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■インフルエンザ流行、注意報レベルに 週53万5000人が受診 [健康ダイジェスト]

 厚生労働省は20日、定点報告を受けている全国約5000の医療機関から9~15日の1週間に報告されたインフルエンザの患者数が、1医療機関当たり15・62人になったと発表しました。
 前週の9・52人から大幅に増え、4週間以内に大流行が起きる可能性を示す注意報レベルの10人を超えました。今シーズンは流行開始が統計のある1999年以降で最も早く、注意報レベルとなるのも例年より2~4週早くなりました。
 国立感染症研究所によると、9~15日に受診した全国のインフルエンザの患者数は推計約53万5000人で、前週より約21万人増加しました。
 都道府県別の1医療機関当たりの患者数は多い順に、山口県(31・94人)、北海道(29・76人)、宮城県(26・69人)、青森県(24・14人)、富山県(24・04人)、埼玉県(20・84人)。山口県は警報レベルの30人を超えました。
 この1週間に学級閉鎖などの対応をとった保育所や幼稚園、小中高校は2705施設で、前年同期の約5倍でした。
 厚労省は高齢者らには予防接種も呼び掛けているほか、感染拡大を防ぐため、せきやくしゃみをする際は、マスクを着用したり、ティッシュなどで口を覆ったりする「せきエチケット」を徹底することが重要としています。

 2019年12月23日(月)

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