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■用語 温熱じんましん [用語(あ行)]

[いい気分(温泉)]風呂のお湯などの温熱刺激が原因となって生ずるじんましん
 温熱じんましんとは、風呂や暖房器具、ドライヤー、温かい飲食物などの温熱刺激によって生じる皮膚病。
 症状は通常、温熱刺激が加わってから数分以内に現れ、数時間以内に消失します。
 温熱刺激が加わってから通常数分以内に、強いかゆみを伴う皮膚の盛り上がりが生じます。かゆみや皮膚の変化は、数時間以内に治まることが多く認められます。
 じんましんは、何らかの刺激によって皮膚の血管周辺にあるマスト細胞(肥満細胞)が刺激されて、細胞内に蓄えられているヒスタミンという化学物質が放出され、皮膚のはれや、かゆみ、湿疹(しっしん)ができる症状です。ヒスタミンには皮膚の血管を拡張させる作用があり、血管が拡張することで血液中の液体成分が血管の外に漏れ出し、これが皮膚を赤く盛り上げてはれとなるのです。ヒスタミンには、神経に作用してかゆみを引き起こす作用もあるため、赤いはれとともにかゆみも生じます。
 マスト細胞が刺激される原因はさまざまですが、風呂のお湯に浸(つ)かったり、暖房器具に当たったりして、皮膚が急に激しい温度変化にさらされることも刺激になり、温熱じんましんが発生しやすくなります。
 全身が冷え切った状態で、いきなり風呂のお湯に浸かると、皮膚表面の温度が急激に上がり、温熱じんましんが出やすくなります。風呂上がりに体が赤く、強いかゆみが出るという場合は、温熱じんましんが出ている可能性が高いといえます。
 また、冬場に寒い屋外から戻って急に暖かい室内に入った時や、夏場にエアコンで冷えた室内から急に暑い屋外に出た時にも、温熱じんましんが出やすくなります。
 温熱じんましんは、急に体が温まることが原因で起きるもので、空気が乾燥して皮膚のバリア機能が弱まり刺激を受けやすくなる冬場に、多くみられる疾患です。梅雨の時期から夏にかけて、みられるケースもあります。
 寒い冬場は、暖房器具のすぐ近くで暖を取ることも珍しくありません。最近の暖房器具は、温風が出るものが多く、それが肌に当たるとその部分だけ急激に体温が上昇し、じんましんが出やすくなります。
 温風だけでなく、赤外線電気こたつ、電気毛布、ホットカーペット、あんか、懐炉、ヒートパッド、火鉢、湯たんぽなどなど体に密着させて使う暖房器具でも、同じ状況が起きやすくなります。
 運動後に、温熱じんましんが出る場合もあります。運動をすると体温が上がり、とりわけ冬場に運動をする前と運動をした後では、皮膚表面の温度が大きく変わり、温熱じんましんが出やすくなります。冬場に運動をすると体がかゆくなるという場合は、温熱じんましんが出ている可能性があります。
 そのほかの温熱刺激物質としては、ドライヤー、日光、料理に伴う熱なども挙げられ、敏感な人ではホットコーヒーなど温かい飲食物を摂取した後にも、唇がはれるなど粘膜症状としてじんましんが出ることもあります。
 温熱じんましんは誰でも発症する可能性がありますが、アレルギー体質の人や冷え性の人が特に発症しやすいといえます。アレルギー体質の人は、温熱じんましんの原因となるヒスタミンが出やすいためです。また、冷え性の人は、常に皮膚が冷えているので、ほかの人よりも低温でじんましんが出やすくなります。
 このほかにも、乾燥肌、敏感肌の人も、温熱じんましんが出やすいといえます。
 温熱じんましんはどの年代でも発症する可能性がありますが、乳幼児や高齢者に多い傾向があります。例えば、「赤ちゃんは冷やしてはいけない」とされるため、つい厚着をさせがちですが、体温調節がまだうまくできないので、温度差が激しい場所に行くと体温も変わりやすい結果、かゆみが出て激しくぐずることもあります。
 また、高齢者の場合は、加齢から肌の温度調節がうまくいかず乾燥肌になりやすいため、温熱じんましんになりやすい状態です。
 温熱じんましんでは、皮膚のはれや、かゆみ、湿疹、粘膜のはれなどが主な症状として現れます。局所的にできるものは、赤みやかゆみが強く、蚊が刺したように皮膚がプクッと膨らむ傾向があります。
 かゆいからといって皮膚をかきむしると、それが刺激になってさらにじんましんが広がることもあります。
 そのほかの症状として、全身倦怠(けんたい)感、頭痛、ふらつき、吐き気や嘔吐(おうと)、下痢、腹痛、息苦しさなどが挙げられます。重症の場合には意識を失うこともあり、症状は個人によって大きく異なります。
 温熱じんましんのほとんどは、花粉やハウスダストなどがアレルゲンとなって起こるアレルギー性ではなく、単に皮膚が刺激を受けたことによって起こる非アレルギー性であり、お湯に浸かったり、暖房器具に当たったりすれば必ず出るものではありません。ストレスがたまっていたり、抵抗力が弱っていたりすると、発生しやすくなります。
 温熱じんましんは、日常のふとした切っ掛けで生じることがあるため、温熱刺激による異変を感じた場合や、風呂のお湯に浸かったり、体温が急激に上がったりするたびに、温熱じんましんが出るような場合は、一度、皮膚科ないし皮膚泌尿器科で詳しく皮膚の状態を診察してもらうことが大切です。
[いい気分(温泉)]温熱じんましんの検査と診断と治療
 皮膚科、皮膚泌尿器科の医師による診断では、問診にて具体的な症状やそれまでの経過を確認します。
 特に、入浴後やドライヤーの使用後、温かい飲食物の摂取後に症状が生じたなどの情報は重要で、じんましんの発症前の状況や症状の変化を具体的に伝えてもらいます。
 温熱じんましんが疑われる場合には、実際に温熱刺激を皮膚に加え、その後の皮膚変化を医師が評価する検査を行うこともあります。
 皮膚科、皮膚泌尿器科の医師による治療では、じんましんが生じる原因となる温熱刺激をできるだけ避けることが重要です。また、かゆみの原因となるヒスタミンを抑えるための治療薬を処方します。抗ヒスタミン薬や抗アレルギー薬が中心ですが、かゆみが強い場合にはステロイド薬を併用することもあります。じんましんの症状が治まっても、薬の服用期間は厳守してもらいます。
 主に内服薬を処方しますが、眠気や排尿障害などの副作用が生じることもあります。
 温熱じんましんを繰り返す状態が続く場合は、抵抗力や免疫力を高めるために体質改善を視野に入れて、漢方薬を試してみるのもお勧めです。すぐに効果が現れなくても、指示された通りに根気よく治療を続けることによって、完治することもあります。

