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■オーストリアが全国民に外出制限、ワクチン未接種者のみから対象拡大 来年2月には接種義務化 [健康ダイジェスト]

 オーストリアのアレクサンダー・シャレンベルク首相は19日、新型コロナウイルスの感染者が急増していることから、全国民を対象に22日から外出制限を実施すると発表しました。同国は数日前に、ヨーロッパ連合(EU)内では初めて、ワクチン未接種者のみに外出制限を課していました。
 シャレンベルク首相は19日、地方自治体首長との会合のため西部チロル州を訪問。その際に行った記者会見で、全国民の外出制限とともに、来年2月1日からはワクチン接種を義務化する方針も明らかにしました。
 人口約900万人のオーストリアのワクチン接種率は約65%と、西ヨーロッパの接種率平均の67%を下回っています。外出制限は最大20日間で、仕事や必需品の購入などを除き外出は原則禁止となります。
 アメリカのジョンズ・ホプキンス大学の発表によると、オーストリアの19日午後5時時点の累計感染者は101万1465人、累計死者は1万1903人となっています。

 2021年11月19日(金)




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■新型コロナ、国内の新規感染者159人 12日ぶりに死者ゼロ [健康ダイジェスト]

 国内では19日午後6時の時点で、神奈川県で27人、大阪府で26人、北海道で17人、東京都で16人、埼玉県で12人、福岡県で9人、岡山県で8人、愛知県で7人など、静岡県や岐阜県など27県を除く20都道府県と空港検疫で、新たに計159人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
 11月7日以来、12日ぶりに死亡した人の発表はありませんでした。
 国内で感染が確認された人は、空港・海港検疫などを含め172万5867人、クルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせて172万6579人となっています。
 感染して亡くなった人は、国内で感染が確認された人が1万8341人、クルーズ船の乗船者が13人で、合わせて1万8354人です。
 厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や集中治療室などで治療を受けるなどしている重症者は、前日より14人減って62人となっています。
 神奈川県内では19日、新たに27人が新型コロナウイルスに感染したことが確認されたと発表されました。
 1週間前の金曜日より8人増えていて、18日に続いて20人を超えました。
 横浜市によりますと、市立小学校で19日までに児童5人の感染が確認され、市は新たにクラスター(感染者集団)が起きたと認定しました。
 また、すでにクラスターとなっている介護老人保健施設で、新たに利用者5人の感染が確認され、この施設で感染が確認された人は16人になりました。
 これで神奈川県内で発表された感染者は累計16万9162人となり、このうち1312人が死亡しています。
 東京都は19日、都内で新たに10歳代から70歳代までの男女合わせて16人が、新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。
 1週間前の金曜日より6人減りました。都内の1日の感染確認が50人を下回るのは34日連続、30人を下回るのは8日連続です。19日までの7日間平均は18・7人で、前週の74・5%です。
 新規感染者は10歳代1人、20歳代5人、30歳代3人、40歳代4人、50歳代1人、65歳以上の高齢者は1人でした。
 都内の累計の感染者は、38万2053人となりました。
 一方、都の基準で集計した19日時点の重症の患者は、18日から1人減って9人となりました。
 また、19日、死亡した人の発表はありませんでした。

 2021年11月19日(金)




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■コロナ感染が深刻なドイツ、公共交通機関でも証明書必要に ベルギー、全ワクチン接種者に追加接種 [健康ダイジェスト]

