■新型コロナウイルス、東京都で新たに5人感染確認 愛知県でも新たに1人確認 [健康ダイジェスト]
東京都は、大田区の医療機関に勤める男性医師など、新たに5人が新型コロナウイルスに感染したことを明らかにしました。医師の同僚の女性看護師が、すでにタクシーの運転手などに感染者が相次いでいる屋形船で開かれた新年会に参加して感染したことが確認されており、都は「屋形船という比較的閉じられた空間の中で感染が広がった可能性がある」と話しています。
都は16日午後7時半から記者会見を開き、新型コロナウイルスに新たに5人が感染したことを明らかにしました。
都によりますと、このうち1人は60歳代の男性医師で、大田区の医療機関に勤めているということです。医師の同僚で、この医療機関に勤める女性の看護師は、すでにタクシーの運転手などに感染者が相次いでいる1月18日に屋形船で開かれた新年会に参加して感染したことが確認されています。
男性医師と女性看護師は、病院の外で複数の人とともに食事をしたことがあるということです。
また、屋形船の新年会に参加した60歳代のタクシー運転手の男性と、参加した運転手と同居している30歳代の男性も、それぞれ感染していることが新たに確認されました。
都は、「屋形船という比較的閉じられた空間の中で感染が広がった可能性がある」と話しています。
16日は、このほか都内に住む30歳代の会社員の男性と、埼玉県に住み都内の医療機関を受診した60歳代のハイヤーの運転手の男性も、それぞれ感染していることが新たに確認されました。
これで都内で感染が確認されたのは、19人になりました。
一方、愛知県によりますと、県内の60歳代の男性1人が新型コロナウイルスに感染していることが新たに確認されました。
男性は、すでに感染が確認されている1月から2月7日にかけてハワイに旅行していた名古屋市の夫婦のうち、60歳代の妻の知人だということで、県などが詳しい感染経路を調べています。愛知県内で感染が確認されたのは、これで5例目です。
愛知県によりますと、新たに感染が確認されたのは、県内の尾張地方に住む60歳代の男性で、15日、38度の発熱があったため、愛知県内の医療機関を受診したということです。
その後、名古屋市の愛知県衛生研究所で遺伝子検査を行った結果、16日、新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。
男性は入院していますが、症状は軽いということです。
2020年2月16日(日)
都は16日午後7時半から記者会見を開き、新型コロナウイルスに新たに5人が感染したことを明らかにしました。
都によりますと、このうち1人は60歳代の男性医師で、大田区の医療機関に勤めているということです。医師の同僚で、この医療機関に勤める女性の看護師は、すでにタクシーの運転手などに感染者が相次いでいる1月18日に屋形船で開かれた新年会に参加して感染したことが確認されています。
男性医師と女性看護師は、病院の外で複数の人とともに食事をしたことがあるということです。
また、屋形船の新年会に参加した60歳代のタクシー運転手の男性と、参加した運転手と同居している30歳代の男性も、それぞれ感染していることが新たに確認されました。
都は、「屋形船という比較的閉じられた空間の中で感染が広がった可能性がある」と話しています。
16日は、このほか都内に住む30歳代の会社員の男性と、埼玉県に住み都内の医療機関を受診した60歳代のハイヤーの運転手の男性も、それぞれ感染していることが新たに確認されました。
これで都内で感染が確認されたのは、19人になりました。
一方、愛知県によりますと、県内の60歳代の男性1人が新型コロナウイルスに感染していることが新たに確認されました。
男性は、すでに感染が確認されている1月から2月7日にかけてハワイに旅行していた名古屋市の夫婦のうち、60歳代の妻の知人だということで、県などが詳しい感染経路を調べています。愛知県内で感染が確認されたのは、これで5例目です。
愛知県によりますと、新たに感染が確認されたのは、県内の尾張地方に住む60歳代の男性で、15日、38度の発熱があったため、愛知県内の医療機関を受診したということです。
その後、名古屋市の愛知県衛生研究所で遺伝子検査を行った結果、16日、新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。
男性は入院していますが、症状は軽いということです。
2020年2月16日(日)
■関東や九州北部でスギ花粉飛散が本格化 東京都は平年より10日早く [健康ダイジェスト]
暖冬の影響は、花粉にも及んでいるようです。東京都では平年より10日早くスギ花粉が本格的に飛び始めるなど、各地で花粉シーズンに入っており、いつもの年よりも早めの対策が必要です。