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■新型コロナウイルス、名古屋市で新たに2人の感染確認 岐阜県で1人、相模原市で2人の感染確認も [健康ダイジェスト]

 名古屋市によりますと、市内に住む60歳代の女性と60歳代の男性の2人が、新型コロナウイルスに感染していることが新たに確認されました。
 2人はいずれも、これまでに市内で感染が確認された人と同じ場所に立ち寄ったりしたため、名古屋市が健康観察の対象にしていたということです。
 2人とも、容体は安定しているということです。愛知県内で感染が確認されたのは、合わせて27人となりました。
 岐阜県によりますと、同県大垣市に住む50歳代の女性が新型コロナウイルスに感染していることが、新たに確認されました。女性は、26日に同県で初めて感染が確認された50歳代の男性の妻だということです。
 県によりますと、妻は大阪に住みながら夫が住んでいる大垣市との間を行き来しており、2月20日から24日は大垣市など岐阜県にいて、この間に夫の診察に立ち会うなどしていたということです。
 2月23日からのどの痛みや悪寒の症状が出て、濃厚接触者として26日、県の検査を受け、27日午後、感染が確認されたということです。
 妻には今のところ発熱などの症状は出ていませんが、夫と同じ岐阜県内の感染症の指定医療機関に入院しているということです。
 大阪と大垣の間の移動はJR東海道本線を使っていたということで、岐阜県はどのように行動をしていたか詳しく調べています。
 また、神奈川県相模原市に住む20歳代の男性と40歳代の女性が新型コロナウイルスに感染していることが、新たにわかりました。男性は福祉事業所に勤務しているということで、市は接触した利用者を把握し検査を行うことにしています。
 相模原市によりますと、新型コロナウイルスへの感染が新たにわかったのは、市内の福祉事業所に勤務する20歳代の男性と、無職の40歳代の女性です。
 20歳代の男性は2月20日に発熱があり、その後も症状が続いたことから検査したところ、27日に感染がわかったということで、現在は熱が下がり自宅で外出を控えているということです。
 また40歳代の女性は、2月18日に頭痛やけん怠感とともに発熱し、その後の検査で感染がわかったということです。
 女性は車で買い物にいく外出はしたということで、現在、症状は出ていないということです。
 相模原市では、どちらのケースも感染の経緯がわからないことから市中感染の可能性が高まっているとして、手洗いなど感染対策の徹底を改めて呼び掛けています。

