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■国内で新型コロナに1万7713人感染、第5波最多の65人死亡 東京都の入院患者4303人も過去最多 [健康ダイジェスト]

 国内では31日午後6時35分の時点で、東京都で2909人、大阪府で2347人、愛知県で1611人、神奈川県で1541人、千葉県で1280人、兵庫県で1024人、埼玉県で996人、福岡県で685人、沖縄県で554人など、全47都道府県と空港検疫で、新たに計1万7713人の新型コロナウイルスへの感染が発表されました。
 また、東京都で15人、千葉県で11人、神奈川県で11人、北海道で4人、埼玉県で4人、福岡県で4人、大阪府で3人、愛知県で3人、静岡県で3人、栃木県で2人、富山県で1人、岡山県で1人、新潟県で1人、秋田県で1人、鳥取県で1人の、合わせて65人の死亡の発表がありました。1日の死亡の発表が60人を超えるのは、今年6月16日以来で、この夏の感染拡大の第5波では最も多くなりました。
 国内で感染が確認された人は、空港検疫などを含め149万640人、クルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせて149万1352人となっています。
 感染して亡くなった人は、国内で感染が確認された人が1万6070人、クルーズ船の乗船者が13人で、合わせて1万6083人です。
 厚生労働省は、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や集中治療室などで治療を受けるなどしている重症者は、2110人になったと31日発表しました。これまでで最も多かった30日の発表から35人増加し、19日連続で過去最多となっています。
 東京都は31日、都内で新たに10歳未満から90歳代までの男女合わせて2909人が、新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。
 1週間前の火曜日より1311人減り、9日連続で前週の同じ曜日を下回りました。31日までの7日間平均は3520・7人で前週の75・9%、7日間平均が前週を下回るのは7日連続です。
 31日の新規感染者2909人の年代別は、10歳未満が214人、10歳代が273人、20歳代が791人、30歳代が588人、40歳代が497人、50歳代が332人、60歳代が114人、70歳代が54人、80歳代が31人、90歳代が15人。
 感染経路が判明している1226人の内訳は、「家庭内」が最も多く806人、「職場内」が204人、「施設内」が88人、「会食」が22人などとなっています。
 これで都内で感染が確認されたのは、累計で34万3574人になりました。
 一方、入院している人は、30日より61人増えて4303人で、過去最多となりました。「現在確保している病床に占める割合」は、72・1%です。
 都の基準で集計した重症の患者は、30日と同じ287人で、重症患者用の病床に占める割合は73・2%。
 重症患者の年代別は、20歳代が5人、30歳代が20人、40歳代が42人、50歳代が119人、60歳代が56人、70歳代が39人、80歳代が6人。
 都の担当者は、「感覚がまひしているかもしれないが、2909人の感染確認はとても大きな数字だ。入院患者数や重症患者数は極めて高い水準で、医療体制が危機的な状況にあることに変わりはない。強い危機感を持って生活する必要があるので、引き続き感染防止対策への協力をお願いしたい」と呼び掛けています。
 また、都は、感染が確認された40歳代から90歳代までの男女合わせて15人が死亡したことを明らかにしました。
 このうち3人は、自宅療養中に亡くなったということです。40歳代の男性は、8月4日に感染が確認され、発熱とせきの症状がありましたが軽症と判断されて、入院調整は行われませんでした。
 保健所が健康観察を行っていたものの8月10日に連絡がとれなくなり、その後、自宅で亡くなっているのが見付かったということです。男性は1人暮らしで、脳に疾患があったということです。
 50歳代の男性は、8月13日に感染が確認され、発熱とせきの症状があったものの軽症と判断されて、入院調整は行われませんでした。
 8月23日に連絡がとれなくなったため、保健所の職員が自宅を訪ねたところ、亡くなっているのが見付かりました。男性は1人暮らしで、糖尿病や高血圧の基礎疾患があったということです。
 80歳代の女性は、糖尿病を患い、心臓や脳にも疾患があったため、訪問診療を受けていました。8月21日に感染が確認された後も、家族や医師の判断で自宅で療養していましたが、5日後の8月26日に亡くなったということです。
 第5波に入って、8月に自宅療養中に死亡した人は、これで24人になりました。
 一方、死亡が発表された15人のうち60歳代の男性と90歳代の女性は、ワクチンを2回接種していました。ワクチンを2回接種した後に感染して死亡した人は、7月19日以降、都が確認しているだけで14人だということです。
 これで都内で感染して死亡した人は、2493人になりました。

