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■新型コロナウイルス、9日の国内感染者355人確認 300人以上は5月2日以来 [健康ダイジェスト]

 9日は東京都で224人、大阪府で30人、神奈川県で25人、千葉県で22人、埼玉県で22人、空港の検疫で5人など全国で合わせて355人の新型コロナウイルスへの感染が発表されました。感染者が300人に達するのは、5月2日以来です。
 東京都は9日、都内で新型コロナウイルスの感染者を新たに224人確認したと発表しました。200人を超えるのは206人を数えた4月17日以来で、都内の1日当たりの感染者数として過去最多。
 大阪府でも9日、緊急事態宣言の解除後では最多の30人の感染が確認されました。京都市では5人が判明し、京都府内での感染確認は15日連続となりました。
 首都圏や関西圏を中心に全国で355人の感染が確認され、再び感染が拡大しつつあります。
 大阪府は9日、小学生から60歳代までの男女30人が新型コロナウイルスに新たに感染し、うち21人が20~30歳代だったと発表しました。5月21日に政府の緊急事態宣言が解除されてから最多で、1日当たりで30人以上の感染が確認されるのは44人だった4月29日以来になりました。
 府は6月14日~7月8日に新たに陽性が確認された129人の分析結果も公表。18歳~30歳代が78%を占め、若い世代の感染が目立ちます。74人の感染経路不明者の行動歴を調べると、35%が夜の繁華街で働く店員や客だったことも判明しました。
 吉村洋文知事は府庁で記者団に対し、東京都と傾向が似ていると指摘。「若者の多くは無症状か軽症で医療ひっ迫迫にはつながっていないが、重症化しやすい高齢者に感染が広がる前に抑えたい」と述べ、夜の繁華街を利用する若者に感染予防の徹底を呼び掛けました。
 各自治体などによりますと、国内で感染が確認された人は累計で次のとおりです。( )内は9日の新たな感染者数です。
 東京都は7272人(224)、大阪府は1945人(30)、神奈川県は1651人(25)、埼玉県は1349人(22)、北海道は1283人(1)、千葉県は1056人(22)、福岡県は902人(4)、兵庫県は722人(2)、愛知県は532人、京都府は420人(5)、石川県は300人、富山県は230人(1)、茨城県は189人(1)、広島県は171人、岐阜県は162人(2)、群馬県は155人、沖縄県は145人(1)、福井県は122人、鹿児島県は124人(2)、滋賀県は104人、奈良県は102人(2)、宮城県は100人(1)、静岡県は93人(2)、栃木県は90人、新潟県は85人、福島県は82人、愛媛県は82人、長野県は77人、山梨県は75人、高知県は74人、山形県は71人、和歌山県は66人(2)、大分県は60人、熊本県は49人、佐賀県は47人、三重県は46人、山口県は37人、岡山県は28人、香川県は28人、青森県は28人(1)、島根県は24人、長崎県は19人、宮崎県は18人、秋田県は16人、徳島県は9人、鳥取県は4人です。
 このほか、空港の検疫で351人(5)、中国からのチャーター機で帰国した人と国の職員や検疫官などの感染は合わせて173人です。
 また、厚生労働省によりますと重症者は8日の時点で、国内で感染した人などが35人、クルーズ船の乗船者が1人の合わせて36人となっています。
 一方、症状が改善して退院した人などは、国内で感染した人が1万7331人、クルーズ船の乗客・乗員が658人の合わせて1万7989人となっています。
 また、7月5日には速報値で1日に4580件のPCR検査が行われました。

 2020年7月9日(木)

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■東京都、新たに224人の新型コロナウイルス感染確認 1日当たり過去最多 [健康ダイジェスト]

 東京都は9日、都内で新たに0歳から80歳代の男女合わせて224人が、新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。都内で1日に確認される数としては、今年4月17日の206人を上回り、これまでで最も多くなりました。
 都内では8日、感染の確認が7日ぶりに100人を下回りましたが、1日で3ケタに戻り、これまでで最も多くなりました。
 224人のうち、最も多いのは20歳代の109人で、次に多い30歳代の60人と合わせると169人で、この2つの年代だけで全体のおよそ75%を占めています。