 2020年2月27日(木)

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■腸内細菌が作る物質に糖尿病を予防する働き 京大などが特定 [健康ダイジェスト]

 人の腸内細菌が作り出す物質に、血糖値を下げるインシュリンを増やす働きがあることを見付けたと、京都大学と島津製作所、フランス、レバノンなどの共同研究チームが発表しました。共同研究チームは、糖尿病の予防法や治療法の開発にもつながる成果だとしています。
 京都大学ゲノム医学センターの松田文彦センター長らの共同研究チームは、レバノン人でいずれも冠動脈疾患がある糖尿病の患者77人と、糖尿病でない60人の血液を分析しました。
 その結果、糖尿病の患者では、血液に含まれる「クレゾール」という代謝物の濃度が低いことがわかったということです。
 クレゾールは、人の腸内細菌のいずれかが作り出す代謝物であることがわかっています。
糖尿病になりかけている状態を再現するため、脂肪分が高い餌を与えたマウスにこのクレゾールを投与したところ、投与しなかったマウスと比べて血糖値を下げるインシュリンを作り出す膵臓(すいぞう)の細胞が増殖し、血糖値が安定したり体重の増加を抑えたりする効果がみられたということです。
 糖尿病の症状があるラットの実験でも、同様の効果が得られたということで、研究チームは糖尿病の予防法や治療法の開発にもつながる成果だとしています。
 松田センター長は、「今後はどの腸内細菌がクレゾールを作り出しているのかを特定していきたい」と話しています。

 2020年2月27日(木)

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■新型コロナウイルス、80歳代男性死亡 北海道知内町 [健康ダイジェスト]

 北海道は27日、新型コロナウイルスに感染した知内町の80歳代の男性が同日未明に死亡したことを明らかにしました。
 男性は2月3日に呼吸困難を訴えて渡島地方の病院に入院し、2月22日、新型コロナウイルスの感染が確認され、函館市内の病院で治療を続けていました。
 男性は心臓や肺に基礎疾患があり、健常者に比べ呼吸器系が影響を受けやすかったということです。当初、容体は安定していましたが、入院後に悪化したということです。
 知内町によると、濃厚接触者とされる家族らの体調は問題ないといいます。
 国内で死亡した新型コロナウイルスの感染者は、クルーズ船の乗客以外では4人目。北海道での感染者の死亡は、2例目です。
 また北海道は27日、新たに10歳未満の男の子2人を含む合わせて13人が新型コロナウイルスに感染したと発表しました。道内で新型コロナウイルスの感染が確認されたのは、これで54人となりました。
 13人の内訳は、▽オホーツク海側の地方の30歳代の男性2人と70歳代の男性、▽釧路地方の60歳代の男性と40歳代の男性、▽空知地方の40歳代の男性、▽上川地方の10歳未満の男の子と80歳代の男性、▽十勝地方の10歳未満の男の子、▽桧山地方の30歳代と80歳代の男性、▽渡島地方の60歳代の男性と40歳代の女性です。

 2020年2月27日(木)

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■新型コロナウイルス、大阪府の女性ガイドが再び陽性に ウイルス増殖か再感染の可能性 [健康ダイジェスト]

