■オミクロン型、オーストラリアとオランダでも感染確認 入国制限広がる [健康ダイジェスト]
南アフリカで確認された新たな変異ウイルスはイギリスやドイツなどヨーロッパで感染が確認されたのに加え、28日、新たにオーストラリアで２人、オランダで13人の感染が確認されました。各国で、アフリカ南部からの入国を制限する動きが広がっています。
南アフリカで確認された新たな変異ウイルスは世界保健機関（ＷＨＯ）が26日、現在、広まっているデルタ型などと同じ「懸念される変異型」に指定し、「オミクロン型」と名付けました。
これまでに南アフリカの隣国のボツワナや香港、それにイスラエルで感染が確認されたほか、ヨーロッパではイギリス、ドイツ、ベルギーに続いてイタリアでも確認されました。
さらに、28日、オーストラリアの保健当局は、南アフリカから航空便でシドニーに到着した乗客２人から、新型コロナウイルスのオミクロン型が検出されたと発表。
東部ニューサウスウェールズ州保健当局の発表によると、緊急のゲノム検査を行い、27日にシドニーに到着した乗客２人がオミクロン型に感染していることを確認しました。
２人はアフリカ南部出身で、カタール航空のドーハ経由便でオーストラリアに到着。空港の検疫で陽性反応が出たため、オミクロン型かどうかの分析を緊急に行いました。２人とも無症状で、ワクチン接種は完了しているといいます。
現在２人は特別な隔離施設に滞在しています。また、同じ便に乗っていたアフリカ南部出身の乗客12人は陰性だったものの、隔離対象となっています。同便の乗客乗員約260人にも隔離が指示されたといいます。
一方、オランダでも、オランダ保健当局が28日午後、新型コロナの「オミクロン型」が13人確認されたことを明らかにしました。
南アフリカから飛行機でスキポール空港に到着した乗客のうち61人が陽性と判明し、オミクロン型への感染が疑われていました。オランダでオミクロン型が確認されたのは初めてです。
オミクロン型については、感染力や重症化のリスク、ワクチンの効果への影響などはまだ明らかになっていませんが、各国の間でアフリカ南部からの入国を制限する動きが広がっています。
オーストラリア政府は、南アフリカを含めアフリカの９カ国からの外国人の入国を禁止するとともに、オーストラリア人の入国についても入国後14日間の隔離を義務付けると発表しました。
また、イスラエルは、水際対策を強化し、ヨーロッパを含むほかの地域からも含めてすべての外国人の入国を14日間、禁止することを決めました。
さらに、イギリスが人口の大半を占めるイングランドで公共の交通機関や小売店でのマスクの着用を再び、義務付けるなど国内での規制強化に乗り出すところもあり、対策を一段と強める動きが出ています。
２０２１年１１月２８日（日）
南アフリカで確認された新たな変異ウイルスは世界保健機関（ＷＨＯ）が26日、現在、広まっているデルタ型などと同じ「懸念される変異型」に指定し、「オミクロン型」と名付けました。
これまでに南アフリカの隣国のボツワナや香港、それにイスラエルで感染が確認されたほか、ヨーロッパではイギリス、ドイツ、ベルギーに続いてイタリアでも確認されました。
さらに、28日、オーストラリアの保健当局は、南アフリカから航空便でシドニーに到着した乗客２人から、新型コロナウイルスのオミクロン型が検出されたと発表。
東部ニューサウスウェールズ州保健当局の発表によると、緊急のゲノム検査を行い、27日にシドニーに到着した乗客２人がオミクロン型に感染していることを確認しました。
２人はアフリカ南部出身で、カタール航空のドーハ経由便でオーストラリアに到着。空港の検疫で陽性反応が出たため、オミクロン型かどうかの分析を緊急に行いました。２人とも無症状で、ワクチン接種は完了しているといいます。
現在２人は特別な隔離施設に滞在しています。また、同じ便に乗っていたアフリカ南部出身の乗客12人は陰性だったものの、隔離対象となっています。同便の乗客乗員約260人にも隔離が指示されたといいます。
一方、オランダでも、オランダ保健当局が28日午後、新型コロナの「オミクロン型」が13人確認されたことを明らかにしました。
南アフリカから飛行機でスキポール空港に到着した乗客のうち61人が陽性と判明し、オミクロン型への感染が疑われていました。オランダでオミクロン型が確認されたのは初めてです。