 2021年8月31日(火)




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■新型コロナ治療の飲み薬、ファイザーが日本でも最終段階の治験へ [健康ダイジェスト]

 アメリカのファイザーの日本法人は30日、海外で開発中の新型コロナウイルス治療薬候補について、国内でも最終段階の臨床試験(治験)を始めると明らかにしました。飲み薬タイプで、軽症の感染者に投与すると重症化のリスクを抑える効果を期待しています。
 飲み薬は在宅での療養にも使いやすく、中外製薬や塩野義製薬、アメリカのメルクが開発を進めています。有効性や安全性が認められて実用化できれば、コロナ治療の選択肢が増ええます。
 ファイザーの候補薬は、患者の体内でウイルスが複製するのを妨げて増殖を防ぐ仕組み。アメリカなど海外では7月から最終段階の治験を始めており、この試験に日本も参加します。順調に進めば年内にも初期の治験結果のデータがまとまり、アメリカでは緊急使用許可を申請する可能性があるとしています。
 日本で実用化されている軽症者向けの治療薬は、「抗体カクテル療法」として知られる中外製薬の点滴薬「ロナプリーブ」のみ。感染が広がる中、軽症者向けの飲み薬を実用化できれば医療機関の負担軽減につながるため、製薬各社が開発を急いでいます。
 メルク日本法人のMSDは、治療薬候補「モルヌピラビル」で最終段階の治験をしています。アメリカなどでも治験中で、早ければ9月にも有効性などの結果が判明するといいます。中外製薬も、アメリカのバイオ企業が開発した治療薬候補「ATー527」で最終段階の治験をしており、2022年にも国内で製造販売承認を申請する予定です。塩野義製薬も、治療薬候補で初期段階の治験を7月に開始し、2022年3月末までに国内外で1000万人分の生産体制を整える方針です。
 ファイザーは、コロナ治療ではワクチンを実用化済み。海外では注射タイプの治療薬候補の治験にも取り組んでいます。

 2021年8月31日(火)




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■東京都で1915人が新型コロナに感染、2000人下回るのは約1カ月ぶり [健康ダイジェスト]