 大阪府は27日、1月に新型コロナウイルスへの感染が判明したものの、症状が回復し、陰性が確認されていた大阪市の40歳代の女性が、再び症状が出て陽性になったと発表しました。大阪府は、体内に残っていたウイルスが増殖したか、ウイルスに再感染した可能性があるという見解を示しました。
 新型コロナウイルスの検査で再び陽性が確認されたのは、大阪市に住む40歳代のガイドの女性です。
 大阪府によりますと、この女性は1月中旬、同じく感染が判明した奈良県の男性運転手とともに、中国の湖北省武漢市からのツアー客が乗車するバスにガイドとして同乗し、1月29日にウイルスへの感染が確認されて、府内の医療機関に入院しました。
 そして、症状が改善したことなどから、2月1日に退院し、6日に行ったPCR検査で陰性が確認されました。
 しかし、19日になって、のどの違和感と胸の痛みを感じ、その後、何度か医療機関を受診して、26日にPCR検査を行い、その結果、再び陽性と確認されました。
 女性は退院後、毎日、マスクをつけて自宅で静養し、仕事には行っていなかったということです。
 府によりますと、濃厚接触者はおらず、女性は現在、府内の医療機関に入院しています。
 府は、女性が再び陽性になった原因について、体内に残っていたウイルスが増殖したか、ウイルスに再感染した可能性があるという見解を示しました。
 大阪府の事例を受け、これまでに13人の感染が確認された和歌山県は27日、関係部局の担当者が集まり対応を協議。現在は陰性が確認されて退院した患者に1週間の自宅待機を求めていますが、今後は2週間に延長することを決めました。
 退院の可否を判断するPCR検査も、採取する検体を増やしてより正確な診断ができるように見直す方針といいます。
 担当者は、「県内でも再び陽性となる患者が出る可能性は否定できず、感染拡大を防ぐためにも対応を強化したい」としています。

 2020年2月27日(木)

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■新型コロナウイルス、韓国での感染者が300人以上増加し1595人に 新興教団に絡む感染者が500人超 [健康ダイジェスト]

 韓国で27日、新型コロナウイルスの感染者が1500人を突破しました。韓国政府の警戒にもかかわらず、この10日間で50倍強と爆発的に拡大しました。
 27日午前発表の感染者数は26日から334人増えた1595人で、検査数は56395件。死者数は前日と変わらず12人となっています。
 1日で300人以上、新たな感染者が確認されたのは初めてで、新型ウイルスが発生した中国本土以外の国・地域別では依然として最多。
 当初は政府の対策が効果を上げたとされていたものの、20日以降は1日に100人以上の大規模な感染が確認されています。
 集団感染が初めて発生したのが、新興宗教団体「新天地イエス教会」の大邱(テグ)教会。密閉された空間で、長い時間を過ごした信者の間で感染が広がったようです。
 韓国メディアの報道などによると、感染が疑われる症状があった同教団の信者1人が医師の勧める検査を拒否し、病院を抜け出しました。その後、大邱市内での食事会や宗教団体の礼拝に出席するなど歩き回り、参加者に集団感染したといいます。
 1984年に韓国で発足した新天地イエス教会は全国に分派を有し、信者の数は20万人を超えるとも推定されています。プロテスタント系やカトリック系などの既存のキリスト教団体からは異端とされており、既存団体の信者を引き抜いているなどとして「最も警戒されている新興宗教団体」といわれます。
 昨年、中国の武漢市にも教会を設立したとしており、韓国内の一部には中韓を往来した信者が感染し、拡散させたのではないかとの疑惑も出ています。
 韓国でキリスト教は最大勢力の宗教で、信者は人口の約3割を占め、内訳はプロテスタントがおよそ2割、カトリックが1割といわれます。国連軍が投入された朝鮮戦争が終わり、高度経済成長時代に入った1960年代以降に、ソウルなど首都圏に移住した地方出身者を中心に大衆に浸透しました。韓国人のキリスト教徒はおおむね敬虔(けいけん)で、多くの人が日曜日ごとに教会に通います。
 25日時点で、同教会に絡む感染者だけで500人を超え、全体の約6割を占めます。韓国政府は教団に感染者と同じ礼拝に参加し所在のわからない信者数百人の名簿を提出するよう求め、合意を取りつけました。
 ただ、同教団では日ごろ、信者であることを隠しているとの報道もあります。今回は韓国南東部の地方都市が舞台となった上、同教団が全国の教会を巡りながら礼拝をするのも信者の特定を難しくさせているとみられます。同教会の集団感染は、釜山や光州、首都圏にも拡散しています。
 韓国政府は、感染が拡大する大邱と、慶尚北道(キョンサンプクト)清道(チョンド)郡を「感染病特別管理地域」に指定し、重点的な防疫措置をとると決めました。清道には、1月に亡くなった同教団の教主の兄の葬儀が開かれた病院があります。参列した信者らによって、職員や患者らが集団感染した可能性が取り沙汰されています。
 韓国政府は、政府の感染症に関する警戒レベルを4段階のうち最も高い「深刻」に引き上げ、対策を強化しています。

