SSブログ

■フランス、コロナ第5波が急拡大 首相もコロナ陽性 [健康ダイジェスト]

 フランス政府は22日、新型コロナウイルス流行の第5波が驚異的な速さで拡大しつつあるとの認識を示しました。
 保健当局によると、22日までの1週間の新規感染者数は1日当たり平均1万8240人でした。前週から8割増加し、約3カ月ぶりの1万8000人台。10月中旬には一時3000人台まで減ったものの、感染者数が爆発的に拡大していることが示されました。
 ガブリエル・アタル報道官は「第5波は瞬く間に広がりつつある」と、記者団に語りました。
 感染が拡大する一方、現時点で入院患者数の急増はみられていません。保健当局は重症者数が抑えられている理由について、ワクチン接種が進んでいることを挙げました。アタル報道官は、今夏に他国に先駆けて導入した、ワクチン接種か検査の陰性を証明する「衛生パ ス」も感染拡大の抑制に役立っていると述べました。
 また、フランス政府は同日、ジャン・カステックス首相(56)が新型コロナウイルスの検査で陽性と診断されたと明らかにしました。カステックス首相は今年6月、イギリスのアストラゼネカ製で2回目のワクチン接種を終えていました。首相は10日間、自主隔離措置をとりながら職務を続けるといいます。
 カステックス首相は娘(11)がコロナ検査で陽性となったのを受け、自らも濃厚接触者としてPCR検査を受け、感染がわかりました。朝にはブリュッセルでベルギーのアレクサンダー・デクロー首相と会談し、フランスの国防相、内相、法相、ヨーロッパ問題担当相が同行していました。デクロー首相も自主隔離するといいます。
 カステック首相が濃厚接触者になったのは4回目。昨年9月には世界最高峰の自転車レース「ツール・ド・フランス」を観戦した際、車に同乗した大会委員長が感染。昨年12月にはエマニュエル・マクロン大統領と会食した後に大統領が感染したほか、今年6月には妻が感染しました。いずれも自身は感染しませんでした。

 2021年11月23日(火)




nice!(3)  コメント(20) 

■新型コロナ、国内で新たに113人が感染 前週比41人減、26県でゼロ [健康ダイジェスト]

 国内では23日午後6時の時点で、東京都で17人、北海道で14人、大阪府で13人、愛知県で12人、福岡県で12人、神奈川県で9人、埼玉県で6人、兵庫県で6人など、群馬県や茨城県など26県を除く21都道府県と空港検疫で、新たに計113人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。1週間前の火曜日と比べて41人減りました。
 また、埼玉県で1人、福岡県で1人の合わせて2人の死亡の発表がありました。
 国内で感染が確認された人は、空港検疫などを含め172万6278人、クルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせて172万6990人となっています。
 感染して亡くなった人は、国内で感染が確認された人が1万8350人、クルーズ船の乗船者が13人で、合わせて1万8363人です。
 厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で人工呼吸器や集中治療室などで治療を受けるなどしている重症者は、前日より3人減って60人となっています。
 東京都は23日、都内で新たに10歳未満から60歳代までの男女合わせて17人が、新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。1週間前の火曜日より2人増えました。
 都内の1日の感染確認が50人を下回るのは38日連続、30人を下回るのは12日連続です。
23日までの7日間平均は17・4人で、前週の83・3%です。
 感染者17人を年代別でみると、50歳代が4人で最多。30歳代と60歳代がそれぞれ3人で続きました。65歳以上の高齢者は1人でした。都内の感染者は累計38万2112人となりました。
 一方、都の基準で集計した23日時点の重症の患者は、22日と同じ8人でした。
 また、新たに確認された死者はおらず、累計の死者は3164人となっています。

 2021年11月23日(火)




nice!(1)  コメント(0)