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■オリンパス、AIで大腸の腫瘍を発見するソフトを国内で発売 [健康ダイジェスト]

 オリンパスは19日、人工知能(AI)を使い大腸の腫瘍の発見を支援するソフトウエア「EndoBRAIN-X」を国内で発売したと発表しました。内視鏡で撮影した映像をAIが即時に解析することで、大腸がんなどの早期発見につなげます。
 オリンパスが販売する内視鏡に対応します。血管をよりくっきり映すモードで撮影した画像をAIが検査中にリアルタイムで解析し、画面上で腫瘍があるかどうかを教えます。腫瘍を発見できるかどうかは医師の熟練度などでも左右されるものの、新製品では98%の感度で腫瘍を判定できるといいます。
 オリンパスは2019年から、内視鏡で病変の発見を支援するAIソフトを販売しています。先行品の「EndoBRAIN」は超拡大内視鏡が必要でしたが、新製品はより幅広いラインアップの内視鏡に対応します。

 2024年2月19日(月)

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■合成麻薬LSDに似た成分含む製品など6種類、販売禁止命令 厚労省 [健康ダイジェスト]

 合成麻薬のLSDに似た成分が入った製品など6種類について、厚生労働省は19日、全国の店舗やインターネットでの販売を禁止する命令を出しました。
 販売禁止となったのは、合成麻薬のLSDに似た「1DーLSD」の名称で流通している薬物の入った3製品と、大麻に類似した「HHCPO」が含まれる3製品です。
 厚労省によりますと、今年1月、「1DーLSD」を含むとみられる製品を摂取した20歳代男性が錯乱状態となるなど、健康被害が報告されているということです。
 こうした状況を受け、厚労省は指定薬物以外の成分でも生産や流通を広域的に規制する必要があるとして、19日付けで医薬品医療機器法に基づき、全国の店舗やインターネットでの販売を禁止する命令を出しました。
 法律で規制されている薬物に似た成分が含まれる危険ドラッグを巡っては、昨年、大麻に似た成分が入った製品を摂取した後、病院に搬送されるなど体調不良を訴えるケースが相次ぎ、厚労省は昨年12月にグミやクッキーなどの38製品の販売を禁止していて、19日に6製品を追加したことで販売を禁止したのは44製品になりました。
 厚労省は販売を禁止した製品に入っている成分について、指定薬物として規制対象にすることも検討しています。

 2024年2月19日(月)

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■厚労省が飲酒に関する初のガイドラインを決定 高血圧、少量でもリスク増 [健康ダイジェスト]

 厚生労働省は19日、飲酒に伴うリスクを周知し健康障害を防ぐため、飲酒に関する初の指針「健康に配慮した飲酒に関するガイドライン」を正式決定しました。疾患ごとに発症リスクが高まる酒量を純アルコール量換算で示し、適量を心掛けるよう呼び掛けています。高血圧などは少量でもリスクが上がると警告しました。
 ガイドラインは、生活習慣病リスクを高める純アルコール量の参考値として「男性1日40グラム以上、女性20グラム以上」を提示。20グラムはビール中瓶1本(500ミリリットル)、日本酒1合(180ミリリットル)に相当します。
 発症リスクが高まる量として、大腸がんは男女ともに1日20グラムとしました。ただ、高血圧や男性の食道がん、女性の出血性脳卒中などは、少しでも飲むと発症リスクが高まる恐れがあると指摘。「より少ない飲酒量とすることが望まれる」と強調しました。 
 健康への配慮として、あらかじめ量を決めて飲む、飲酒前や飲酒中に食事を取る、合間に水を飲む、1週間のうち飲酒しない日を設ける、などが必要と説明しました。短時間の大量飲酒や他人への強要、不安や不眠を解消するための飲酒は避けるよう求めました。
 厚労省などによると、成人1人当たりの酒類の消費量は1992年をピークに減っている一方、アルコール依存症の総患者数は2017年時点で4・6万人と、1996年の4・7万人と同水準となっています。

 2024年2月19日(月)

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