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■子供の感染症を予防するヒブワクチン、 出荷再開へ 早ければ週内にも [健康ダイジェスト]

 子供を重い感染症から守る「ヒブワクチン」は注射針の表面にさびが見付かったため、1月下旬から一時的に供給が不足し各地で予防接種を受けにくくなっていましたが、製薬メーカーは「製造工程に問題はなく、偶発的に発生した」として、早ければ今週から出荷を再開することになりました。
 ヒブワクチンはヒブ菌による感染症を予防するワクチンで、「細菌性髄膜炎」などの重い感染症への効果が高いとされ、生後2カ月から5歳未満の子供は、公費負担で最大4回予防接種を受けられます。
 ところが昨年11月から12月にかけて、ワクチンとセットで販売されている注射針の表面の一部に茶褐色のさびが見付かったため、製薬メーカーは1月下旬からワクチンの出荷を見合わせ、原因を調べていました。
 その結果、「製造工程に問題はなく、複数の要因が重なり偶発的に発生したもので、さびの発生率は非常に低い。これまでに健康被害も確認されていない」などとして、早ければ今週から出荷を再開することになりました。
 各地の医療機関には順次、ワクチンが届く見通しです。
 ヒブワクチンは東京都に本社がある製薬メーカー「サノフィ」が国内で唯一、製造・販売しているため、各地で予防接種を受けにくくなっていたほか、幼い子供のいる保護者からは不安の声が上がっていました。
 サノフィは、「保護者の皆様、医療機関の皆様にご心配とご迷惑をかけ申し訳ありません。一日も早くワクチンを届けられるよう努力したい」と話しています。

 2020年2月26日(水)

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■JR相模原駅の60歳代同僚も感染 新型コロナウイルス  [健康ダイジェスト]

 横浜線の相模原駅に勤務する50歳代のJR東日本社員の新型コロナウイルスへの感染が明らかになったことを受けて、接触のあった同僚を検査した結果、26日、同じ駅に勤務する60歳代の社員も感染していたことが明らかになりました。
 神奈川県などによりますと、感染がわかったのはJR東日本の社員で、横浜線の相模原駅に勤務する60歳代の男性です。
 勤務などの管理業務の担当で、利用者と接触する業務はしていないということです。
 2月22日、相模原駅に勤務する50歳代の男性社員の感染が明らかになったため、県などでは24日から接触のあった11人の同僚について検査を進めており、26日午前までに結果の出た7人のうち60歳代の男性1人の感染がわかったということです。
 男性は現在、医療機関に入院していますが、38度を超える熱が出て、せきや倦怠感などの症状があるということです。
 JR東日本によりますと、男性は相模原駅のほか、相模線の南橋本駅、上溝駅、原当麻駅の事務室で勤務をしていたということです。
 県では、一般の利用者との濃厚接触は「考えづらい」としていますが、業務の中で利用者と接触する場面があったかどうかなどを調べることにしています。
 神奈川県などでは、男性は勤務の中で最初に感染がわかった50歳代の社員から感染した可能性が高いとみており、引き続き、接触のあった残る社員について検査を進めています。

 2020年2月26日(水)

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■新型コロナウイルス、東京都の80歳代男性が死亡 国内での死亡者7人に [健康ダイジェスト]

 厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスへの感染が確認された東京都に住む80歳代の男性が26日、死亡しました。
 新型コロナウイルスへの感染が確認され、国内で死亡したのは、クルーズ船の乗客4人を含めて7人となりました。
 男性は2月9日に体調が悪くなり、13日に発熱があったため都内の医療機関に入院しました。16日に呼吸状態が悪化し、18日にウイルス検査で感染が確認されました。
 男性は別の医療機関に転院し、集中治療室で治療を受けていましたが、26日に死亡しました。死因は肺炎で、海外への渡航歴はなかったということです。
 一方、名古屋市によりますと、市内に住む50歳代から70歳代の男女5人が新型コロナウイルスに感染していることが新たに確認されました。
 5人はいずれも、これまでに市内で感染が確認された人と同じ場所に立ち寄ったり接触があったりしたため、名古屋市が健康状態を観察する対象にしていたということです。
 愛知県内で感染が確認されたのは、これで25人となりました。

 2020年2月26日(水)

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■韓国の大邱に滞在歴ある外国人、27日午前0時から入国拒否 政府決定 [健康ダイジェスト]

