長官は、「政府としては、引き続き、国民の健康と命を守り抜き、皆さんに安心、安全な年末を過ごしてもらうことを最優先に新型コロナウイルス感染症の国内でのまん延を防ぐため、機動的に水際対策を講じていきたい」と述べました。
 また、ほかの国への対応について、「一定のデータや分析結果がなければ、判断できない。イギリスの場合は、当局から分析結果の公表などもあったが、引き続き、動向を速やかに察知しながら、必要な情報を収集し、迅速に対応していきたい」と述べました。
 加藤官房長官は、午前の記者会見で「政府としては、日系企業の物流などへの影響に関して情報収集を進めている。経済産業省に『ブレグジット対応サービスデスク』が設置されており、そうしたものも活用しながら、企業への最新情報の提供や相談対応を丁寧に進めていきたい」と述べました。
 説明によると、イギリスからの入国者数は11月が1日当たり平均50人で日本人は約40人、12月は平均150人で日本人は約140人だといいます。
 イギリスで感染力が強いとされる変異した新型コロナウイルスが広がっていることを受けて、アジアでもイギリスとを結ぶ航空便の運航を一時的に停止する動きが相次いでいます。
韓国政府は23日、イギリスと韓国を結ぶ便の運航を、23日から31日まで停止すると明らかにしました。
 また、フィリピン政府は、イギリスからフィリピンに到着する便の運航を24日から31日まで停止することを決め、ロドリゴ・ドゥテルテ大統領が承認したと発表しました。

 2020年12月23日(水)

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■ファイザー製コロナワクチン、世界45カ国で使用可能に ビオンテック、変異種ワクチン6週間以内に開発可能 [健康ダイジェスト]

 ヨーロッパ連合(EU)が21日にアメリカの製薬大手ファイザーとドイツの製薬ベンチャーのビオンテックが共同開発した新型コロナウイルスを承認し、このワクチンを使える国の数は45以上になりました。
 足元で新型コロナの変異種も確認されているものの、ビオンテックのウグル・サヒン最高経営責任者(CEO)は変異種への効果を否定していません。
 サヒンCEOは22日の記者会見で、「現時点ではこのワクチンがイギリスの変異種に効果があるかどうかわからない。だが、科学的にはかなり高い確率で対処できると考えている」と指摘し、「原理上、メッセンジャーRNA技術の利点は、この変異種を完全に模倣するワクチンの開発を直接始められることにある。必要ならば6週間以内に変異種に特化した新しいワクチンを提供できる可能性がある」と明言しました。
 EUでは21日、医薬品の規制を担当するヨーロッパ医薬品庁(EMA)の承認勧告発表からわずか3時間あまりで、ヨーロッパ委員会のフォン・デア・ライエン委員長が承認を発表し、「ついに新型コロナのページをめくり始める」と期待を表明しました。
 EUは27日から加盟各国で順次、高齢者や医療関係者などの優先グループを対象にワクチン接種を始めます。
 EMAや世界保健機関(WHO)はイギリスなどで広がる変異種についても、同ワクチンが有効だとの認識を示しています。
 ファイザーとビオンテックのワクチンは、イギリスが2日、世界で初めて緊急使用を許可し、8日に接種が始まりました。11日には、アメリカが緊急使用許可を出しました。ジョー・バイデン次期アメリカ大統領は21日、自らの接種の様子を公開、安全性をアピールしました。
 アジアでは、シンガポールが14日に初めて承認しました。バーレーンやサウジアラビアなど中東の国も、使用を許可。ファイザーによると、EUの承認前の段階でカナダやスイスを含む15カ国以上が承認または使用許可を出していました。EUの承認により加盟27カ国のほか、アイスランド、ノルウェー、リヒテンシュタインでも接種が可能になります。
 ファイザーなどは2020年中に5000万回分、2021年に13億回分を生産する計画です。EUはこのうち3億回分を確保しているものの、当面の入手可能な量は限られます。
 ファイザーは日本の厚生労働省にも製造販売承認を申請済みで、厚労省は2021年2月の接種開始を目標に審査などを進めています。
 ファイザーとビオンテックのワクチンに続き、アメリカのバイオ製薬モデルナのワクチンも18日にアメリカ政府が緊急使用許可を出し、アメリカでは接種も始まりました。アメリカ政府の当局者は、すでに接種が始まっているファイザーのワクチンと合わせて2021年初めにかけて2000万回分の供給を目指すとしています。EUのEMAは、2021年1月6日にモデルナのワクチンの承認を勧告するか判断します。

 2020年12月23日(水)

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■新型コロナ、世界の感染者7766万人 死者170万人 南極チリ軍基地で36人が感染、全7大陸にコロナ拡大 [健康ダイジェスト]

 アメリカのジョンズ・ホプキンス大学の集計によりますと、新型コロナウイルスの感染が確認された人は、日本時間の23日午前3時の時点で、世界全体で7766万7963人となりました。また、感染して亡くなった人は、170万9295人に上っています。
 感染者が最も多いのはアメリカで1808万158人、インドが1007万5116人、ブラジルが726万3619人、ロシアが287万8382人、フランスが253万5878人です。
 感染して亡くなった人が最も多いのはアメリカで32万551人、ブラジルが18万7291人、インドが14万6111人、メキシコが11万8598人、イタリアが6万9842人となっています。
 南アメリカのチリの有力紙テルセラなどによると、チリ軍は21日、南極の基地で軍関係者ら36人が新型コロナウイルスに感染したと発表しました。南極大陸で感染者が確認されたのは、初めて。
 南極大陸ではウイルスを持ち込まないよう、観光ツアーの中止のほか、各国が観測所や基地の活動を少なくするといった感染対策がとられていましたが、これでウイルスは全7大陸に広がったことになります。
 感染者は、南極半島北部にあるオヒギンズ基地で勤務していた軍人26人と、基地のメンテナンスを担当していた民間人10人。
 感染者はPCR検査で陽性と確認される前に、新型コロナの特有の症状を示していたといいます。すでに36人全員がチリ南部の街プンタアレナスに移動し、隔離されているといいます。重傷者は出ていないといいます。
 基地には、11月27日から12月10日まで海軍の船が物資の補給活動などのために訪れており、この訪問後に船の乗船者3人の陽性が確認されました。ただ、乗船者は基地に向かう出航の前にPCR検査を受け、陰性と判定されていたといいます。

 2020年12月23日(水)

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