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■ラトビア、コロナワクチン未接種者を解雇可能に [健康ダイジェスト]

 バルト3国の一つ、ラトビアは15日、新型コロナウイルス対策の一環として、ワクチンの接種を拒む従業員を解雇できるようにしました。
 雇用主は未接種の従業員を3カ月の無給休職扱いとし、それでも接種を拒む場合には給与の1カ月分を支払って解雇できるようになりました。
 この措置は選挙で選ばれた国会や地方議会の議員にも適用され、ワクチン接種証明書または感染して回復した証明書がない場合、登院や採決への参加を一時的に禁止され、ワクチンを接種するまで無給休職扱いとなります。
 国会議員2人が接種を拒んでおり、東部のレーゼクネ市議会では議員の約30%が接種証明書を持っていないと推定されます。
 未接種者は、面積1500平方メートル以上の商業施設への入場も禁止されます。首都リガの大型商業施設ドミナの15日の客入りは通常の半分程度で、警備員が出入り口で来店客の証明書を確認していました。
 一方、3週間にわたる夜間外出禁止令(午後8時から翌午前6時まで)は解除されました。
 最新データによると、ラトビアのワクチン接種率は成人の約60%とヨーロッパ連合(EU)最低水準となっているものの、感染者数の急増、入院患者数、死者数の増加を受けて、最近は接種率が急上昇しています。

 2021年11月16日(火)




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■中国、世界初の噴霧吸入型コロナワクチン公開 [健康ダイジェスト]

 11月12日から14日にかけて開催されている2021年第5回海南国際健康産業博覧会に、世界初の噴霧吸入型の新型コロナウイルスワクチンが登場しました。12日、北京日報が伝えました。
 この鼻から吸入するタイプの新型コロナワクチンは、噴霧式吸入器を採用してワクチンを微小粒子状にし、筋肉注射型ワクチンの5分の1の量で、同じ細胞免疫効果が得ることができます。また、筋肉注射型ワクチンを接種した後、噴霧吸入型ワクチンで免疫を強化し、高いレベルの中和抗体を得ることが可能だとしています。
 この噴霧吸入型ワクチンは筋肉注射型ワクチンと同種類のもので、製剤の処方は変わらず、投与方法が異なるだけです。
 この世界初の噴霧吸入型の新型コロナウイルスワクチンは、中国軍事科学院軍事医学研究所の陳薇院士のチームと中国大手医薬メーカーの康希諾生物(カンシノ・バイオロジクス)が共同開発したもので、すでに臨床第2相試験が一定の段階的成果を上げており、現在、緊急使用の申請手続きが推進されています。

 2021年11月16日(火)




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