 国内では30日午後6時30分の時点で、東京都で1915人、神奈川県で1719人、大阪府で1605人、愛知県で1509人、埼玉県で1106人、千葉県で1030人、福岡県で626人、兵庫県で433人、京都府で345人など、47都道府県と空港検疫で、新たに計1万3638人の新型コロナウイルスへの感染が発表されました。
 また、東京都で12人、千葉県で5人、三重県で3人、兵庫県で3人、北海道で3人、福岡県で3人、静岡県で3人、大阪府で2人、宮城県で2人、愛知県で2人、神奈川県で2人、京都府で1人、和歌山県で1人、宮崎県で1人、広島県で1人、熊本県で1人、茨城県で1人の、合わせて46人の死亡の発表がありました。
 国内で感染が確認された人は、空港検疫などを含め147万2942人、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客・乗員が712人で、合わせて147万3654人となっています。
 感染して亡くなった人は、国内で感染が確認された人が1万6004人、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗船者が13人の、合わせて1万6017人で、1万6000人を超えました。
 厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や集中治療室などで治療を受けるなどしている重症者は、30日時点で2075人となり、29日から5人増加して、18日連続で過去最多となっています。
 東京都は30日、都内で新たに10歳未満から90歳代までの男女合わせて1915人が、新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。
 1週間前の月曜日より532人減り、8日連続で前週の同じ曜日を下回りました。1日の感染確認が2000人を下回るのは、30日と同じ月曜日で1429人だった7月26日以来です。
 30日までの7日間平均は3708・0人で、前週の79・6%です。7日間平均が前週を下回るのは6日連続です。
 30日の新規感染者1915人の年代別は、10歳未満が120人、10歳代が202人、20歳代が545人、30歳代が369人、40歳代が318人、50歳代が220人、60歳代が67人、70歳代が38人、80歳代が26人、90歳代が10人。
 感染経路が判明している808人の内訳は、「家庭内」が最も多く544人、「職場内」が128人、「施設内」が48人、「会食」が17人などとなっています。
 これで都内で感染が確認されたのは、34万人を超えて34万665人になりました。
 一方、30日時点で入院している人は、29日より9人減って4242人で、「現在確保している病床に占める割合」は71・1%です
 都の基準で集計した30日時点の重症の患者は、29日より9人減って287人で、重症患者用の病床に占める割合は73・2%となりました
 重症患者の年代別は、20歳代が5人、30歳代が23人、40歳代が48人、50歳代が113人、60歳代が57人、70歳代が36人、80歳代が5人。
 このほか、ホテルなどで宿泊療養している人は、30日時点で2166人となり過去最多。
 また、都は、感染が確認された30歳代と、50歳代から90歳代の男女合わせて12人が死亡したことを明らかにしました。
 このうち2人は、自宅療養中に亡くなったということです。1人は30歳代の男性で、7月25日に感染が判明し、発熱とせきの症状がありましたが軽症と判断され、入院調整は行われず、1人暮らしの自宅で療養していました。
 保健所が健康観察のため、7月31日に電話をかけた時は回復傾向で、平熱まで下がっていたということです。しかし、翌日に男性と連絡が取れなくなり、警察などが自宅を訪問したところ、亡くなっていたということです。
 男性は肥満の程度を示す「BMI」が30以上だったということで、死因は新型コロナウイルスによる肺炎でした。
 もう1人は80歳代の男性で、8月20日、新型コロナウイルスによるものとは別の疾患で病院に搬送された際に感染が判明しましたが、無症状だったためその日のうちに自宅に戻り、療養を続けていました。
 男性は1人暮らしで、8月27日、自宅で亡くなっていたのを訪問看護の関係者が見付けたということです。
 第5波に入って、8月に自宅療養中に死亡した人は、これで21人になりました。
 このほか、80歳代の女性2人はワクチンを2回接種していましたが、感染したということです。ワクチンを2回接種した後に感染して死亡した人は、7月19日以降、都が確認しているだけで12人だということです。
 これで都内で感染して死亡した人は、2478人になりました。

 2021年8月30日(月)




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■ファイザー製でもワクチンに異物、ゴム栓の破片か 沖縄県八重瀬町の接種会場で [健康ダイジェスト]

 沖縄県八重瀬町の公民館で実施したアメリカのファイザー製の新型コロナウイルスワクチンの集団接種で、1瓶から黒色で線状の異物(約3ミリ)が確認されたことが30日、明らかになりました。この瓶のワクチンを接種した町民はいませんでしたが、同じロット番号のワクチンを計304人の町民が接種しました。これまでのところ、健康被害の情報は寄せられていないということです。
 町によると、29日午前、瓶から6本の注射器にワクチンを分ける作業を行っている際に、看護師が瓶に浮いている線状の異物を発見。町内で同じロット番号のワクチンを使用していた体育館の集団接種会場とともに、すぐに接種を中断しました。
 町は同日午後、国の指導を受け、別のロット番号のワクチンで接種を再開しました。
 町によると、ファイザー社の日本法人から「注射器の針を瓶のゴム栓に斜めに刺すなどし、削り取られた一部の破片が混入するコアリングの可能性が高い」との説明を受けたということで、異物が見付かった瓶を送って詳しく調べています。
 コアリングについては、沖縄県で使用予定だったアメリカのモデルナ製のワクチンで同様の事案が起こっており、厚生労働省はワクチンの品質に問題はないとして、「当該ロットのワクチン接種を差し控える必要はない」と判断しています。
 これを受け、八重瀬町も「異物らしきものが見付かった瓶からは接種しておらず、町民の不安をあおらないように対応していきたい」としました。今回の事例を今後、町のホームページで公表します。

 2021年8月30日(月)




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