 また、224人のうち、120人はこれまでに感染が確認された人の濃厚接触者で、104人は今のところ感染経路がわかっていません。
 都によりますと、224人のうち74人はホストクラブやキャバクラ店、それにガールズバーなど近い距離での接待を伴い夜間、営業する飲食店の従業員や客で、このうち、新宿エリアが52人、池袋エリアが4人だということです。
 このほか、家庭内の感染が20人、友人や職場の同僚との飲み会を通じての感染が14人いるほか、同じ保育園で5人の園児の感染がわかったケースなどがあるということです。
 また、224人の中には重症の人はおらず、症状のない人は24人だということです。
 これで都内で感染が確認されたのは、合わせて7272人になりました。一方、9日に都内で死亡が確認された人は、いませんでした。
 東京都の小池百合子知事は、都の新型コロナウイルスの対策本部会議で、9日都内でこれまでで最も多い224人の感染を新たに確認したと明らかにしました。
 その上で、「年代別では、20歳代、30歳代の方々が75%を占めている。感染経路別では、いわゆる『夜の街関連』が一定数を占めている」と説明。
 そして、「さらに最近では、接待を伴う飲食店だけではなく、若年層の友人同士のパーティーや会食による感染もみられている。新規陽性者の増加は、PCR検査の件数が3400件に上る中での224人の陽性者であり、検査の増加が影響していると考えられるが、感染者数の動向についてはさらなる警戒が必要だ」と述べました。
 また、小池知事は記者団に対し、検査数の増加が陽性者の増加につながったという見方を示した上で、「専門家や臨床の現場にいる先生方からは『ただ検査が増えただけではない。より注意が必要だ』という分析をしていただいた」と述べました。
 その上で、9日の224人のうち30歳代以下が80%余りで、若い人の感染が多い傾向に変わりがないとして、「既往症の方や高齢者に感染させないかを考えた取り組みを行っていく。そのことが東京都にとって必要だということを認識し、対応していきたい」と述べました。
 また、「東京都は検査体制を1日1万件に増やすための対策を今回の補正予算にも盛り込んでいる。国としても1日に2万件の検査体制を敷いていくと伺っているので、陽性者数だけをみると、これからも増えていく可能性がある」と述べました。
 そして、「昨日の時点では都内で重症者が6人にとどまっている。この2週間、死亡例はない。医療体制をしっかり守っていくことが都民の安心につながる」と述べました。
 東京都内でPCR検査を受けた人の数は、日によってばらつきがあるものの、増加傾向が続いています。
 東京都によりますと、緊急事態宣言が解除された5月25日に都内でPCR検査を受けた人は920人でしたが、6月12日には2118人と、初めて2000人を超えました。
 7月3日には過去最多の2715人に上り、9日午前の時点でまとまっている最新のものは7日の人数で、1857人となっています。
 また、検査を受けた人のうち感染が確認された人の割合「陽性率」も、上昇しています。5月中旬以降は1%前後で推移してきましたが、6月に入ると2%前後となり、6月25日に3・1%、7月1日に4%、5日には5%と上昇が続いています。現時点でまとまっている最新の7日の陽性率は、5・8%に達しています。
 東京都内の入院患者の数は、5月に大幅に減少した後、ほぼ横ばいで推移していましたが6月下旬以降、再び増加し始めています。
 都によりますと、今の形で取りまとめを始めた5月12日に1413人だった入院患者は、6月20日には204人と最も少なくなりました。
 ところが、その後、再び増加し始めており、8日は444人となっています。これは、5月末ごろと同じ水準。
 一方、入院患者のうち、集中治療室や人工呼吸器での管理が必要な重症患者の数については、減少傾向が続いており、4月末には100人余りだったのが8日は6人になりました。
 これに対して、東京都は、新型コロナウイルスの入院患者を受け入れる病床としておよそ3000床を準備しておくことで医療機関と合意できており、このうちおよそ1000床はすでに患者を受け入れられる状態になっています。
 2020年7月9日(木)
東京都、新たに224人の新型コロナウイルス感染確認 1日当たり過去最多
 東京都は9日、都内で新たに0歳から80歳代の男女合わせて224人が、新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。都内で1日に確認される数としては、今年4月17日の206人を上回り、これまでで最も多くなりました。