オミクロン型については、感染力や重症化のリスク、ワクチンの効果への影響などはまだ明らかになっていませんが、各国の間でアフリカ南部からの入国を制限する動きが広がっています。
オーストラリア政府は、南アフリカを含めアフリカの９カ国からの外国人の入国を禁止するとともに、オーストラリア人の入国についても入国後14日間の隔離を義務付けると発表しました。
また、イスラエルは、水際対策を強化し、ヨーロッパを含むほかの地域からも含めてすべての外国人の入国を14日間、禁止することを決めました。
さらに、イギリスが人口の大半を占めるイングランドで公共の交通機関や小売店でのマスクの着用を再び、義務付けるなど国内での規制強化に乗り出すところもあり、対策を一段と強める動きが出ています。
２０２１年１１月２８日（日）
■新型コロナ、国内で新たに73人の感染確認 前週の日曜からほぼ半減、死者はなし [健康ダイジェスト]
国内では28日午後６時の時点で、大阪府で13人、東京都で９人、北海道で８人、神奈川県で７人、埼玉県で３人、愛知県で３人、兵庫県で３人、広島県で３人、福岡県で３人など、千葉県や静岡県など31県を除く16都道府県と空港検疫で、新たに計73人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。前週の日曜日（21日）に比べて70人少なく、ほぼ半減しました。
これまでのところ死亡した人の発表はありません。
国内で感染が確認された人は、空港検疫などを含め172万6792人、クルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせて172万7504人となっています。
感染して亡くなった人は、国内で感染が確認された人が１万8357人、クルーズ船の乗船者が13人で、合わせて１万8370人です。
厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や集中治療室などで治療を受けるなどしている重症者は、前日より７人減り、28日時点で43人となっています。
大阪府で28日、新たに13人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。検査件数は１万1090件で、陽性率は０・１％でした。
これまでに大阪府内で確認された感染者数は、累計20万3113人となります。
重症者数は前日と同じ２人で、確保している重症病床（606床）の使用率は０・３％となっています。軽症・中等症病床の使用率は２・１％、宿泊療養施設の使用率は０・２％です。自宅療養者は54人となっています。
また、大阪府内では、感染者の死亡は確認されませんでした。
東京都は28日、都内で新たに20歳代から80歳代までの男女合わせて９人が、新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。１週間前の日曜日より11人減りました。
都内の１日の感染確認が50人を下回るのは43日連続、30人を下回るのは17日連続です。28日までの７日間平均は14・１人で、前週の81・５％です。
新規感染者を年代別にみると、20歳代が３人と最も多く、40歳代と50歳代が２人ずつで続きました。65歳以上の高齢者は２人でした。都内の感染者は累計38万2188人となりました。
一方、都の基準で集計した28日時点の重症者は、27日と同じ７人でした。
また、28日、新たな死亡の確認はなく、累計の死者は3164人となっています。
２０２１年１１月２８日（日）
これまでのところ死亡した人の発表はありません。
国内で感染が確認された人は、空港検疫などを含め172万6792人、クルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせて172万7504人となっています。
感染して亡くなった人は、国内で感染が確認された人が１万8357人、クルーズ船の乗船者が13人で、合わせて１万8370人です。
厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や集中治療室などで治療を受けるなどしている重症者は、前日より７人減り、28日時点で43人となっています。