民間の気象会社「ウェザーニューズ」(千葉市美浜区)によりますと、2月に入って以降、関東から九州にかけての各地で花粉が飛び始め、先週半ばには東京都など関東南部や静岡県、九州北部で「本格的」に飛び始めたということです。
東京都の本格的な飛散は、平年より10日、昨年より6日早く、ウェザーニューズでは記録的な暖冬の影響だと分析しています。
スギ花粉の飛散のピークは、九州が3月上旬まで、四国から東海が3月中旬まで、関東が3月下旬まで、北陸や東北南部では、2月下旬から3月下旬にかけてと予想されています。
一方、スギ花粉が飛ぶ量については、昨年、梅雨が長引いたほか、夏の後半に雨や曇りの日が多かったために雄花の成長が進まず、全国平均で平年の85%程度になると見込んでいます。
ウェザーニューズは、「平年よりも早めに対策をするとともに、晴れて暖かい日や風の強い日、雨の翌日は大量の花粉が飛ぶので、特にしっかり対策を取ってほしい」としています。
2010年2月16日(日)
民間の気象会社「ウェザーニューズ」(千葉市美浜区)によりますと、2月に入って以降、関東から九州にかけての各地で花粉が飛び始め、先週半ばには東京都など関東南部や静岡県、九州北部で「本格的」に飛び始めたということです。
東京都の本格的な飛散は、平年より10日、昨年より6日早く、ウェザーニューズでは記録的な暖冬の影響だと分析しています。
スギ花粉の飛散のピークは、九州が3月上旬まで、四国から東海が3月中旬まで、関東が3月下旬まで、北陸や東北南部では、2月下旬から3月下旬にかけてと予想されています。
一方、スギ花粉が飛ぶ量については、昨年、梅雨が長引いたほか、夏の後半に雨や曇りの日が多かったために雄花の成長が進まず、全国平均で平年の85%程度になると見込んでいます。
ウェザーニューズは、「平年よりも早めに対策をするとともに、晴れて暖かい日や風の強い日、雨の翌日は大量の花粉が飛ぶので、特にしっかり対策を取ってほしい」としています。
2010年2月16日(日)
■クルーズ船、新たに70人の新型コロナウイルス感染確認 計355人で111人は無症状 [健康ダイジェスト]
新型コロナウイルスの集団感染が確認されたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」で新たに70人の感染が確認されました。クルーズ船の乗員・乗客で感染が確認されたのは、合わせて355人となりました。
厚生労働省によりますと、横浜港に停泊しているクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」で16日、検査結果が判明した289人のうち新たに70人の感染が確認されました。このうち、症状がない人は38人だということです。
これまでクルーズ船で延べ1219人の乗員・乗客に検査が行われた結果、感染が確認されたのは合わせて355人となりました。3日夜の横浜港到着後に確認された感染者は計355人となりました。そのうち111人は無症状といいます。
感染が確認された人たちは順次、医療機関に搬送されています。
また、クルーズ船に乗るアメリカ人の乗客らがチャーター機で帰国するため、自衛隊はバスで羽田空港まで輸送することにしています。
クルーズ船のアメリカ人の乗客らを帰国させるため、アメリカ政府は、チャーター機2機を手配し、16日夜にも羽田空港に到着する見通しです。
防衛省によりますと、船には約380人のアメリカ国籍の人が乗っており、船を下りた乗客らは、自衛隊がバスで羽田空港まで輸送するということです。
自衛隊は16日夜から17日未明にかけて、数百人規模の輸送に対応できるよう、複数の大型バスを用意して準備を進めているということです。
2020年2月16日(日)
厚生労働省によりますと、横浜港に停泊しているクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」で16日、検査結果が判明した289人のうち新たに70人の感染が確認されました。このうち、症状がない人は38人だということです。
これまでクルーズ船で延べ1219人の乗員・乗客に検査が行われた結果、感染が確認されたのは合わせて355人となりました。3日夜の横浜港到着後に確認された感染者は計355人となりました。そのうち111人は無症状といいます。
感染が確認された人たちは順次、医療機関に搬送されています。
また、クルーズ船に乗るアメリカ人の乗客らがチャーター機で帰国するため、自衛隊はバスで羽田空港まで輸送することにしています。
クルーズ船のアメリカ人の乗客らを帰国させるため、アメリカ政府は、チャーター機2機を手配し、16日夜にも羽田空港に到着する見通しです。