 都内では8日、感染の確認が7日ぶりに100人を下回りましたが、1日で3ケタに戻り、これまでで最も多くなりました。
 224人のうち、最も多いのは20歳代の109人で、次に多い30歳代の60人と合わせると169人で、この2つの年代だけで全体のおよそ75%を占めています。
 また、224人のうち、120人はこれまでに感染が確認された人の濃厚接触者で、104人は今のところ感染経路がわかっていません。
 都によりますと、224人のうち74人はホストクラブやキャバクラ店、それにガールズバーなど近い距離での接待を伴い夜間、営業する飲食店の従業員や客で、このうち、新宿エリアが52人、池袋エリアが4人だということです。
 このほか、家庭内の感染が20人、友人や職場の同僚との飲み会を通じての感染が14人いるほか、同じ保育園で5人の園児の感染がわかったケースなどがあるということです。
 また、224人の中には重症の人はおらず、症状のない人は24人だということです。
 これで都内で感染が確認されたのは、合わせて7272人になりました。一方、9日に都内で死亡が確認された人は、いませんでした。
 東京都の小池百合子知事は、都の新型コロナウイルスの対策本部会議で、9日都内でこれまでで最も多い224人の感染を新たに確認したと明らかにしました。
 その上で、「年代別では、20歳代、30歳代の方々が75%を占めている。感染経路別では、いわゆる『夜の街関連』が一定数を占めている」と説明。
 そして、「さらに最近では、接待を伴う飲食店だけではなく、若年層の友人同士のパーティーや会食による感染もみられている。新規陽性者の増加は、PCR検査の件数が3400件に上る中での224人の陽性者であり、検査の増加が影響していると考えられるが、感染者数の動向についてはさらなる警戒が必要だ」と述べました。
 また、小池知事は記者団に対し、検査数の増加が陽性者の増加につながったという見方を示した上で、「専門家や臨床の現場にいる先生方からは『ただ検査が増えただけではない。より注意が必要だ』という分析をしていただいた」と述べました。
 その上で、9日の224人のうち30歳代以下が80%余りで、若い人の感染が多い傾向に変わりがないとして、「既往症の方や高齢者に感染させないかを考えた取り組みを行っていく。そのことが東京都にとって必要だということを認識し、対応していきたい」と述べました。
 また、「東京都は検査体制を1日1万件に増やすための対策を今回の補正予算にも盛り込んでいる。国としても1日に2万件の検査体制を敷いていくと伺っているので、陽性者数だけをみると、これからも増えていく可能性がある」と述べました。
 そして、「昨日の時点では都内で重症者が6人にとどまっている。この2週間、死亡例はない。医療体制をしっかり守っていくことが都民の安心につながる」と述べました。
 東京都内でPCR検査を受けた人の数は、日によってばらつきがあるものの、増加傾向が続いています。
 東京都によりますと、緊急事態宣言が解除された5月25日に都内でPCR検査を受けた人は920人でしたが、6月12日には2118人と、初めて2000人を超えました。
 7月3日には過去最多の2715人に上り、9日午前の時点でまとまっている最新のものは7日の人数で、1857人となっています。
 また、検査を受けた人のうち感染が確認された人の割合「陽性率」も、上昇しています。5月中旬以降は1%前後で推移してきましたが、6月に入ると2%前後となり、6月25日に3・1%、7月1日に4%、5日には5%と上昇が続いています。現時点でまとまっている最新の7日の陽性率は、5・8%に達しています。
 東京都内の入院患者の数は、5月に大幅に減少した後、ほぼ横ばいで推移していましたが6月下旬以降、再び増加し始めています。
 都によりますと、今の形で取りまとめを始めた5月12日に1413人だった入院患者は、6月20日には204人と最も少なくなりました。
 ところが、その後、再び増加し始めており、8日は444人となっています。これは、5月末ごろと同じ水準。
 一方、入院患者のうち、集中治療室や人工呼吸器での管理が必要な重症患者の数については、減少傾向が続いており、4月末には100人余りだったのが8日は6人になりました。
 これに対して、東京都は、新型コロナウイルスの入院患者を受け入れる病床としておよそ3000床を準備しておくことで医療機関と合意できており、このうちおよそ1000床はすでに患者を受け入れられる状態になっています。