 政府は26日、新型コロナウイルスの感染が広がっている韓国南東部の大邱(テグ)市と慶尚北道(キョンサンプクト)清道(チョンド)郡について、過去2週間以内に滞在した外国人の入国を拒否することを決定しました。
 安倍首相が同日に開かれた新型コロナウイルス感染症の対策本部で表明しました。27日午前0時から適用します。入国拒否の対象地域を中国以外に広げるのは、初めて。
 韓国での感染拡大を巡っては、外務省が25日に、大邱市と慶尚北道清道郡に関する感染症危険情報を出し、4段階のうち3番目に危険度の高い「不要不急の渡航自粛」としていました。
 政府はこれまで、コロナウイルスの感染が広がっていた中国湖北省と浙江省に過去2週間以内に滞在歴があるか、両省で発行する旅券を持つ外国人の入国を拒否しています。

 2020年2月26日(水)

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■「1億円超え新薬」が医療保険の対象に 乳幼児の難病の遺伝子治療薬 [健康ダイジェスト]

 厚生労働省は、アメリカでの価格が2億円を超す超高額の難病治療薬「ゾルゲンスマ」について、日本国内での製造販売を承認することを決めました。全身の筋力の低下を引き起こす脊髄性筋委縮症にかかった2歳未満の乳幼児を対象にした治療薬で、5月にも公的医療保険での薬の価格(薬価)が決まります。アメリカを参考に1億円を超え、国内で最高額になるとみられます。
 26日に薬事・食品衛生審議会(厚労相の諮問機関)の部会が、承認を了承しました。早ければ5月にも、診療報酬を決める中央社会保険医療協議会(同)の総会で保険適用を決め、薬価を固めます。
 ゾルゲンスマはスイスの製薬大手ノバルティスによる薬で、体内に遺伝子を入れて病気を治す「遺伝子治療薬」。
 脊髄性筋委縮症は出生10万人当たり2~3人が発症する難病で、発症時期が早いほど重症になりやすく、生後6カ月までに発症する「Ⅰ型」では、9割が2歳までに人工呼吸器が常に必要になるか、死亡するとされます。
 治験で15人の患者に投与したところ、全員が2年たっても人工呼吸器を必要とせず生存したとの結果が出ました。ノバルティスは、日本では年間15~20人の患者への投与を想定しています。
 アメリカでの販売価格は、約2億3000万円。従来の治療法を10年続けた場合にかかる医療費約4億円の半額で設定されました。ゾルゲンスマは1回の投薬で治療をすませるため、単価は高くなり、世界で最も高額な薬剤とされます。
 日本国内では薬価を決める際に海外での価格も参考にされるため、1億円超えが有力。今の最高額は白血病治療薬の「キムリア」で、2019年5月に1回3349万円という薬価がつきました。
 公的医療保険では医療費の自己負担に月額上限を設ける「高額療養費制度」があるため、高額医療の患者負担は低く抑えられる。さらに子供の医療費は多くの市区町村がほぼ全額を助成しており、自己負担はほとんど発生しない例が多くなります。
 ただそのぶん、保険料や税金を財源にしている医療保険からの給付が膨らむことになります。医療技術の進展で高額薬の保険適用が相次ぐと見込まれており、保険財政への影響を懸念する指摘が多くなっています。

 2020年2月26日(水)

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■新型コロナウイルス、北海道函館市で高齢者1人死亡 クルーズ船の乗客以外で2人目 [健康ダイジェスト]

 北海道は26日、新型コロナウイルスに感染した函館市の高齢者が25日に死亡したことを明らかにしました。道内で新型コロナウイルスの感染者が死亡したのは、これが初めてです。クルーズ船の乗客以外で死亡したのは、2人目です。
 北海道と函館市によりますと、死亡したのは函館市に住む高齢者で、年齢と性別は家族の意向で非公表です。
 死亡した高齢者は2月16日にせきの症状が出て、翌17日に医療機関を受診し、レントゲンで肺炎が確認されました。そして25日、入院先の医療機関でウイルス性肺炎のため死亡しました。26日、検査結果が出て「陽性」が確認されました。
 高齢者は、発症の前14日間は海外渡航歴はなく、高血圧の持病はあったということです。高齢者は家族と暮らしており、函館市によりますと、今のところ家族に症状は出ていないということです。
 北海道はこの高齢者のほかに、新たに2人の新型コロナウイルスへの感染が確認されたと発表しました。感染が確認されたのは、いずれも日高地方の70歳代の女性だということです。
 道内で感染が確認されたのは、これで38人になりました。

 2020年2月26日(水)

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■新型コロナウイルス、中国での死者2715人 感染者7万8064人 [健康ダイジェスト]