大阪府で28日、新たに13人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。検査件数は１万1090件で、陽性率は０・１％でした。
これまでに大阪府内で確認された感染者数は、累計20万3113人となります。
重症者数は前日と同じ２人で、確保している重症病床（606床）の使用率は０・３％となっています。軽症・中等症病床の使用率は２・１％、宿泊療養施設の使用率は０・２％です。自宅療養者は54人となっています。
また、大阪府内では、感染者の死亡は確認されませんでした。
東京都は28日、都内で新たに20歳代から80歳代までの男女合わせて９人が、新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。１週間前の日曜日より11人減りました。
都内の１日の感染確認が50人を下回るのは43日連続、30人を下回るのは17日連続です。28日までの７日間平均は14・１人で、前週の81・５％です。
新規感染者を年代別にみると、20歳代が３人と最も多く、40歳代と50歳代が２人ずつで続きました。65歳以上の高齢者は２人でした。都内の感染者は累計38万2188人となりました。
一方、都の基準で集計した28日時点の重症者は、27日と同じ７人でした。
また、28日、新たな死亡の確認はなく、累計の死者は3164人となっています。
２０２１年１１月２８日（日）
■アメリカ・ニューヨーク州が非常事態を宣言 知事「オミクロン型が近付いている」 [健康ダイジェスト]
アメリカのニューヨーク州のキャシー・ホークル知事は26日、新型コロナウイルスの感染が再び拡大する恐れがあるとして、非常事態を宣言しました。
宣言は12月３日から有効で、病院の収容上限を拡大し医療関係者の人員不足に対応するほか、パンデミック（世界的大流行）に備えて物資を調達できるということです。また、病床の確保に向けて、州の保健当局が緊急性のない手術などの医療行為を制限できるようになります。
ホークル知事は、「この冬、感染が拡大する兆候がある。新たなオミクロン型変異ウイルスはまだ州内で確認されていないが、近付いてきている」と警告しました。医療行為の制限などは行政命令に基づくもので、来年１月15日に感染状況を踏まえて継続するかどうかを判断します。
ニューヨーク州では昨年３月に非常事態宣言を出し、感染が沈静化したため今年６月に解除していました。６～７月には、１週間平均の新規感染者数は一時300人台に下がったものの、最近は6000人台が続いていて、入院患者数が増えています。
２０２１年１１月２８日（日）
宣言は12月３日から有効で、病院の収容上限を拡大し医療関係者の人員不足に対応するほか、パンデミック（世界的大流行）に備えて物資を調達できるということです。また、病床の確保に向けて、州の保健当局が緊急性のない手術などの医療行為を制限できるようになります。
ホークル知事は、「この冬、感染が拡大する兆候がある。新たなオミクロン型変異ウイルスはまだ州内で確認されていないが、近付いてきている」と警告しました。医療行為の制限などは行政命令に基づくもので、来年１月15日に感染状況を踏まえて継続するかどうかを判断します。
ニューヨーク州では昨年３月に非常事態宣言を出し、感染が沈静化したため今年６月に解除していました。６～７月には、１週間平均の新規感染者数は一時300人台に下がったものの、最近は6000人台が続いていて、入院患者数が増えています。
２０２１年１１月２８日（日）
■千葉県、新型コロナの新たな感染者なし 昨年６月21日以来、約１年５カ月ぶり [健康ダイジェスト]
千葉県では28日、新たに新型コロナウイルスに感染したと発表された人はいませんでした。新たな感染者の発表がなかったのは、昨年６月21日（日曜日）以来、およそ１年５カ月ぶりです。
千葉県内で感染が確認されたのは累計で10万447人で、28日は死亡した人の発表もありませんでした。死者は累計で1028人となっています。
１年５カ月ぶりに新たな感染者の発表がなかったことについて、千葉県疾病対策課は「感染者数が少ない状況が続いており、日曜日ということも重なって発表なしということになったと考えている。ただ、海外の状況をみると、千葉県の今の現状が続くかどうかわからないため、県民の皆さんには引き続き気を引き締めて感染対策を行ってほしい」と話しています。
２０２１年１１月２８日（日）