 2020年2月27日(木)

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■新型コロナウイルス、中国での新たな死者29人 ここ1カ月で最少に [健康ダイジェスト]

 中国では新型コロナウイルスに感染して死亡した人が26日、新たに29人増え、死者の数は2744人となりました。1日当たりの死者数は、3日続けて減少し、1月29日以降で最少となりました。
 中国各地では、感染者が増えている韓国や日本などからの訪問者に対し、一定期間の経過観察を求めるなど、管理を強化する動きが広がっています。
 中国の保健当局である国家衛生健康委員会によりますと、新型コロナウイルスに感染して死亡した人は26日、新たに湖北省を中心に29人増え、中国での死者は2744人となりました。
 また、中国での感染者は湖北省を中心に433人増え、合わせて7万8497人となりました。新規感染者数もこれまでと比べて少ないものの、継続して減少傾向にあった湖北省以外の感染者は、25日の5人から一転、24人に増えました。
 一方、中国各地の地方政府の間では、韓国や日本などからの訪問者に対する管理を強化する動きが広がっています。このうち、北京市当局は26日の記者会見で、感染拡大が深刻な地域から入国した人に対し、自宅などで14日間の経過観察を求めることを明らかにしました。
 また、日系企業も多い東北部の大連では外国から来た人全員を対象に、空港などから当局が用意する車で自宅やホテルに送るとしており、市内に自宅や勤務先がある人には14日間の経過観察も求めています。
 同様の措置は、山東省の青島や威海、江蘇省の蘇州などでも始まっています。
 また、福建省廈門(アモイ)の空港では、韓国や日本から到着した便の乗客を対象に専用の通路を使ってもらったり、荷物を消毒したりするなど各地で警戒が強まっています。

 2020年2月27日(木)

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■新型コロナウイルス、東京都で新たに3人感染確認  長野県では女性1人の感染確認 [健康ダイジェスト]

 東京都は26日、都内に住む男性3人が新型コロナウイルスに感染したことを新たに確認したと発表しました。このうち2人は都内の医療機関の同じ病室に一時、入院していたということで、都は2人が感染したルートを調べています。
 都によりますと、新たに感染が確認されたのは、いずれも都内に住む80歳代の無職の男性1人と70歳代の会社員の男性2人の合わせて3人です。3人とも重症ではないということです。
 このうち、80歳代の男性は、2月1日に胸に水がたまって都内の医療機関に入院し、その後、肺炎と診断されたということです。
 この80歳代の男性と同じ病室に少なくとも2月9日から入院していたのが、26日に感染が確認された70歳代の会社員の男性2人のうちの1人だということです。
 この男性は、2月5日に肺炎の症状で入院し、一時、症状がよくなりましたが、25日に再び発熱し、肺炎と診断されたということです。
 2人は今、同じ医療機関の別々の病室に入院していますが、一時、同じ病室に入院していたことから、都は感染ルートを調べています。
 また、別の70歳代の会社員の男性は、2月14日に発熱の症状が出た後、17日から20日は熱がある状態で自家用車や公共交通機関で出勤していたということです。
 2月21日にせきの症状が出た後は仕事を休んでおり、25日から入院しているということです。
 これで都内で感染が確認された人は、合わせて35人になりました。
 一方、長野県の松本保健所管内に住む50歳代の女性が新型コロナウイルスに感染していることが26日、新たにわかりました。女性は、25日に県内で初めて感染が確認された60歳代の会社役員の男性の妻で、男性と同居する濃厚接触者として検査していました。
 長野県内で感染が確認されたのは、2人目です。
 女性は今のところ発熱などの症状は出ていませんが、県内の感染症の指定医療機関に入院しています。
 女性は、この2週間以内に海外への渡航歴はないものの、25日に感染が確認された男性が北海道と東京都への出張を終えて2月19日に帰宅した後は一緒に過ごしており、県は、女性の行動歴や濃厚接触者の有無について詳しく調べています。

 2020年2月27日(木)

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