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■新型コロナウイルス、15日も東京都で8人の感染確認 和歌山県でも3人 [健康ダイジェスト]

 新型コロナウイルスへの感染が拡大する中、15日、新たに東京都で8人、和歌山県で3人の感染が確認されました。感染経路がよくわかっていないケースもあり、感染者の発症前の行動などについて、調査が進められています。
 15日に感染が確認されたのは、いずれも日本人で、東京都の8人と和歌山県の3人です。
 また、新型コロナウイルスの集団感染が確認されたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」では、67人の感染が新たに確認されました。
 新型のコロナウイルス巡っては、14日、東京都、北海道、神奈川県、愛知県、和歌山県、沖縄県で合わせて7人の感染が確認されています。
 各地で感染が広がる中、現時点で感染経路がよくわかっていないケースもあり、感染者の発症前の行動などについて調査が進められています。
 国内で感染が確認されたのは、15日の段階で、クルーズ船の乗客・乗員285人と、検疫官1人、救急隊員1人、チャーター機で帰国した13人、それ以外の人が37人の合わせて337人となっています。
 東京都は15日に記者会見を開き、都内に住む40歳代から80歳代の日本人の男女8人が新型コロナウイルスに新たに感染したことを明らかにしました。このうち7人はいずれも13日に感染が確認された個人タクシーの運転手が出席した新年会の会場にいたということで、都は感染している人がほかにもいないか調べています。
 このうち、6人は13日に感染が確認された都内に住む個人タクシーの運転手の男性が、1月18日に出席した屋形船で行われた新年会に参加していた同僚の運転手4人と、ほかの運転手の家族2人だということです。また、1人は屋形船の従業員だということです。
 13日に感染が確認された個人タクシー運転手を巡っては、義理の母親で神奈川県に住む80歳代の女性が13日に死亡し、新型コロナウイルスに感染していたことが明らかになっているほか、14日は屋形船の男性従業員とタクシーの組合支部の女性従業員の2人の感染が確認されています。
 15日に新たに感染が確認された8人のうち、残る1人は都内に住む40歳代の会社員の男性で、都によりますと、2月2日にせきの症状が出て、5日には発熱したため医療機関を受診しました。
 この男性は2月10日に新幹線を使って愛知県に出張した後、症状が改善しなかったため、2月12日から都内の病院に入院しており、今は重症だということです。
 男性は症状が出る前に、「中国の人と会ったかもしれない」という趣旨の話をしているということです。
 これで都内で感染が確認されたのは14人になり、都は感染している人がほかにもいないか調べています。

 2020年2月15日(土)

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■クルーズ船、新たに67人の新型コロナウイルス感染確認 陰性の人は順次下船へ [健康ダイジェスト]

 厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスの集団感染が確認されたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」で、新たに67人の感染が確認されました。クルーズ船の乗員・乗客で感染が確認されたのは、合わせて285人となりました。
 厚労省によりますと、横浜港に停泊しているクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」で、15日に検査結果が判明した217人のうち、67人の感染が確認されました。
 このうち症状がない人は38人で、重症者もいないということです。
 これまでクルーズ船で延べ930人の乗員・乗客に検査が行われた結果、感染が確認されたのは合わせて285人となりました。
 また、厚労省によりますと、これまでに感染が確認された人のうち11人が重症となっており、集中治療室で治療を受けている人もいるということです。ほかにも感染が確認されていない1人が、重症だということです。
 感染が確認された285人のうち、日本人は半数近い137人。そのほかアメリカやオーストラリアなど合わせて20の国と地域の人たちの感染も、確認されています。
 年齢別では、20歳代が14人、30歳代が13人、40歳代が16人、50歳代が25人、60歳代が52人、70歳代が113人、80歳代が50人、90歳代が2人と、60歳代以上が7割を超えています。
 感染が確認された人たちは順次、医療機関に搬送されています。
 船内に残っている乗客・乗員について、厚労省はウイルス検査の結果が陰性で健康状態などに問題がなければ、2月19日から順次下船してもらうことを決めました。船内には現在、乗客・乗員合わせて約3400人が残っており、2月19日まで客室などに待機するよう求めています。
 厚労省は15日、乗客・乗員の今後の対応について具体的な方針を明らかにしました。
 それによりますと、感染した人と同じ部屋の人を除く乗客・乗員については、ウイルス検査を行って陰性の場合、健康状態を確認した上で再度検査を行わずに、19日以降順次下船してもらうということです。
 感染した人と同じ部屋で、検査の結果が陰性だった人については、感染した人が部屋を離れてから14日間、健康状態に問題がなければ下船してもらうということです。

 2020年2月15日(土)

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