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■新型コロナウイルス、東京都で新たに171人の感染確認 全国で729人感染、5人死亡 [健康ダイジェスト]

 国内では28日午後8時半の時点で、東京都で171人、大阪府で117人、神奈川県で64人、北海道で52人、愛知県で51人、埼玉県で44人、千葉県で40人、兵庫県で29人、沖縄県で29人、宮城県で24人など、全国で合わせて729人の新型コロナウイルスへの感染が発表されました。
 また、愛知県で2人、大阪府で1人、岡山県で1人、神奈川県で1人の、合わせて5人の死亡の発表がありました。
 国内で感染が確認された人は、空港の検疫などを含め9万8993人、クルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせて9万9705人。亡くなった人は、国内で感染した人が1738人、クルーズ船の乗船者が13人の、合わせて1751人です。
 厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や集中治療室などで治療を受けるなどしている重症者は、28日時点で166人となっています。
 一方、症状が改善して退院した人などは、28日時点で国内で感染した人が9万807人、クルーズ船の乗客・乗員が659人の、合わせて9万1466人となっています。
 東京都は28日、都内で新たに10歳代から90歳代までの男女合わせて171人が、新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。都内で1日の感染の確認が100人を超えるのは9日連続で、200人を下回るのは4日連続です。
 年代別では、10歳代が12人、20歳代が41人、30歳代が31人、40歳代が28人、50歳代が23人、60歳代が12人、70歳代が16人、80歳代が6人、90歳代が2人。
 これで都内で感染が確認されたのは、合わせて3万456人になりました。
 28日に確認された171人のうち、約51%に当たる88人は、これまでに感染が確認された人の濃厚接触者で、約49%に当たる83人は、これまでのところ感染経路が判明していないということです。
 濃厚接触者の内訳は、家庭内が43人とほぼ半数を占めており、施設内が19人、職場内が16人、会食が3人などとなっています。
 家庭内では、同居していた20歳代から30歳代の男女5人が感染したケースがあるということです。
 施設内での感染では、早稲田大学のアイスホッケー部で、部員7人の感染が確認されました。一部の部員は寮で生活していたということです。このアイスホッケー部で確認され、都に報告されたのは、合わせて13人になりました。
 また、足立区の大内病院では、60歳代から70歳代の患者合わせて4人が確認され、都に報告された同病院の関係者は72人になりました。北区の明理会中央総合病院でも、90歳代男性患者の感染が判明し、感染者は計23人となりました。
 東京都によりますと、都内で28日までに感染が確認された3万456人のうち、入院中の人は、27日より17人増えて951人。入院患者のうち、都の基準で集計した重症の患者は、27日より3人減って30人です。
 自宅で療養している人は、27日より15人減って177人。都が開設・運用している9つのホテルなどで療養している軽症や無症状の人は、27日より2人増えて263人。医療機関に入院するか、ホテルや自宅で療養するか調整中の人は、27日より12人増えて241人です。
 一方、すでに退院した人や、自宅などでの療養が終わった人は、2万8373人となっています。

 2020年10月28日(水)

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■食習慣・運動習慣、改善に無関心3~4割 厚労省調査 [健康ダイジェスト]

 食習慣・運動習慣について改善への関心やその意向がない人は、20歳以上の男女の3~4割に上ることが27日、厚生労働省の国民健康・栄養調査で明らかになりました。「仕事や家事などで忙しい」との理由が多かった一方で、「面倒くさい」との回答も目立ちました。
 厚労省は、食習慣と運動習慣の改善に関する質問で(1)「関心がない」(2)「関心はあるが改善するつもりはない」と答えた人を広義の「健康無関心層」と捉え、啓発方法をを検討するとしています。
 食習慣の改善の意思に関しては、男性で(1)16・5%(2)24・6%。女性で(1)10・7%(2)25・0%。運動習慣の改善の意思については男性で(1)13・9%(2)23・9%。女性で(1)11・1%(2)26・3%でした。
 健康な食習慣の定着の妨げになる点を複数回答で尋ねると、「特にない」が35・3%で最多。「仕事(家事・育児など)が忙しくて時間がない」27・5%、「面倒くさい」25・3%、「経済的に余裕がない」8・3%、「外食が多い」5・2%、「自分を含め、家で用意する者がいない」5・2%と続きました。
 運動習慣の定着の妨げになる点では、「仕事(家事・育児など)が忙しくて時間がない」が38・1%で最多となり、「面倒くさい」27・6%、「特にない」20・2%、「年をとった」18・2%、「病気やけがをしている」11・3%と続きました。
 「既に改善に取り組んでいる(6カ月以上)」と答えた人は、食習慣・運動習慣とも年齢が上がるほど増加する傾向がありました。
 国民健康・栄養調査は無作為抽出した約4500世帯を対象とし、約2800世帯から回答を得ました。
 運動に関する調査では、運動習慣がある人は男性33・4%、女性25・1%で、近年、女性の運動離れが目立ちます。
 喫煙の調査も実施しており、喫煙者の割合は全体で16・7%。男女別では男性27・1%、女性7・6%で減少傾向にあります。対策が進む受動喫煙の機会に関しては、飲食店が29・6%で前年の36・9%からさらに減りました。

 2020年10月28日(水)

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■アメリカ製薬イーライ・リリーのコロナウイルス抗体薬、治験中止 入院患者に効果なし [健康ダイジェスト]