 新型コロナウイルスの感染再拡大が深刻なドイツでは18日、公共交通機関を利用する際にもワクチン接種の証明などを必要とする新たな対策が決まりました。
 ドイツで18日に発表された新規感染者が6万5371人と過去最多を更新し、亡くなった人の数は264人となっています。
 感染再拡大の背景としては、ワクチンの接種率が人口の7割弱にとどまり伸び悩んでいることや、気温が下がり、屋内に人が集まるようになっていることなどが指摘されています。このため、各地で規制を強化する動きが相次いでいます。
 このうち北部のハンブルクでは、クリスマスシーズンを前に街中心部の広場でクリスマスマーケットの準備が始まっていますが、この時期に人気のホットワインなどを提供する飲食店を利用できるのは、ワクチンの接種を完了した人と感染後に回復した人に限られるということです。
 住民は「厳しいルールですが、開催されないことを考えたら、まだよいと思います。政治家だけでなくて、私たち皆が、この状況に責任を持たなければなりません」と話しています。
 また、ドイツ連邦政府と州の首相らは対策会議を開き、地下鉄やバスなどの公共交通機関を利用する際にもワクチン接種の完了や陰性証明を必要とすることを決めました。直近7日間、10万人ごとの入院患者数によっては、さらに厳しい対策が適用されます。
 病院や高齢者施設で働く人のワクチン接種義務化の方針も決まりました。18歳以上の全員に追加(ブースター)接種を推奨することとし、記者会見でアンゲラ・メルケル首相は「私たちは大変深刻な状況に置かれている」と危機感を訴えました。
 一方、ベルギー政府は17日、新型コロナウイルスのワクチン接種を完了したすべての人に追加(ブースター)接種を始めると発表しました。成人の87%、人口の75%が必要な回数の接種を受けたにもかかわらず、感染が再び拡大しているためです。在宅勤務を原則義務化し、出勤を週1回に限るといった規制強化も打ち出しました。
 人口が日本の10分の1ほどのベルギーで、直近1週間の1日当たりの感染者は1万人を超します。昨秋のピーク時の3分の2程度で、重症化や死者の数も当時よりは抑制できているものの、感染リスクが高いとされる冬を前に、高齢者らに限っていた追加(ブースター)接種の対象を一気に広げて効果の維持を図ります。
 さらに、在宅勤務を「強い推奨」から強制化し、マスク着用義務も拡大します。アレクサンダー・ドゥクロー首相は記者会見で国民の不満に理解を示しつつ、「危険な信号がともっている」と指摘しました。

 2021年11月19日(金)




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■接種率90%のアイルランド、1日4000人感染でウィズコロナを中断 [健康ダイジェスト]

 アイルランドが高い新型コロナウイルスワクチン接種率にもかかわらず、1日4000人を超える新型コロナウイルス感染者が発生するなど第4波が訪れており、防疫を再び引き締めることにしました。
 世界の新規感染事例のうち約3分の2に当たる190万人がヨーロッパで発生している中、ヨーロッパ諸国はワクチン接種率の鈍化に頭を痛めており、ワクチン未接種者に対する活動制限を拡大させるなど圧迫レベルを高めています。ワクチン接種とともに実施されたウィズコロナ(新型コロナウイルスとの共存)の方針を破棄し、防疫規制を速やかに再導入する状況です。
 ヨーロッパ諸国のこうした方向性の転換は、ウイルス死滅期間が長くなる冬季、ワクチン接種率が鈍化しワクチンによる保護力が減少しているという理由からです。
 スロバキアでは、新型コロナウイルス感染が急増し、酸素と病床がすでに底を突きました。このように医療界が患者急増でまひすると、当局はワクチン未接種者を狙った規制策をまとめ、各種施設の利用制限措置を近く承認する予定です。
 すでにスロバキアはワクチン圧迫をさらに強化し、未接種者に週2回ずつ新型コロナウイルス検査を受けるよう義務付けています。
 スロバキアではこの1週間に1日6500件以上の新規事例が報告されているものの、まだワクチン接種率はヨーロッパ連合(EU)平均の64・9%を大きく下回る45%水準です。
 このうち最も大きな被害を出している地域は、スロバキア東部のプレショフ市。現地病院関係者は「人々がワクチンを打つことに対する重要性を理解できていない時に私たちは挫折する。病床不足により患者を他の病院に移送している」と伝えました。
 3カ月前にはウィズコロナを叫び、すべての防疫規制を近く解除するだろうと豪語していたアイルランドでも、状況はスロバキアと大きく異なりません。
 人口約600万人のアイルランドでは、12歳以上のワクチン完全接種率が90%を突破したものの、新規感染者数は1日4000人台を記録中です。
 これに伴い、当局はナイトクラブ、酒場、食堂などの施設の営業時間を午前0時までに短縮して、在宅勤務を勧告することにしました。
 これに先立ち、当局は10月22日午後11時30分に外出禁止を終了、労働者に段階的にオフィスに復帰するようと促していました。
 同国保健省は、ワクチン保護効果が時間経過により減少するため、近く追加(ブースター)接種対象者を50歳以上に拡大する計画。
 同国のミホル・マーティン首相は、「アイルランドはまた別のコロナ感染急増を経験しており今すぐに行動しなければならない」としながら、対面ミーティングを控え在宅勤務を促しました。

 2021年11月18日(木)




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