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■世界の新型コロナウイルス感染者1355万人余、死者58万人余 アメリカの新規感染者6万7632人 [健康ダイジェスト]

 アメリカのジョンズ・ホプキンス大学のまとめによりますと、新型コロナウイルスの感染が確認された人は、日本時間の16日午後3時の時点で、世界全体で1355万6202人となっています。また、亡くなった人は、58万4139人となっています。
 このうち、感染者が最も多いのはアメリカで349万9291人、次いでブラジルが196万6748人、インドが96万8857人、ロシアが74万5197人、ペルーが33万7751人となっています。
 亡くなった人が最も多いのもアメリカで13万7419人、次いでブラジルが7万5366人、イギリスが4万5138人、メキシコが3万6906人、イタリアが3万4997人となっています。
 アメリカのジョンズ・ホプキンス大学の集計によりますと、アメリカでは15日、直近24時間に報告された新型コロナウイルスの新規感染者数が6万7632人となり、過去最多を更新しました。感染者数・死者数とも全土各地で増加傾向が続いており、中でもテキサス州とオクラホマ州で過去最多を記録しています。
 テキサス州保健当局は、州内で新たに1万791人の感染と110人の死亡を確認したと発表。いずれも州として「過去最多だ」とツイッターで報告しました。
 オクラホマ州でも、過去最多となる1075人の新規感染者が確認されました。同州では15日、ケビン・スティット州知事が新型コロナウイルスの検査で陽性だったと発表しています。
 また、アラバマ州では、死者数が1日当たり過去最多の47人を記録しました。
 その他の州でも感染は急拡大しており、特にフロリダ州では流行開始以来の感染者数の累計が約30万2000人となっています。

 2020年7月16日(木)

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■新型コロナウイルス、16日の国内感染者613人確認 600人以上は4月10日以来 [健康ダイジェスト]

 新型コロナウイルスの国内感染者は16日、全国で新たに613人が確認されました。1日の感染者数が600人を超えたのは、4月10日の644人以来です。感染者数で最も多かったのは、4月11日の720人です。
 東京都で過去最多の286人が確認されるなど、各地で緊急事態宣言の解除後、最多の陽性者が判明しており、感染は全国で拡大しつつあります。
 大阪府の66人、埼玉県の49人、神奈川県の47人、千葉県の32人、愛知県の21人、兵庫県の16人、宮城県の14人、京都府の13人、香川県の10人などが緊急事態宣言の解除後、最多となりました。
 宮城県と仙台市によりますと、16日、新たに県内で14人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたということです。
 県内での感染確認は6日連続で、感染が確認された人は合わせて126人となりました。
 これまでに1日に確認された感染者の数が最も多かったのは、4月16日の13人で、14人の感染確認はこれを超えて最も多くなりました。
 このうち、13人の感染が確認された仙台市では、東北工業大学の学生など2つのクラスター(感染者集団)が確認されました。
 大阪府は16日、府内で新たに66人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。
 大阪府内で1日に60人以上の感染が確認されたのは2日連続で、緊急事態宣言が解除されて以降最も多くなりました。
 66人は、いずれも軽症か無症状だということです。
 感染経路別にみますと、東大阪市のバーに関連した人が11人、感染経路がわからない人が34人、これまでに感染が確認された人の濃厚接触者などが21人。
 年代別にみますと、10歳代が7人、20歳代が29人、30歳代が8人、40歳代が3人、50歳代が12人、60歳代が6人、90歳代が1人となっています。
 大阪府で感染が確認された人は、これで合わせて2192人となりました。
 1日に実施したPCR検査の件数に占める新たな陽性者の割合を表す「陽性率」は、大阪府では緊急事態宣言が出された直後の4月9日が27%と最も高く、5月中旬以降は1%以下が続いていました。
 しかし、その後、6月中旬から徐々に高くなる傾向になり、16日の「陽性率」は5・8%になっています。
 大阪府の吉村洋文知事は記者団の取材に、「感染が拡大しつつある」と危機感を示しました。
 沖縄県の玉城デニー知事は16日、感染者が相次いでいる沖縄のアメリカ軍基地に出入りしている、沖縄市に住む80歳代のタクシー運転手の男性が、新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。アメリカ軍関係者から県民に感染した初めてのケースとみられます。
 タクシー運転手の男性は、14日から発熱の症状があり、15日、抗原検査で感染が確認されて感染症の指定医療機関に入院しており、重症ではないということです。
 男性は、感染者が相次いでいるアメリカ軍基地のキャンプ・ハンセンに日ごろから出入りしており、7月4日から8日まで勤務した間も、キャンプ・ハンセンの乗客を乗せたということです。
 沖縄県は、アメリカ軍関係者から県民に感染した初めてのケースとみており、県内での感染確認は、これで149人となりました。
 また、玉城知事は、アメリカ軍から「普天間基地で新たに2人が新型コロナウイルスに感染していることが確認された」と連絡があったことを明らかにしました。
 これで沖縄県のアメリカ軍関係者の感染確認は、138人となりました。
 玉城知事は、「感染を拡大させないためには、県民一丸となった冷静で的確な対応をとることが重要だ。また、基地の従業員やその家族に対する偏見や差別的な発言は絶対にしないようお願いしたい」と呼び掛けました。