防衛省によりますと、船には約380人のアメリカ国籍の人が乗っており、船を下りた乗客らは、自衛隊がバスで羽田空港まで輸送するということです。
自衛隊は16日夜から17日未明にかけて、数百人規模の輸送に対応できるよう、複数の大型バスを用意して準備を進めているということです。
2020年2月16日(日)
■和歌山県、医師夫妻ら感染5人に 新型コロナウイルス、初の院内感染 [健康ダイジェスト]
和歌山県は15日、外科医が新型コロナウイルスに感染した同県湯浅町の済生会有田病院の関係者で新たに3人の感染が確認され、感染者は5人になったと発表しました。3人は同じ外科の50歳代男性医師と50歳代の妻、入院患者の60歳代男性。いずれも軽症とみられます。
5人は和歌山県在住の日本人で中国への直近の渡航歴はなく、仁坂吉伸知事は記者会見で院内感染の可能性を認めました。院内感染が明らかになるのは、国内初。
新たに感染が確認された入院患者は外科病棟に入院しており、最初に感染がわかった50歳代の外科医とは濃厚接触がありました。これまでにウイルス検査をしたのは11人で、6人は陰性でした。
2020年2月16日(日)
5人は和歌山県在住の日本人で中国への直近の渡航歴はなく、仁坂吉伸知事は記者会見で院内感染の可能性を認めました。院内感染が明らかになるのは、国内初。
新たに感染が確認された入院患者は外科病棟に入院しており、最初に感染がわかった50歳代の外科医とは濃厚接触がありました。これまでにウイルス検査をしたのは11人で、6人は陰性でした。
2020年2月16日(日)
■新型コロナウイルス、中国の死者1665人に 感染者は6万8500人 [健康ダイジェスト]
中国で感染拡大が続く新型のコロナウイルスを巡って、中国の保健当局は15日、新たに142人の死亡が確認され、中国での死者は1665人になったと発表しました。また、感染者の数は合わせて6万8500人となり、医療体制の拡充を急いでいます。
中国の保健当局である国家衛生健康委員会は、新型コロナウイルスによる死者の数が15日、湖北省を中心に新たに142人増えて中国での死者が1665人になったと発表しました。
また、感染した人の数は「臨床診断」で判定された人を含めると、新たに2009人増えて、合わせて6万8500人となったということです。
新規患者数は、中国全土と湖北省で3日連続で減少。湖北省以外の地域では12日連続で減少しました。
また、湖北省の保健当局である衛生健康委員会は、湖北省では重体となっている人が1957人に上っているとしています。
中国の保健当局は、湖北省の武漢市では発症してから入院するまでにすでに症状が重くなっているケースが多いと明らかにし、臨時の医療施設を設置して軽症患者を受け入れるようにするとともに、重症患者が指定された重点病院で治療を受けやすくするため医療体制の拡充を急いでます。
一方、中国メディアは15日、2月3日に開かれた共産党最高指導部の会議で習近平国家主席が述べた言葉を紹介し、この中で習主席は1月7日の時点で、新型コロナウイルスへの対策を自ら指示していたと明らかにしました。
中国メディアはこれまで、1月20日に習主席が対策を指示したと伝えていましたが、その時点では感染がすでに急速に拡大しており、早期に対策を指示していたと訴えることで対応の遅れへの批判をかわそうという狙いがあるとみられています。
2020年2月16日(日)
中国の保健当局である国家衛生健康委員会は、新型コロナウイルスによる死者の数が15日、湖北省を中心に新たに142人増えて中国での死者が1665人になったと発表しました。
また、感染した人の数は「臨床診断」で判定された人を含めると、新たに2009人増えて、合わせて6万8500人となったということです。
新規患者数は、中国全土と湖北省で3日連続で減少。湖北省以外の地域では12日連続で減少しました。
また、湖北省の保健当局である衛生健康委員会は、湖北省では重体となっている人が1957人に上っているとしています。
中国の保健当局は、湖北省の武漢市では発症してから入院するまでにすでに症状が重くなっているケースが多いと明らかにし、臨時の医療施設を設置して軽症患者を受け入れるようにするとともに、重症患者が指定された重点病院で治療を受けやすくするため医療体制の拡充を急いでます。
一方、中国メディアは15日、2月3日に開かれた共産党最高指導部の会議で習近平国家主席が述べた言葉を紹介し、この中で習主席は1月7日の時点で、新型コロナウイルスへの対策を自ら指示していたと明らかにしました。
中国メディアはこれまで、1月20日に習主席が対策を指示したと伝えていましたが、その時点では感染がすでに急速に拡大しており、早期に対策を指示していたと訴えることで対応の遅れへの批判をかわそうという狙いがあるとみられています。
2020年2月16日(日)