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■北朝鮮、アストラゼネカ製ワクチンの受け取りを拒否 副作用を懸念か [健康ダイジェスト]

 北朝鮮が国際組織による新型コロナウイルスのワクチン提供を受け入れずにいることが、9日までの韓国情報機関、国家情報院傘下の国家安保戦略研究所(INSS)などの報告で判明しました。イギリスのアストラゼネカ製ワクチンや中国製ワクチンの導入には難色を示し、ロシア製ワクチンの無償提供を求めているといいます。副作用の可能性を懸念しているもよう。
 国家安保戦略研究所が8日に国会報告した内容によると、北朝鮮は現在もワクチンを受け入れず、国境封鎖、国内の移動制限など厳しい感染防止措置を導入しています。コロナ感染者の発生や、金正恩(キム・ジョンウン)総書記がワクチン接種をしたとの情報は確認していないといいます。
 国家安保戦略研究院の説明では、途上国にワクチンを分配する国際組織「COVAX(コバックス)」が、5月までにアストラゼネカ製170万回分の提供を準備したものの、北朝鮮側が副作用への懸念を示して受け取りを拒否し、別ワクチンへの交換を望んだといいます。
 同研究院の関係者は、「北朝鮮には中国製ワクチンへの不信感もあり、導入をためらっている」とも指摘しています。
 アメリカのファイザー製やモデルナ製のワクチンを保管するには冷凍設備が必要になるため、電力供給が不安定な事情もあって、北朝鮮がアメリカ製ワクチンを導入するのは困難との見方もあります。

 2021年7月9日(金)




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