 2020年7月9日(木)
東京都、新たに224人の新型コロナウイルス感染確認 1日当たり過去最多
 東京都は9日、都内で新たに0歳から80歳代の男女合わせて224人が、新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。都内で1日に確認される数としては、今年4月17日の206人を上回り、これまでで最も多くなりました。
 都内では8日、感染の確認が7日ぶりに100人を下回りましたが、1日で3ケタに戻り、これまでで最も多くなりました。
 224人のうち、最も多いのは20歳代の109人で、次に多い30歳代の60人と合わせると169人で、この2つの年代だけで全体のおよそ75%を占めています。
 また、224人のうち、120人はこれまでに感染が確認された人の濃厚接触者で、104人は今のところ感染経路がわかっていません。
 都によりますと、224人のうち74人はホストクラブやキャバクラ店、それにガールズバーなど近い距離での接待を伴い夜間、営業する飲食店の従業員や客で、このうち、新宿エリアが52人、池袋エリアが4人だということです。
 このほか、家庭内の感染が20人、友人や職場の同僚との飲み会を通じての感染が14人いるほか、同じ保育園で5人の園児の感染がわかったケースなどがあるということです。
 また、224人の中には重症の人はおらず、症状のない人は24人だということです。
 これで都内で感染が確認されたのは、合わせて7272人になりました。一方、9日に都内で死亡が確認された人は、いませんでした。
 東京都の小池百合子知事は、都の新型コロナウイルスの対策本部会議で、9日都内でこれまでで最も多い224人の感染を新たに確認したと明らかにしました。
 その上で、「年代別では、20歳代、30歳代の方々が75%を占めている。感染経路別では、いわゆる『夜の街関連』が一定数を占めている」と説明。
 そして、「さらに最近では、接待を伴う飲食店だけではなく、若年層の友人同士のパーティーや会食による感染もみられている。新規陽性者の増加は、PCR検査の件数が3400件に上る中での224人の陽性者であり、検査の増加が影響していると考えられるが、感染者数の動向についてはさらなる警戒が必要だ」と述べました。
 また、小池知事は記者団に対し、検査数の増加が陽性者の増加につながったという見方を示した上で、「専門家や臨床の現場にいる先生方からは『ただ検査が増えただけではない。より注意が必要だ』という分析をしていただいた」と述べました。
 その上で、9日の224人のうち30歳代以下が80%余りで、若い人の感染が多い傾向に変わりがないとして、「既往症の方や高齢者に感染させないかを考えた取り組みを行っていく。そのことが東京都にとって必要だということを認識し、対応していきたい」と述べました。
 また、「東京都は検査体制を1日1万件に増やすための対策を今回の補正予算にも盛り込んでいる。国としても1日に2万件の検査体制を敷いていくと伺っているので、陽性者数だけをみると、これからも増えていく可能性がある」と述べました。
 そして、「昨日の時点では都内で重症者が6人にとどまっている。この2週間、死亡例はない。医療体制をしっかり守っていくことが都民の安心につながる」と述べました。
 東京都内でPCR検査を受けた人の数は、日によってばらつきがあるものの、増加傾向が続いています。
 東京都によりますと、緊急事態宣言が解除された5月25日に都内でPCR検査を受けた人は920人でしたが、6月12日には2118人と、初めて2000人を超えました。
 7月3日には過去最多の2715人に上り、9日午前の時点でまとまっている最新のものは7日の人数で、1857人となっています。
 また、検査を受けた人のうち感染が確認された人の割合「陽性率」も、上昇しています。5月中旬以降は1%前後で推移してきましたが、6月に入ると2%前後となり、6月25日に3・1%、7月1日に4%、5日には5%と上昇が続いています。現時点でまとまっている最新の7日の陽性率は、5・8%に達しています。
 東京都内の入院患者の数は、5月に大幅に減少した後、ほぼ横ばいで推移していましたが6月下旬以降、再び増加し始めています。
 都によりますと、今の形で取りまとめを始めた5月12日に1413人だった入院患者は、6月20日には204人と最も少なくなりました。
 ところが、その後、再び増加し始めており、8日は444人となっています。これは、5月末ごろと同じ水準。
