■新型コロナウイルス、６日の国内感染者174人確認 埼玉県で16人、神奈川県で11人感染

　６日は午後８時半までに東京都で102人、埼玉県で16人、神奈川県で11人、千葉県で９人、鹿児島県で９人、大阪府で８人の感染が確認されるなど、各地で合わせて174人の新型コロナウイルス感染が新たに発表されています。また、埼玉県で１人の死亡が発表されました。
　国内で感染が確認された人は、空港の検疫などを含め１万9996人、クルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせて２万708人となっています。
　また、亡くなった人は、国内で感染した人が978人、クルーズ船の乗船者が13人の合わせてて991人となっています。
　埼玉県は、新型コロナウイルスへの感染が確認され県内の医療機関に入院していた70歳代の男性が５日、死亡したと発表しました。
　男性は症状の重い状態が続いていたということで、県内で新型コロナウイルスへの感染が確認された人で死亡した人はこれで66人となりました。
　また、埼玉県内では６日、新たに16人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
　６日、県内の自治体が発表した感染者の数は埼玉県が12人、川口市が２人、さいたま市と越谷市がそれぞれ１人の合わせて16人です。
　このうち、県は毛呂山町の10歳代の女子大学生と熊谷市の20歳代の会社員の女性、朝霞1市の20歳代の接客業の男性、草加市の20歳代の男性、県外の20歳代の美容師の女性、蕨市の20歳代の女性など、合わせて12人の感染を発表しました。
　また、さいたま市は上尾市に住む40歳代の男性１人が、川口市は市内に同居する親子で50歳代の女性と20歳代の看護師の女性が、越谷市は市内に住む30歳代の自営業の男性１人がそれぞれ新たに新型コロナウイルスへの感染が確認されたと発表しました。
　６日発表された埼玉県内の感染者は16人で、埼玉県内で発表された感染者は累計1252人となりました。
　一方、川崎市は６日夜、市立病院でシーツの交換などを担当する業者の60歳代の女性が新型コロナウイルスに感染したと発表しました。神奈川県内で６日発表された新たな感染者は11人となりました。
　川崎市によりますと、中原区にある市立井田病院にシーツの交換などで出入りしている業者の60歳代の女性が感染したことが新たに確認されたということです。
　女性は、息子の感染が確認されたため７月３日に検査を受けましたが、その際は感染していませんでした。しかし、その後、夫も感染し、再び検査したところ、感染が確認されたということです。
　女性は、７月２日以降は勤務しておらず、病院内に濃厚接触者はいないということです。
　神奈川県内では６日、横浜市や藤沢市などで10人の感染が明らかになっており、これで新たな感染者は11人となりました。
　神奈川県内で発表された感染者はこれで1595人で、このうち96人が死亡しています。

　２０２０年７月６日（月）

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■東京都、新たに102人の新型コロナウイルス感染を確認 100人以上は５日連続

　東京都は６日、新たに新型コロナウイルスの感染者102人を確認したと発表しました。これで都内の１日当たりの感染者数は、５日連続で100人を超えました。
　都によると、６日に確認された102人を年代別でみると、20歳代が53人、30歳代が19人で全体の７割を占めました。10歳代が３人、40歳代が12人、50歳代が11人、60歳代が３人、80歳代が１人でした。10人は無症状だといいます。
　また、102人のうち、60人はこれまでに感染が確認された人の濃厚接触者で、42人は今のところ感染経路がわかっていません。
　感染経路別でみると、ホストクラブやガールズバーなど近い距離での接客を伴い、夜間営業する飲食店の従業員や客など「夜の街」関連は35人で、うち新宿エリアが31人、池袋エリアが１人でした。
　６日までの１週間平均の１日当たりの感染者は、99・４人。感染者計696人のうち、夜の街関連が272人で、うち新宿エリアは201人、池袋エリアが29人。そのほか、家庭内が７人、友人などとの会食が６人、職場が５人、順天堂大学医学部付属練馬病院の看護師２人など施設関連が４人。
　これで都内で感染が確認されたのは、合わせて6867人になりました。一方、６日に都内で死亡が確認された人は、いませんでした。
　小池百合子知事は６日夜、報道陣の取材に、「夜の街以外に、会食や家族内、職場、施設などで広がっている。引き続き感染しない、させないという基本を忘れずに、ご協力を」と述べました。感染が確認された秋葉原のメイドカフェで働く300人以上が集団検査を受けていることも、明らかにしました。
　都内で再び感染者数が増加していることを受け、小池知事は４日、都民に対し、不要不急の都外への移動自粛を要請しています。

　２０２０年７月６日（月）

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■世界の新型コロナウイルス感染者1131万7637人、死者53万1729人 インド、新規感染過去最多

　アメリカのジョンズ・ホプキンス大学のまとめによりますと、新型コロナウイルスの感染が確認された人は、日本時間の６日午前３時の時点で世界全体で1131万7637人となっています。また、亡くなった人は、53万1729人となっています。
　国別で感染者が多いのはアメリカで285万2807人、次いでブラジルが157万7004人、ロシアが68万283人、インドが67万3165人、ペルーが29万9080人となっています。
　国別で死者が多いのもアメリカで12万9718人、次いでブラジルが６万4265人、イギリスが４万4305人、イタリアが３万4861人、メキシコが３万366人となっています。
　インド保健省は５日、新型コロナウイルスの１日当たりの新規感染者数が過去最多を記録し、首都ニューデリーに治療センターを開設したと発表しました。また、同国で一番の観光名所であるタージマハルは、引き続き閉鎖されるといいます。
　インド保健省によると、過去24時間の新規感染者数は２万5000人近く、新規死者は613人に上りました。いずれも１月末に最初の感染者が確認されて以降、最多。
　インドの累計感染者数はこれで67万3000人を超え、世界で３番目に感染者の多いロシアを追い抜く勢いとなっています。一方、累計死者数は、１万9268人となりました。
　感染者数が急増する中、北部ウッタルプラデシュ州アグラ市の地元当局はタージマハルについて、中央政府が６日からの観光客受け入れ再開を認めていたにもかかかわらず、引き続き閉鎖すると発表しました。
　ニューデリーの南に位置し、新世界七不思議の一つに数えられる白く輝く大理石の霊廟（れいびょう）タージマハルは、新型コロナウイルス対策の一環として、３月半ばから閉鎖されています。

　２０２０年７月６日（月）

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