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■フグの稚魚が混入した「釜揚げしらす」、九州5県で1314パック販売 福岡市の業者が自主回収 [健康ダイジェスト]

 福岡市内のスーパーで販売されていた「釜揚げしらす」にフグの稚魚とみられるものが混入していたことがわかりました。
 福岡市によりますと、24日、西区のスーパー「マルキョウ福重店」で釜揚げしらすを購入した客から「フグの稚魚のようなものが入っているので調べてほしい」と店に連絡があり、判明しました。
 福岡市の博多区保健福祉センターによると、混入していたのは約1・5センチのフグの稚魚とみられ、稚魚に毒性があるかどうか不明ですが、食べるとしびれなどの神経まひが起きる可能性があるといいます。これまで健康被害の届け出はないものの、当該商品の購入者は食べずに購入した店か近くの保健所に連絡するよう呼び掛けています。
 釜揚げしらすは博多区の加工・販売業者「楢崎商店」が納品したもので、福岡、大分、佐賀、長崎、熊本各県のマルキョウのうち、34店舗で12月4日から24日までに1314パックが販売されています。
 フグとみられる稚魚は、しらすを水揚げした時に混入した後、パック詰めの際に目視での選別から漏れたとみられ、業者が25日から自主回収を進めています。

 2023年12月26日(火)

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