 中国では、新型コロナウイルスへの感染で25日、新たに52人が死亡し、これまでの死者は合わせて2715人となりました。1日当たりの新たな死者数としては、過去3週間で最少ということです。
 また、新たな死亡事例はすべてウイルス流行の中心地である湖北省で発生しており、湖北省以外で死者が確認されなかったのは2月4日以来3週間ぶりということです。
 中国の保健当局である国家衛生健康委員会は、新型コロナウイルスに感染して死亡した人が25日、新たに湖北省で52人確認され、中国での死者は2715人になったと発表しました。
 また中国での感染者は、湖北省を中心に新たに406人増えて、合わせて7万8064人となりました。
 このうち湖北省以外で新たに確認された感染者は5人にとどまっており、中国メディアによりますと、全国に31ある省や直轄市、自治区のうち、26で新たな感染が確認されなかったということです。
 習近平指導部は、対策の効果が出始めているとして、地域ごとの感染状況に合わせ、徐々に農業や企業などの生産活動を再開するよう呼び掛けています。
 その一方、都市部では、人の移動が増えるのに伴い、感染が再び拡大するリスクが高まることも予想されることから、感染が再び拡大した場合に備えて、各地の大都市では、大規模な臨時の病院の建設が進められています。
 中国全体での新規感染者は減少傾向にあり、ここ数日間は多くの省がゼロと報告している一方で、感染は中国本土以外の39の国と地域へ広がっています。
 中でも26日までに死者11人となっている韓国は、感染者が計1146人に上り、中国本土以外の国と地域では最多となっています。
 また死者10人、感染者322人が報告されているイタリアは、11の自治体が事実上の封鎖状態となっています。ジュセッペ・コンテ首相は、今後数週間この措置が続く可能性があると述べました。

 2020年2月26日(水)

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■中国本土以外39の国と地域で感染者2900人以上 新型コロナウイルス [健康ダイジェスト]

 中国中部の湖北省武漢を中心に、昨年末から感染が広まっている新型コロナウイルス。中国本土ではこれまでに7万8000人以上の感染を確認、2700人以上が死亡し、中国本土以外の39の国と地域では2900人以上の感染が確認されました。
 26日12時現在、中国本土以外で感染者が確認された国と地域は以下です。
<アジア太平洋地域>
■韓国:1146人■日本で検疫中のクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」:691人■日本:170人■シンガポール:91人■香港:85人■タイ:37人■台湾:31人■マレーシア:22人■オーストラリア:22人■ベトナム:16人■マカオ:10人■インド:3人■フィリピン:3人■ネパール:1人■スリランカ:1人■カンボジア:1人
<北アメリカ>
■アメリカ:57人■カナダ:11人
<ヨーロッパ>
■イタリア:322人■ドイツ:18人■フランス:14人■イギリス:13人■スペイン:6人■ロシア:2人■オーストリア:2人■フィンランド:1人■スウェーデン:1人■ベルギー:1人■クロアチア:1人■スイス:1人
<中東>
■イラン:95人■バーレーン:23人■アラブ首長国連邦(UAE):13人■クウェート:11人■イラク:5人■オマーン:2人■イスラエル:1人■レバノン:1人■アフガニスタン:1人
<アフリカ>
■エジプト:1人■アルジェリア:1人
 このうち亡くなった人は、■イランで15人、■韓国で11人、■イタリアで10人、■日本で4人、■香港で2人、■フィリピン、フランス、台湾でそれぞれ1人となっています。

 2020年2月26日(水)

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■四国で初の新型コロナウイルス感染 クルーズ船から戻った徳島県の女性 [健康ダイジェスト]

 徳島県は25日、同県藍住町に住む60歳代の女性1人が四国で初めて新型コロナウイルスに感染したと明らかにしました。女性に発熱などの症状は出ていないということです。
 徳島県によりますと、感染が確認されたのは徳島保健所管内に住む60歳代の女性です。
 女性は集団感染が確認されたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」から2月20日に下船した後、県内の自宅に戻った1人だということです。
 女性は、クルーズ船での検査では陰性で、発熱などの症状はなかったということですが25日、「帰国者・接触者外来」を受診し、検査の結果、午後8時に新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
 下船後、女性はマスクをつけて航空機や自家用車を利用して移動しており、帰宅後は自宅から外出していないということです。
 県によると、女性は下船後に電車や航空機、自家用車を使って帰宅しました。移動中はマスクを着け、帰宅後は自宅から外出していないといいます。26日に入院する予定。一緒に乗船していた夫は、検査の結果陰性だったということです。
 厚生労働省によると、クルーズ船での検査で陰性だったものの下船後に感染が判明したのは、栃木県の女性に続いて2人目。

 2020年2月26日(水)

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