千葉県内で感染が確認されたのは累計で10万447人で、28日は死亡した人の発表もありませんでした。死者は累計で1028人となっています。
１年５カ月ぶりに新たな感染者の発表がなかったことについて、千葉県疾病対策課は「感染者数が少ない状況が続いており、日曜日ということも重なって発表なしということになったと考えている。ただ、海外の状況をみると、千葉県の今の現状が続くかどうかわからないため、県民の皆さんには引き続き気を引き締めて感染対策を行ってほしい」と話しています。
２０２１年１１月２８日（日）
■ＷＨＯ、新たな変異ウイルスを「懸念される変異型」に指定 呼称は「オミクロン型」 [健康ダイジェスト]
世界保健機関（ＷＨＯ）は26日、南アフリカなどで新たに見付かった新型コロナウイルスの変異型を最も警戒レベルが高い「懸念される変異型（ＶＯＣ）」に分類し、「オミクロン型」と名付けました。多くの変異を持ち、ワクチンが効きにくい性質や高い感染力を持つ可能性が指摘されています。ベルギーなどでも感染者が見付かり、地域を越えて感染が広がっている恐れもあります。
オミクロン型は11月に南アフリカやボツワナで初めて見付かり、ギリシャ文字のアルファベットから「オミクロン」と名付けられました。専門的には「Ｂ．１．１．529」と呼ばれます。
世界で警戒感が一気に高まったのは、南アフリカの国立伝染病研究所などが25日、同国でオミクロン型の感染例が急速に増えていることを公表してからです。最大都市ヨハネスブルクのあるハウテン州で12日から20日までに採取された77検体のすべてが、オミクロン型でした。11月以降に遺伝子配列が決定された新型コロナウイルスの検出割合のうちオミクロン型は増加傾向にあり、11月15日時点で75%以上を占めていたといいます。
１人の感染者が何人にうつすかを示す実効再生産数が南アフリカ全体で１・47なのに対し、ハウテン州では１・93と高くなっています。実効再生産数は１より大きいと感染が拡大していることを示し、特に同州で感染者が急増しています。
イギリスのケンブリッジ大学のシャロン・ピーコック教授は、「疫学的にはオミクロン型は感染力が高い可能性があり、いくつかの変異は感染力の上昇と整合している」と指摘しています。
イギリス政府は25日、オミクロン型への懸念から、南アフリカやボツワナなどアフリカ南部６カ国からイギリスへの渡航者に政府指定施設への隔離を義務付けるなどの措置を発表。アフリカ以外でも香港、ベルギー、イスラエルで感染が確認されており、地域をまたいで感染が広がっている可能性があります。香港の感染例の１つはワクチンを２回接種済みの人でした。
２０２１年１１月２７日（土）
オミクロン型は11月に南アフリカやボツワナで初めて見付かり、ギリシャ文字のアルファベットから「オミクロン」と名付けられました。専門的には「Ｂ．１．１．529」と呼ばれます。
世界で警戒感が一気に高まったのは、南アフリカの国立伝染病研究所などが25日、同国でオミクロン型の感染例が急速に増えていることを公表してからです。最大都市ヨハネスブルクのあるハウテン州で12日から20日までに採取された77検体のすべてが、オミクロン型でした。11月以降に遺伝子配列が決定された新型コロナウイルスの検出割合のうちオミクロン型は増加傾向にあり、11月15日時点で75%以上を占めていたといいます。
１人の感染者が何人にうつすかを示す実効再生産数が南アフリカ全体で１・47なのに対し、ハウテン州では１・93と高くなっています。実効再生産数は１より大きいと感染が拡大していることを示し、特に同州で感染者が急増しています。
イギリスのケンブリッジ大学のシャロン・ピーコック教授は、「疫学的にはオミクロン型は感染力が高い可能性があり、いくつかの変異は感染力の上昇と整合している」と指摘しています。
イギリス政府は25日、オミクロン型への懸念から、南アフリカやボツワナなどアフリカ南部６カ国からイギリスへの渡航者に政府指定施設への隔離を義務付けるなどの措置を発表。アフリカ以外でも香港、ベルギー、イスラエルで感染が確認されており、地域をまたいで感染が広がっている可能性があります。香港の感染例の１つはワクチンを２回接種済みの人でした。
２０２１年１１月２７日（土）
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