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■熱中症での救急搬送、1週間で3073人 前週の2・3倍に、消防庁 [健康ダイジェスト]

 総務省消防庁は28日、熱中症で20~26日の1週間に全国で3073人が救急搬送されたとの速報値を公表しました。13~19日の前週は1337人で約2・3倍に増え、今年の調査が始まった6月1日以来、最も高い数字となりました。
 北海道、福島県、兵庫県、和歌山県の4道県で計5人が死亡しました。
 21日に宮崎市や高知県四万十市で猛暑日を記録するなど、西日本を中心に週前半で暑い日が続いたためとみられます。
 消防庁では、適切な室温調整とこまめな水分補給に加え、マスクを適宜外すといった対策を呼び掛けています。
 集計によると、3週間以上の入院が必要な重症は67人、短期入院が必要な中等症は1062人。搬送された人のうち約6割が65歳以上の高齢者となり、また、4割近い人が家の中にいて発症しています。
 都道府県別では、大阪府が292人で最多、愛知県244人、兵庫県164人と続きました。.
 消防庁では、適切な室温調整とこまめな水分補給に加え、マスクを適宜外すといった対策を呼び掛けています。

 2020年7月28日(火)

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■愛知県、新たに110人の新型コロナウイルス感染を確認 1日で100人超は初めて [健康ダイジェスト]

 愛知県は28日、新たに110人が、新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。愛知県内で1日に発表される感染者数が100人を超えたのは、初めてです。
 愛知県の大村秀章知事は記者会見を開き、県内で新たに確認された新型コロナウイルスの感染者数について、愛知県庁の所管分が32人、名古屋市が65人、豊橋市が1人、岡崎市が6人、豊田市が6人だと発表しました。
 この結果、28日に発表された新たな感染者の数は、県内全体で合わせて110人となりました。
 これは、1日として過去最多だった7月23日の97人を上回り、過去最多を更新しました。
 県内で新たな感染の確認が50人を超えるのは、8日連続。21~27日は、感染経路がわからない人の割合が62%に上りました
 県によると、1~27日までの感染者647人のうち軽症・無症状が大半で、重症・中等症の割合は4%にとどまります。年齢別では、30歳代以下の若い人が75%を占めます。
 愛知県内で感染が確認された人は、延べ1285人となりました。
 大村知事は、「第2波の大変厳しい山がやってきている。衝撃的な数値と受け止めざるを得ない。新規感染者数や入院患者数などを考えると、警戒領域からさらに厳しい状況に突入してきていると認識せざるを得ない」と述べました。
 その上で、「県民には、行動の変容をお願いしたい。大人数での宴会を自粛し、飛まつが飛び交う環境などは避けてもらうことが望ましい。接触が伴う夜の店についても、利用を控えてもらうことをお願いしたい」と述べました。
 このほか、大村知事は名古屋市の繁華街にある飲食店で、クラスター(感染者の集団)が新たに発生しこれまでに男女12人の感染が確認されたと明らかにし、名古屋市の飲食店関係のクラスターは3つとなりました。

 2020年7月28日(火)

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■手足口病など夏に流行する子供の感染症患者、この10年で最少 コロナの予防対策が効果 [健康ダイジェスト]

 毎年、夏の時期に子供たちの間で流行する「手足口病」の患者が、今年は昨年の同じ時期の100分の1になるなど、夏に流行する感染症の患者がこの10年で最も少なくなっていることが、国立感染症研究所の調査で明らかになりました。
 専門家は、新型コロナウイルスの感染予防対策による効果が出ているとみていますが、子供たちの発達に必要な接触が減っている恐れもあるとして注意を呼び掛けています。
 手や足や口の中などに発疹ができる「手足口病」、発熱や口の中に水膨れができる「ヘルパンギーナ」、それに発熱や結膜炎を起こし「プール熱」とも呼ばれる「咽頭結膜熱」は、いずれもウイルス性の感染症で、毎年夏に子供を中心に流行します。
 国立感染症研究所によりますと、7月19日までの1週間に全国およそ3000の小児科の医療機関から報告された手足口病の患者数は385人で、大きな流行となった昨年の同じ時期には4万人近くだったのに比べ、およそ100分の1となりました。例年7月下旬から8月上旬がピークですが、この時期としては、1981年に統計を取り始めて以来、最低水準といいます。
 また、ヘルパンギーナの患者数はおよそ7分の1、咽頭結膜熱の患者数はおよそ3分の1で、いずれもここ10年で最も少なくなっています。
 ここ数年、夏に感染が拡大し始めることが多い、風邪のような症状を引き起こすRSウイルス感染症の患者数も、昨年のおよそ40分の1になっています。
 子供の感染症に詳しい愛知医科大学の森島恒雄客員教授は、これらの感染症は新型コロナウイルスと同様に飛まつや接触を通じて広がるため、手洗いや消毒、人との接触を減らす対策による効果が出ているとみています。
 その一方で、森島客員教授は「子供の心身の発達のためには社会生活も大事なので、感染対策を十分に行いながら、できる限り、子供同士や保育士などとかかわりを持つことも大切だ」と話しています。

 2020年7月28日(火)

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