 2020年7月16日(木)

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■東京都、新たに286人の新型コロナウイルス感染を確認 1日としては過去最多に [健康ダイジェスト]

 東京都は16日、都内で新たに10歳未満から90歳代の男女合わせ286人が、新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。都内で1日に確認された数としては、7月10日の243人を上回り、これまでで最も多くなりました。
 感染者286人のうち、20歳代と30歳代は合わせて196人で、全体の7割近くを占めた一方、40歳代以上は76人で全体の3割近くとなっています。
 また、286人のうち、149人はこれまでに感染が確認された人の濃厚接触者で、残りの137人は、これまでのところ感染経路がわかっていないということです。
 これで、都内で感染が確認されたのは、合わせて8640人になりました。
 東京都によりますと、曜日によってばらつきはありますが、都内で行われたPCR検査と抗原検査は、14日までの1週間の平均で1日当たり3200件を超えています。感染が拡大してい今年4月には、1カ月の平均がおよそ1000件で、大幅に増えています。
 都は、感染者数が増えた要因について、医療機関で検査が受けられる専用の外来を拡充させたり、検査機器の導入を支援していることに加えて、感染の確認が相次いでいる夜の繁華街で働く人たちに対し、地元の区などが積極的に検査を受けるよう呼び掛けていることなどを挙げています。
 都によりますと、15日午後8時時点のまとめでは、今週13日に行われた検査は4683件で、これまでで最も多くなりました。
 都が保健所から報告を受けて感染を確認するのは、検査の実施からおおむね3日程度かかるということで、月曜日の検査数が多かったことが16日の感染の確認の増加につながったと都の幹部はみています。
 ただ、懸念されているのは、検査を受けた人のうち陽性になる人の割合、つまり「陽性率」も上昇を続けていることです。
 都が発表している陽性率は、その日までの1週間に陽性と判明した人の平均を、その日までの1週間に検査した人の平均で割った数字です。
 7月1日は3・9%だったのが、15日は6・2%となり、2・3ポイント増加しています。
 緊急事態宣言が解除された今年5月25日には1・0%で、その後、6月下旬まで1%台から2%台で推移していましたが、ここ最近は上昇傾向が続いています。
 さらに、感染が確認される人が若い世代だけでなく、徐々に中高年に広がっていることも懸念されています。
 7月に入って15日までの2週間余りで感染が確認された人を年代別にみると、50歳代が130人、60歳代が70人、70歳代が37人、80歳代以上が32人。
 6月1カ月と比べると、50歳代はすでに2倍近くに増えているほか、60歳代も1・5倍以上に増えています。
 また、70歳代はすでに6月1カ月の合計とほぼ同じ数になっているほか、80歳代以上では、6月1カ月の合計をすでに3人上回っています。
 東京都を中心に感染拡大が続いている状況について、感染症に詳しい愛知医科大学の三鴨廣繁教授は、「検査数が増加したことで新たな感染者の数が増えてきているということは事実だと思う。しかし、感染者がこれだけのペースで増えれば入院患者や重症の患者も当然増えていき、次第に医療体制を圧迫するようになってしまう。医療者の立場としてはこの点を非常に懸念している」と話しました。
 その上で今後の感染の広がりについて、「今は若い世代が中心だが、40歳代から50歳代の患者も増えてきている。この世代は高齢者との接触機会も多く、感染が重症化リスクが高い世代へと広がっていくことを警戒している。また、地域的にも東京やその近郊だけでなく、大阪や愛知など全国に広がりつつあるのが懸念される」と指摘しました。
 また対策として、三鴨教授は、「第1波の経験から、一人一人が3つの密を避け、手洗いや消毒を徹底することである程度リスクを下げられることがわかってきている。もう一度こうした基本的な感染対策の徹底に立ち返らなければならない。感染が広がってしまえばそれを止めることは難しい。今、速やかに対策を取ることが非常に重要だ」と話していました。

 2020年7月16日(木)

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