 一方、入院患者のうち、集中治療室や人工呼吸器での管理が必要な重症患者の数については、減少傾向が続いており、4月末には100人余りだったのが8日は6人になりました。
 これに対して、東京都は、新型コロナウイルスの入院患者を受け入れる病床としておよそ3000床を準備しておくことで医療機関と合意できており、このうちおよそ1000床はすでに患者を受け入れられる状態になっています。
 2020年7月9日(木)
東京都、新たに224人の新型コロナウイルス感染確認 1日当たり過去最多
 東京都は9日、都内で新たに0歳から80歳代の男女合わせて224人が、新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。都内で1日に確認される数としては、今年4月17日の206人を上回り、これまでで最も多くなりました。
 都内では8日、感染の確認が7日ぶりに100人を下回りましたが、1日で3ケタに戻り、これまでで最も多くなりました。
 224人のうち、最も多いのは20歳代の109人で、次に多い30歳代の60人と合わせると169人で、この2つの年代だけで全体のおよそ75%を占めています。
 また、224人のうち、120人はこれまでに感染が確認された人の濃厚接触者で、104人は今のところ感染経路がわかっていません。
 都によりますと、224人のうち74人はホストクラブやキャバクラ店、それにガールズバーなど近い距離での接待を伴い夜間、営業する飲食店の従業員や客で、このうち、新宿エリアが52人、池袋エリアが4人だということです。
 このほか、家庭内の感染が20人、友人や職場の同僚との飲み会を通じての感染が14人いるほか、同じ保育園で5人の園児の感染がわかったケースなどがあるということです。
 また、224人の中には重症の人はおらず、症状のない人は24人だということです。
 これで都内で感染が確認されたのは、合わせて7272人になりました。一方、9日に都内で死亡が確認された人は、いませんでした。
 東京都の小池百合子知事は、都の新型コロナウイルスの対策本部会議で、9日都内でこれまでで最も多い224人の感染を新たに確認したと明らかにしました。
 その上で、「年代別では、20歳代、30歳代の方々が75%を占めている。感染経路別では、いわゆる『夜の街関連』が一定数を占めている」と説明。
 そして、「さらに最近では、接待を伴う飲食店だけではなく、若年層の友人同士のパーティーや会食による感染もみられている。新規陽性者の増加は、PCR検査の件数が3400件に上る中での224人の陽性者であり、検査の増加が影響していると考えられるが、感染者数の動向についてはさらなる警戒が必要だ」と述べました。
 また、小池知事は記者団に対し、検査数の増加が陽性者の増加につながったという見方を示した上で、「専門家や臨床の現場にいる先生方からは『ただ検査が増えただけではない。より注意が必要だ』という分析をしていただいた」と述べました。
 その上で、9日の224人のうち30歳代以下が80%余りで、若い人の感染が多い傾向に変わりがないとして、「既往症の方や高齢者に感染させないかを考えた取り組みを行っていく。そのことが東京都にとって必要だということを認識し、対応していきたい」と述べました。
 また、「東京都は検査体制を1日1万件に増やすための対策を今回の補正予算にも盛り込んでいる。国としても1日に2万件の検査体制を敷いていくと伺っているので、陽性者数だけをみると、これからも増えていく可能性がある」と述べました。
 そして、「昨日の時点では都内で重症者が6人にとどまっている。この2週間、死亡例はない。医療体制をしっかり守っていくことが都民の安心につながる」と述べました。
 東京都内でPCR検査を受けた人の数は、日によってばらつきがあるものの、増加傾向が続いています。
 東京都によりますと、緊急事態宣言が解除された5月25日に都内でPCR検査を受けた人は920人でしたが、6月12日には2118人と、初めて2000人を超えました。
 7月3日には過去最多の2715人に上り、9日午前の時点でまとまっている最新のものは7日の人数で、1857人となっています。
 また、検査を受けた人のうち感染が確認された人の割合「陽性率」も、上昇しています。5月中旬以降は1%前後で推移してきましたが、6月に入ると2%前後となり、6月25日に3・1%、7月1日に4%、5日には5%と上昇が続いています。現時点でまとまっている最新の7日の陽性率は、5・8%に達しています。