 アメリカの製薬大手イーライ・リリーが開発中の新型コロナウイルス抗体薬について、一時中断していた臨床試験(治験)は再開されず、中止となることが明らかになりました。治験を実施するアメリカ国立衛生研究所(NIH)が発表しました。安全性への懸念はなかったものの、入院患者に対して効果が確認できませんでした。
 中止となったのは、モノクローナル抗体薬「LYーCoV555」について、NIHが新型コロナウイルスの入院患者を対象に実施していた治験で、入院患者に抗ウイルス薬に加え、この薬か偽薬を投与して有効性や安全性を調べていました。
 安全上の懸念から一時中断されていましたが、入院患者の症状回復を助ける可能性が低いと判断し、再開しないとしました。発症の初期段階にある軽度から中程度の患者を対象とした他の治験などは、続行します。
 イーライ・リリーは10月上旬、アメリカ食品医薬品局(FDA)に「LYーCoV555」の緊急使用許可を申請しています。同申請は軽度から中程度の新型コロナウイルス患者を投与の対象にしており、今回の結果は影響しないとみています。治験の中間結果では、投与により軽度から中程度の新型コロナウイルス患者の入院する割合が低下していました。

 2020年10月28日(水)

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■世界の新型コロナウイルス感染者4396万人、死者116万人 ロシア、有名劇場など集団感染相次ぐ [健康ダイジェスト]

 アメリカのメリーランド州ボルチモアに本部を置くジョンズ・ホプキンス大学の集計によりますと、新型コロナウイルスの感染が確認された人は、日本時間の28日午後3時の時点で、世界全体で4396万5951人となりました。また、新型コロナウイルスの感染により亡くなった人は、116万6908人に上っています。
 感染者が最も多い国はアメリカで877万8680人、次いでインドが799万322人、ブラジルが543万9641人、ロシアが153万7142人、フランスが124万4242人です。
 亡くなった人が最も多い国もアメリカで22万6711人、次いでブラジルが15万7946人、インドが12万10人、メキシコが8万9814人、イギリスが4万5455人となっています。
 新型コロナウイルスの感染が再び拡大しているロシアでは、世界的に有名なボリショイ劇場などで集団感染が相次いでいるほか、セルゲイ・ラブロフ外相も感染者と接触していたことが27日に判明し、隔離措置がとられることになりました。
 ロシアでは、9月以降、今年の春を上回る勢いで新型コロナウイルスの感染が拡大し、今週に入って1日の感染者数が初めて1万7000人を超えたほか、1日の死者数も過去最悪の320人に上っています。
 感染拡大の中心となっている首都モスクワでは、集団感染が相次ぎ、27日には、クラシックバレエの殿堂、ボリショイ劇場の代表が劇場で働くダンサーや技師など124人が新型コロナウイルスに感染したことを明らかにしました。
 また、26日には、パーヴェル・ボロジン下院議長が、下院の定数の2割に当たる91人の下院議員が新型コロナウイルスに感染したことをウラジーミル・プーチン大統領に報告しました。
 感染拡大を受けてモスクワでは、10月19日から、バーやナイトクラブへの深夜の入場を制限するなど、緩やかな規制措置がとられ始めたものの、今年の春にとられた市民の外出制限のような厳しい規制措置は、経済への打撃が大きいことから、当局は、再び導入することに慎重な姿勢を示しています。
 フランス保健省は27日、新型コロナウイルスによる直近24時間の死者数が523人と、春のピーク時並みの水準に達したことを明らかにしました。
 集中治療病床への入院患者数は27日、2918人に達し、全国で約5800ある同病床の半分以上が埋まりました。近くすべての同病床が埋まり、患者を選別せざるを得ない状況が訪れると伝えられています。
 フランス政府は10月22日、全土の約半分を感染最悪レベルの「最大警戒区域」に指定し、人口の約7割が夜間外出禁止の対象となりました。だが、その3日後に1日の感染者数が5万人を超えるなど、政府の予想を上回るスピードで感染が拡大しています。
 フランス紙フィガロなどによると、政府は全土で1カ月程度、外出禁止令を再び出すことを検討しているといいます。
 イタリア政府は27日、新型コロナウイルスの感染者が前日から2万1994人増え、累計56万人を超えたと発表しました。1日の新規感染としては過去最多。新たな死者は221人で、累計で約3万7000人に上っています。1日の死者が200人を超えたのは5月以来。

 2020年10月28日(水)

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■新型コロナウイルスの免疫は急速に減退する可能性 イギリスの大学が追跡調査 [健康ダイジェスト]

 新型コロナウイルスに感染した後に抗体ができて回復しても、抗体による免疫が急速に減退する可能性があることが、イギリスの大学インペリアル・カレッジ・ロンドンの大規模な追跡調査で明らかになりました。抗体の効果を数カ月で失う恐れがあるといいます。イギリスのメディアが27日に伝えました。
 デーリー・テレグラフ紙は、ワクチンが完成しても免疫が十分に持続せず、年に2度の接種が必要となる可能性があると説明。フィナンシャル・タイムズ紙は、免疫を持つ人の自然増でウイルスを抑え込む「集団免疫」の考え方にも疑問が生じることになると報じました。
 調査は、イギリスのイングランド地方の36万人以上の成人が対象。6月下旬から7月上旬に全体の6%から抗体を検出したものの、9月には4・4%と約4分の1近く減少していました。
 研究チームによると、特に65歳を超える高齢者や無症状の感染者の間で、抗体が検出されなくなりました。一方、医療業界では相対的に多くの人が抗体を持ち続けました。病院などでウイルスにさらされていることが影響したとみられます。
 また、抗体によってどの程度の免疫ができて、どれくらい持続するかは不明なままだとしています。
 キングス・カレッジ・ロンドン(ロンドン大学)も7月、感染者ら約100人を対象とした追跡調査で、抗体による免疫が数カ月以内に減退する可能性があることを示していました。

 2020年10月28日(水)

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