 東京都内の入院患者の数は、5月に大幅に減少した後、ほぼ横ばいで推移していましたが6月下旬以降、再び増加し始めています。
 都によりますと、今の形で取りまとめを始めた5月12日に1413人だった入院患者は、6月20日には204人と最も少なくなりました。
 ところが、その後、再び増加し始めており、8日は444人となっています。これは、5月末ごろと同じ水準。
 一方、入院患者のうち、集中治療室や人工呼吸器での管理が必要な重症患者の数については、減少傾向が続いており、4月末には100人余りだったのが8日は6人になりました。
 これに対して、東京都は、新型コロナウイルスの入院患者を受け入れる病床としておよそ3000床を準備しておくことで医療機関と合意できており、このうちおよそ1000床はすでに患者を受け入れられる状態になっています。

 2020年7月9日(木)

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■世界の新型コロナウイルス感染者1189万人、死者54万人 アメリカの感染者300万人超に [健康ダイジェスト]

 アメリカのジョンズ・ホプキンス大学のまとめによりますと、新型コロナウイルスの感染が確認された人は、日本時間の9日午前3時の時点で世界全体で1189万2382人となっています。
 また、亡くなった人は、54万5485人となっています。
 このうち感染者が最も多いのはアメリカで、301万6515人と300万人を超えました。次いでブラジルが166万8589人、インドが74万2417人、ロシアが69万9749人、ペルーが30万9278人となっています。
 また、亡くなった人が最も多いのもアメリカで13万1666人。次いでブラジルが6万6741人、イギリスが4万4602人、イタリアが3万4914人、メキシコが3万2014人となっています。
 アメリカでは8日、新型コロナウイルスの感染者数が300万人を超えました。各州が制限を緩和して経済活動を再開させて以降、感染拡大に歯止めがかからない状況となっています。
 アメリカ国内での感染者の累計は、301万6515人と300万人を超えました。また、1日当たりの新たな感染者は、7日に6万21人となり、初めて6万人を超えました。
 アメリカの累計の感染者数は、6月10日に200万人を超えてから1カ月足らずでさらに100万人増え、感染の拡大に歯止めがかからない状況が続いています。
 アメリカでは、3月に東部ニューヨーク州、西部カリフォルニア州などで感染が急速に拡大したことから、ほぼ全土で外出や経済活動の制限が行われました。
 その後、南部や西部の州で、感染者が減少する傾向を示す前に経済活動の制限を緩和するところが相次ぎ、5月下旬に感染者は再び増加傾向に転じて、ここ1週間ほどは1日の感染者数がおよそ4万人から5万人という高い水準で推移しています。
 テキサス州やカリフォルニア州では、多い日で1日に1万人前後の感染者が確認され、フロリダ州ではこの2週間で、累計の感染者数が10万人から20万人と2倍に増えています。一方、一時は感染者数が突出していたニューヨーク州など北東部の州ではほぼ完全に収束しています。
 ドナルド・トランプ政権で感染対策に携わる、アンソニー・ファウチ博士は、早すぎる経済活動の再開が感染の再拡大につながったと繰り返し指摘し、早急に対策をとるよう訴えています。
 アメリカ政府の新型コロナウイルス対策タスクフォース(作業部会)が開いた記者会見で、マイク・ペンス副大統領は「現時点で、我々は3900万人以上のアメリカ人を検査した。このうち300万人以上が陽性反応を示し、130万人以上が回復した」と述べました。
 ドナルド・トランプ大統領は記者会見に先立つ8日朝、ツイッターで行った連続投稿で、今秋の学校再開を要求。アメリカの最高保健機関である疾病対策センター(CDC)を激しく非難しました。
 トランプ大統領は、「ドイツ、デンマーク、ノルウェー、スウェーデンなど多くの国々で、学校は問題なく開いている。民主党は11月の大統領選までにアメリカの学校が再開すれば政治的に不利になると考えているが、学校再開は子供や家族にとって大切だ。再開しなければ、補助金を打ち切る可能性もある!」と投稿。
 さらに、CDCが設定した学校再開のための指針に異議を唱え、CDCと「会うつもりだ!!!」とツイートしました。

 2020年7月9日(木)

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